日本のロック史上最悪の1名の死者が出た、1978年のレインボーの札幌公演の異なる2つのソースを収録。ディスク1&2のテイクは安定した音質で、コンサートの途中で中断し、運営スタッフから観客に冷静になるよう呼びかけるアナウンスがハッキリ聴ける。また、ディスク3&4のテイクは音質が不安定ながらもオーディエンスの熱狂的な盛り上がりと怒号を捕らえた生々しい記録物となっている。悲劇の会場となった中島スポーツセンターは豊平公園における北海道立総合体育センター「きたえーる」の開館に伴い2000年に閉鎖された(まだ解体されていないはず)。(RISING ARROW 4CDR)
Disc 1:
1.Over The Rainbow 2.Kill The King 3.Mistreated 4.16th Century Greensleeves 5.Long Live Rock 'n' Roll 6.Lazy/Man On The Silver Mountain 7.Blues 8.Announcement
Disc 2:
1.Catch The Rainbow 2.Starstruck/Night People/Man On The Silver Mountain 3.Keyboard Intro 4.Still I'm Sad 5.Beethoven 9th 6.David Stone Solo 7.Cozy Powell Solo 1812 Overture 8.Still I'm Sad (Reprise)
Disc 3:
1.Over The Rainbow 2.Kill The King 3.Mistreated 4.16th Century Greensleeves 5.Long Live Rock 'n' Roll 6.Lazy/Man On The Silver Mountain 7.Blues 8.Announcement 9.Catch The Rainbow 10.Starstruck
Disc 4:
1.Keyboard Intro 2.Still I'm Sad 3.Beethoven 9th 4.David Stone Solo 5.Cozy Powell Solo feat. 1812 Overture 6.Still I'm Sad (Reprise) 7.Do You Close Your Eyes 8.Over The Rainbow
以下、メーカーインフォより。
『1978年1月27日に行われた悲劇の札幌公演を2種のオーディエンス・マスターより収録したプレスCDが登場です。既発「Misconduct」「An Act Of God」の大元マスターテープを使用。ディスク1&2のテイクは、この日のコンサートを収録した音源としては最良のもので、既発「Misconduct」とは比較にならない程にクリアーで素晴らしいサウンドで収録されておりマニアの驚きを誘うでしょう。既発で目立ったヒスノイズは殆ど問題なく、ジェネレーションの違いを見せ付けます。非常に遅かったピッチの問題も当然のことながら解消されており、まるで別物のような優れた音質でライブを堪能することができます。観客の声があまりに生々しい「An Act Of God」の音源とは対称的に非常に客観的にこの日のライブを聴く事ができます。また中盤のスタッフの日本語アナウンスがここまでクリアーに聴けるのは初めてです。ディスク3&4は「An Act Of God」のリマスター前のテープを使用したため、より自然な音像で収録されているのが特徴です。まずディスク1&2テイク。イントロのOver The Rainbowのエンディングを1分30秒と異様に長く演奏しており、観客の興奮を誘います。この日のロニーの歌声は皮肉にも絶好調で、冒頭のKill The Kingから信じられないくらいに素晴らしいボーカルを聴かせてくれます。逆にリッチーは張り切りすぎて、ギターソロでテンポが合わず途中で弾きなおしたりします。1曲終わって、場内の騒然とした雰囲気に気圧されたのかロニーのMCも短めで、すぐにMistreatedに入ります。イントロのリッチーのギターも素晴らしいですが、特に中間部のソロが強烈で、聴いたことない程にオリジナルで、まさに圧巻の魔術的なプレイを聴くことができます。続くリッチーのグリーンスリーブスのイントロはちょっと元気が無い感じに聞こえます。(*同曲2:19でマスターに起因する音切れがあります。)ソロも若干まとまりが無い感じになっています。Long Live Rock 'n' Roll中間でのロニーと観客との掛け合いはコンパクトながらいつもと変わらぬ迫力に満ちたものです。間髪を入れてスタートしたLazyイントロは短めですが迫力あるプレイを聴くことができます。Man On The Silver Mountainに続くBluesでは、ベースソロを挟んでリッチーが軽くアドリブプレイを行いますが、その演奏を遮るように登場した日本人スタッフがかなり長いアナウンスを行います。一生懸命、観客に注意を促すスタッフの言葉を、クリアーに聴けるのはこのテイクだけです。中断後は、全体をクールダウンさせるかのようにリッチーが一人でバッハをモチーフにしたクラシカルなプレイを聞かせます。17分に及ぶ熱演のCatch The Rainbowに続いては、本来Bluesに繋げるStarstruck/Night People/Man On The Silver Mountainを演奏するという非常に珍しい演奏を聴くことができます。(おそらくこのときだけのアレンジです。)この時のCatch The Rainbowは絶品の演奏を聴くことができます。前半の混乱を挽回しようとはりきった結果なのか、Still I'm Sadも圧倒的に素晴らしく、この日はショウ後半が非常に良いライブだったことが判ります。コージーのドラムソロもいつも通り最高のものを聴くことができます。変わってディスク3&4テイク。よりステージに近いところから録音されたようでこちらはよりダイレクトな音像です。音がだんごのときとそうでないときとの差があり、パートによってかなり印象が異なります。