
日本最大の総合美術公募展・日展で活躍する県内作家が集う「第14回岡山日展会秀作展」が、
県天神山文化プラザで21日まで開催されている。
義妹のお通夜、葬儀が19日20日になり、見に行くには今日しかない。
喪に服さないとと思いながら、でも何としても見たくて行くことにした。
敬愛するNさんの作品が展示されているからだ。
彼女の日本画には、どの作品を見ても心が洗われるようにさわやかさを醸している。
今回の展示は「風のコネマラ」だ。なだらかな草原の丘陵に向かってくねりながら辿っていく一本の白い道。
風のささやきが聞こえるような繊細な表現。やっぱりNさんだと感動しながら眺めた。
日本画より洋画の作品が多かったが、私にとって、Nさんの日本画がどれよりも素敵に思えた。
書の大作も100点余り展示されている。書から遠ざかっている身には、少し重たい気持ちで拝見したが、
さすがに、見ごたえはあった。



