2008年4月

【RONNIE JAMES DIO】
HEAVEN AND HELLのツアースケジュールが発表された。８月から始まる北米ツアーはプリーストらと廻るようだ。ニューアルバムの情報はまだ無い。

【MUSIC (OFFICIAL)】

●WHITESNAKE/GOOD TO BE BAD(米盤2CD)
ダグ主導によるギター満載のアルバムで、これまでで最もヘヴィなアルバムではないか。シンプルでブルージーな作風で、これに勝利の方程式ともいえるバラードが組み込まれている。極上のバラードでかつてのデイヴィットのいい声が聴けないのが悲しい。

●DEF LEPPARD/SONGS FROM THE SPARKLE LOUNGE(米盤）
ここ数作の路線をさらにポップ化を進めた、コマーシャルの極み。決して卑下しているのではなく、これが彼らに出来る最善策であり、佳曲満載のアルバム。全米ビルボード初登場５位。

【BOOK】

●赤い指/東野圭吾(講談社 2006）
引きこもりの息子と妻と痴呆の母親の４人家族。幼女を誘い出し、自宅で殺害した息子とそれを庇う妻と認知症の母。男がとった行動は想像できるだろう。ラストは泣ける。

●楽園/宮部みゆき(文藝春秋 2007)
『模倣犯』から９年、あのフリーライターの前畑滋子が登場する、続編とも言える作品。

●オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎（新潮文庫 2003)
処女作で新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。鎖国された島に、未来が見えて喋れるカカシと超現実的な設定で想像力溢れるストーリー。伊坂は天才だ。2000年作の文庫化。