【JAZZ】 寺井尚子＠名古屋ブルーノート

12月30日　＠名古屋ブルーノート
　寺井尚子（vln）
　北島直樹（p）
　中沢剛（ds）
　金子健（b）

約1年半ぶりの名古屋ブルーノート。

ブルーノートの入っているビルの書店は、
11月に閉店してしまい、廃墟の中にある状態。
しかし、ビルの改装されてファッションビルになるとか。
それに伴い、ブルーノートも2月上旬まで改装休業。

改装前、そして、07年フィナーレを飾るのが寺井尚子さん。
是非ともライブへという思いがあって、
今回は念願のライブでありました。

2ndの開場1h前にはお店に並んだおかげで、
ステージ目の前のテーブル席をゲット。ラッキーでした。

開演まで見ていると、かなりコアなファンがいるんですね。
他地区の方、1stと連続で見ている方がお見えでした。
また、市原ひかりさん同様に男性客も多かったです。

で、開演。メンバーはテーブルの間を通ってステージへ。
しかも自分の座った席の横を通られて。

2nd曲目
・ジェラシー
・マイ・フェイバリット・シングス
・ザ・マン・フー・インヴェンテッド・ジャズ
・スプリーン
・アマポーラ
・ビーバップ
・イン・ザ・センチメンタルムード
・トリステーザ
アンコール
・千の風になって
・？？
・？？②

こんなにノリのいいライブなんですか？　いつも？？

冒頭からミキサーへ激しくサインを送ります。その仕草がカッコイイ。
彼女は全身を小気味なく動かし、足はステップを踏み続ける。
曲の構成は、1月30日に発売される『小さな花～アマポーラ～』が中心。
ジャジーな中に、クラシックな雰囲気を醸し出します。

メンバーでは、北沢さんのピアノソロは激しさプレイに圧倒、
金子さんのベースソロも聴かせてくれます。
中でも、中沢剛さんのドラム。何ですかこれは？　
最近のジャズライブの中で、最強のドラムを聴いたように思います。

ラストのトリステーザでは、皆でラララの大合唱。
アンコールでは、『千の風になって』。
07年の代表曲『千の風になって』もジャズになるんですね。
もう1曲でエンドの予定が、予定外のアンコールをもう1曲。
このノリの良さは寺井さんも驚いてみえました。

兎に角、寺井さんの魂漲るプレイに拍手を送りたくなると共に、
CDでは見えない彼女の音楽への情熱がこれでもかと伝わってきました。

07年は数々のライブに出かけましたが、
素晴らしいライブで締めくくることができました。

※余談
1月発売のアルバムはゲットすると共に、
2月2日に小牧市であるライブも行ってみたいところであります。
それから、2月3日のテレビ東京系『ソロモン流』で特集されるそうですよ。