【music】
●Spirit on a Mission / MICHAEL SCHENKER'S TEMPLE OF ROCK(独盤)
ドゥギー参加の前作からわずか1年半振りの2作目。ドゥギーとマイケルのコンビネーションが前作以上に上手く作用した佳作。
●Condition Human / QUEENSRYCHE(米盤)
トッド加入による新生ライクの2作目。トッドのvoは改めていうがジェフそっくりで完璧。あとは曲だけだが、ジェフ後期と比べたら今でも十分及第点は与えられる。
【book】
●リカーシブル / 米澤穂信(2015 新潮文庫)
2013年作の文庫化。ここ数年、”米澤ブーム”が続いているが、個人的には過大評価であり、がっかりさせられる作品が多い。過疎化の進む町の生まれ変わり伝承と高速道路誘致運動の暗部が閉塞した町の気色悪さを引き出している。
●鵟の巣 / 逢坂剛(2005 集英社文庫)
2002年作の文庫化。百舌シリーズ第5弾、だが百舌は出てこない。今年13振りに発表されたシリーズ最新作は?
●その女アレックス / ピエール・ルメートル(2014 文春文庫)
『このミス』をはじめ、2014年の海外部門を完全制覇。