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抗体の活躍
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抗体は、B細胞が、司令官であるヘルパーT細胞の命令を受けて作るのでしたね。それでは、どうやって抗体を作り、外敵をやっつけるのでしょうか。次は、そのことについて見てみましょう。
1 B細胞が敵(抗原といいます)に近づいて調べます。
B細胞が侵入した敵(抗原)を見つけると、抗原に近づいて、何者なのか、これまでにも侵入したことはないかなど、表面の形をくわしく調べます。どうして、ジロジロと調べるのかというと、みんなの顔がちがっているように、抗原も他の抗原とは少しずつちがっているからです。ヒトの顔が目・口・鼻・耳などで区別できるように、抗原の違いも、表面についているものの形で区別できるのです。
一口にB細胞といっても、B細胞には ものすごくたくさんの種類があります。そして、B細胞の表面の形は、みんなちがっているのです。それは、過去に侵入した抗原の顔を正確に覚えているB細胞(これをメモリーB細胞といいます)がいっぱいいるのです。過去に侵入した抗原の顔かたちと同じものはないか、つまり、どのB細胞と抗原が一致するのかしらべるのです。
2 その抗原に対抗するための抗体を作る細胞が増えます。
B細胞が抗原とぴったり一致すると、抗原と結合し、その刺激で、あるいはヘルパーT細胞の働きで、その型のB細胞が増え始めます。こうしてできた細胞(プラズマ細胞といわれます)は、その抗原に対抗するための抗体を急速につくりだし、放出する役割があります。
3 抗体を大量に生産開始
外敵が侵入してまもなく、増えた細胞が抗体を大量に作ります。この抗体は、ある1つの抗原だけにくっつくようになっています。
こうしてできた抗体は、血液の流れで移動し、あちこちまわります。そして、抗原を見つけては、くっついてつかまえてしまいます。そうすると、抗原は活動ができなくなります。
4 次の侵入に備えて、メモリーB細胞として体内に残ります。
抗原を打ち破り体の免疫システムが勝利しました。もう必要のなくなった抗体を作り出していた細胞は、死んでしまいます。といっても、一部は「メモリーB細胞」として体の中にずっと残っています。
残っているメモリーB細胞は、敵の顔をしっかり記憶しています。次に同じ敵が攻めてきたときは、今回よりも素早く抗体を作り出せるようにするためなのです。
おたふくかぜなどのように、一度かかってしまったら、二度とかからない病気がありますね。それは、 たとえ菌が侵入しても、B細胞が覚えていますから、すぐに抗体が出て殺してしまうからなのですね。
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