宝画戯言(改) 後片付け
http://toriatama5.blog36.fc2.com/blog-entry-584.html
【 注意 】
通常更新復帰の初日だが、いきなりキツいテーマを書かせて頂く。
人によっては、気持ち悪くなるかもしれません。
「ウジ」や「ハエ」が嫌いな方は読まないで下さい。(好きな人はいないだろうけど…)
↓
↓
↓
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さて、夏真っ盛り。暑い日が続きますね。
死体の腐敗がいっそう進む季節となりましたが、いかがお過ごしですか?
今日のテーマは、 「特殊清掃」。
聞いた事が無い人が多いかもしれないが、文字通り「特殊な清掃」である。
では、何を清掃するのかというと、冒頭の挨拶で察しがつくだろうが、
「自殺」「孤独死」「事故死」「殺人」「焼死」「溺死」「飛び込み」などの現場から、「血」や「残された肉片」などを片付けるのである。
これらは警察がやってくれるものと思いきや、この「特殊清掃」を専門に請け負っている業者がある。
そしてもちろん、「特殊清掃」を生業としている人達がいるのである。
仕事とはいえ、よくもまあ耐えられるものである。尊敬に値する。
「殺人」「飛び込み」などの現場の特殊清掃は、まだマシらしい。
ヒドいのは、「自殺」「孤独死」したものの、何日も発見されずに「腐乱死体」になっていた場合である。
人間は死亡すると、夏季は4~5日、冬季でも7~10日ほどで腐乱が進む。
特に、温度が高くなる夏場の室内では、2日ほどで悪臭が漂い、4~5日でウジ虫が大量に発生する。
そのような室内の死臭・悪臭は通常の清掃では落ちないらしい。
また、人間の体の殆どは「タンパク質」「脂肪」「血液」「骨」「水分」で構成されている。
人間の「脂肪」や「血液」は、通常の清掃ではまず落ちない。
衣服についた血液が、普通の洗濯では落ちにくい事を考えてもらえれば分かりやすいだろう。
そして、「タンパク質」が分解され腐乱すると「腐敗液」が流れ出てくるらしい。
パックに入った肉や魚を腐らせてしまった時に、汁が溜まっているのを見た事がないだろうか?
専門家じゃないので詳しくは分からないが、その汁は「水分+腐敗液」なのだろう。
大抵は冷蔵庫内で腐らせるのだから臭いはそれほどでもないだろうが、直射日光に当てながら腐らせたものを想像してもらいたい。どれだけの悪臭か、想像できるだろう。
ま、私もそんな事やった事無いので、想像しか出来ないのだが。
で、人間の「腐敗液」というのが、それはそれはメチャクチャ臭いらしい。
うっかり素手でそれに触れようものなら、1週間は臭いが取れないそうである。
「殺人腐乱死体」などは最悪らしい。
死体の腐敗臭、腐敗液の臭いが室内に充満し、床は脂肪の腐敗脂と血液でヌルヌル。死体の傷口からはウジが大量発生し、ハエがブンブン飛び回る。
想像したくも無い地獄絵図である。夏場は悲惨なんだろうな…。
あと、これは都市伝説の類。
風呂場の浴槽内で孤独死した人が、死亡して数ヶ月後に発見された。
浴槽という密閉空間のため、臭いがもれにくく、発見が遅れたのである。
死体はすっかり分解されて、浴槽に「ゲル状」のモノが溜まっていたという。
で、浴槽の栓を抜いてその「ゲル」を下水に流す訳にもいかず、全部掃除機で吸い出したそうな。
ちょっと、眉唾な話ではある。
さて、この「特殊清掃」の仕事をしている人が書いているブログがある。
「特殊清掃」の業務内容についてはそちらを読んでもらえると良い。
何しろ「現場の声」だからね。
【特殊清掃「戦う男たち」】
登場するのが死臭、腐敗臭、腐敗液、ウジ虫、ハエなどなど。
内容はまさに「壮絶」の一言。
常に「死」と真正面から向き合っているだけあって、「死の尊厳」「生命」についての憧憬が深い。
その一方で、「死」に慣れてしまっているためか、感情的でもなく、淡々とした文調で書かれてある。
こういう、普通では知る事の出来ない業種の事を知る事が出来るのが、「職業ブログ」のいい所である。
このブログはまさに「職業ブログ」のお手本。素晴らしい「良ブログ」である。
「特殊清掃110番:特殊清掃撤去サービス」
「SCS 特殊清掃・ケアサービス」
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【 注意 】
通常更新復帰の初日だが、いきなりキツいテーマを書かせて頂く。
人によっては、気持ち悪くなるかもしれません。
「ウジ」や「ハエ」が嫌いな方は読まないで下さい。(好きな人はいないだろうけど…)
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さて、夏真っ盛り。暑い日が続きますね。
死体の腐敗がいっそう進む季節となりましたが、いかがお過ごしですか?
今日のテーマは、 「特殊清掃」。
聞いた事が無い人が多いかもしれないが、文字通り「特殊な清掃」である。
では、何を清掃するのかというと、冒頭の挨拶で察しがつくだろうが、
「自殺」「孤独死」「事故死」「殺人」「焼死」「溺死」「飛び込み」などの現場から、「血」や「残された肉片」などを片付けるのである。
これらは警察がやってくれるものと思いきや、この「特殊清掃」を専門に請け負っている業者がある。
そしてもちろん、「特殊清掃」を生業としている人達がいるのである。
仕事とはいえ、よくもまあ耐えられるものである。尊敬に値する。
「殺人」「飛び込み」などの現場の特殊清掃は、まだマシらしい。
ヒドいのは、「自殺」「孤独死」したものの、何日も発見されずに「腐乱死体」になっていた場合である。
人間は死亡すると、夏季は4~5日、冬季でも7~10日ほどで腐乱が進む。
特に、温度が高くなる夏場の室内では、2日ほどで悪臭が漂い、4~5日でウジ虫が大量に発生する。
そのような室内の死臭・悪臭は通常の清掃では落ちないらしい。
また、人間の体の殆どは「タンパク質」「脂肪」「血液」「骨」「水分」で構成されている。
人間の「脂肪」や「血液」は、通常の清掃ではまず落ちない。
衣服についた血液が、普通の洗濯では落ちにくい事を考えてもらえれば分かりやすいだろう。
そして、「タンパク質」が分解され腐乱すると「腐敗液」が流れ出てくるらしい。
パックに入った肉や魚を腐らせてしまった時に、汁が溜まっているのを見た事がないだろうか?
専門家じゃないので詳しくは分からないが、その汁は「水分+腐敗液」なのだろう。
大抵は冷蔵庫内で腐らせるのだから臭いはそれほどでもないだろうが、直射日光に当てながら腐らせたものを想像してもらいたい。どれだけの悪臭か、想像できるだろう。
ま、私もそんな事やった事無いので、想像しか出来ないのだが。
で、人間の「腐敗液」というのが、それはそれはメチャクチャ臭いらしい。
うっかり素手でそれに触れようものなら、1週間は臭いが取れないそうである。
「殺人腐乱死体」などは最悪らしい。
死体の腐敗臭、腐敗液の臭いが室内に充満し、床は脂肪の腐敗脂と血液でヌルヌル。死体の傷口からはウジが大量発生し、ハエがブンブン飛び回る。
想像したくも無い地獄絵図である。夏場は悲惨なんだろうな…。
あと、これは都市伝説の類。
風呂場の浴槽内で孤独死した人が、死亡して数ヶ月後に発見された。
浴槽という密閉空間のため、臭いがもれにくく、発見が遅れたのである。
死体はすっかり分解されて、浴槽に「ゲル状」のモノが溜まっていたという。
で、浴槽の栓を抜いてその「ゲル」を下水に流す訳にもいかず、全部掃除機で吸い出したそうな。
ちょっと、眉唾な話ではある。
さて、この「特殊清掃」の仕事をしている人が書いているブログがある。
「特殊清掃」の業務内容についてはそちらを読んでもらえると良い。
何しろ「現場の声」だからね。
【特殊清掃「戦う男たち」】
登場するのが死臭、腐敗臭、腐敗液、ウジ虫、ハエなどなど。
内容はまさに「壮絶」の一言。
常に「死」と真正面から向き合っているだけあって、「死の尊厳」「生命」についての憧憬が深い。
その一方で、「死」に慣れてしまっているためか、感情的でもなく、淡々とした文調で書かれてある。
こういう、普通では知る事の出来ない業種の事を知る事が出来るのが、「職業ブログ」のいい所である。
このブログはまさに「職業ブログ」のお手本。素晴らしい「良ブログ」である。
「特殊清掃110番:特殊清掃撤去サービス」
「SCS 特殊清掃・ケアサービス」