冒頭から凄まじい罵声にぎょっとします。尋常ではない状況であったことが良く分かる音源とも言えます。かなり音像が変化しますので、ディスク1&2のように安定感はありませんが、非常にリアルな雰囲気を感じることが出来る高音質音源です。Long Live Rock 'n' Rollで「新曲だ!新曲!」とエキサイトする声やMan On The Silver Mountainで歌詞は勿論、リフごと歌う観客は純粋に熱いです。特にLong Live Rock 'n' Rollでのさびの掛け合いは熱気に溢れていて素晴らしい瞬間を聞くことができます。Bluesは素晴らしい音質で収録。また、関係者のアナウンスから若干の時間をおいて、リッチーのソロからスタートするCatch The Rainbowまでをノンカットで聴けるのは本音源だけです。 ただし、Starstruck がスタートしてテープが切れてしまうので、その後のMan On The Silver Mountainエンディングは未収です。凄いのはディスク2でStill I'm Sadから本当に素晴らしいサウンドで記録されています。前述の通り、この日のコンサート後半は凄まじいプレイを聴けるのでここは聴き応えがあります。コージーのドラムソロも迫力あるサウンドで収録されています。かなり長いアンコールを求める手拍子の後に、場の熱狂を沈めるように、シリアスなムードでリッチーがひとしきりギターイントロをプレイします(約2分40秒)。これとラストのDo You Close Your Eyesはこのテイクにしか収録されていません。後半では、リッチーのワイルドなプレイも飛び出します。この曲は最大の聴き所といっても良いでしょう。』
Disc 1:
1.Over The Rainbow 2.Kill The King 3.Mistreated 4.16th Century Greensleeves 5.Long Live Rock 'n' Roll 6.Lazy/Man On The Silver Mountain 7.Blues 8.Announcement
Disc 2:
1.Catch The Rainbow 2.Starstruck/Night People/Man On The Silver Mountain 3.Keyboard Intro 4.Still I'm Sad 5.Beethoven 9th 6.David Stone Solo 7.Cozy Powell Solo 1812 Overture 8.Still I'm Sad (Reprise)
Disc 3:
1.Over The Rainbow 2.Kill The King 3.Mistreated 4.16th Century Greensleeves 5.Long Live Rock 'n' Roll 6.Lazy/Man On The Silver Mountain 7.Blues 8.Announcement 9.Catch The Rainbow 10.Starstruck
Disc 4:
1.Keyboard Intro 2.Still I'm Sad 3.Beethoven 9th 4.David Stone Solo 5.Cozy Powell Solo feat. 1812 Overture 6.Still I'm Sad (Reprise) 7.Do You Close Your Eyes 8.Over The Rainbow
以下、メーカーインフォより。
『1978年1月27日に行われた悲劇の札幌公演を2種のオーディエンス・マスターより収録したプレスCDが登場です。既発「Misconduct」「An Act Of God」の大元マスターテープを使用。ディスク1&2のテイクは、この日のコンサートを収録した音源としては最良のもので、既発「Misconduct」とは比較にならない程にクリアーで素晴らしいサウンドで収録されておりマニアの驚きを誘うでしょう。既発で目立ったヒスノイズは殆ど問題なく、ジェネレーションの違いを見せ付けます。非常に遅かったピッチの問題も当然のことながら解消されており、まるで別物のような優れた音質でライブを堪能することができます。観客の声があまりに生々しい「An Act Of God」の音源とは対称的に非常に客観的にこの日のライブを聴く事ができます。また中盤のスタッフの日本語アナウンスがここまでクリアーに聴けるのは初めてです。ディスク3&4は「An Act Of God」のリマスター前のテープを使用したため、より自然な音像で収録されているのが特徴です。まずディスク1&2テイク。イントロのOver The Rainbowのエンディングを1分30秒と異様に長く演奏しており、観客の興奮を誘います。この日のロニーの歌声は皮肉にも絶好調で、冒頭のKill The Kingから信じられないくらいに素晴らしいボーカルを聴かせてくれます。逆にリッチーは張り切りすぎて、ギターソロでテンポが合わず途中で弾きなおしたりします。1曲終わって、場内の騒然とした雰囲気に気圧されたのかロニーのMCも短めで、すぐにMistreatedに入ります。イントロのリッチーのギターも素晴らしいですが、特に中間部のソロが強烈で、聴いたことない程にオリジナルで、まさに圧巻の魔術的なプレイを聴くことができます。続くリッチーのグリーンスリーブスのイントロはちょっと元気が無い感じに聞こえます。(*同曲2:19でマスターに起因する音切れがあります。)ソロも若干まとまりが無い感じになっています。Long Live Rock 'n' Roll中間でのロニーと観客との掛け合いはコンパクトながらいつもと変わらぬ迫力に満ちたものです。間髪を入れてスタートしたLazyイントロは短めですが迫力あるプレイを聴くことができます。Man On The Silver Mountainに続くBluesでは、ベースソロを挟んでリッチーが軽くアドリブプレイを行いますが、その演奏を遮るように登場した日本人スタッフがかなり長いアナウンスを行います。一生懸命、観客に注意を促すスタッフの言葉を、クリアーに聴けるのはこのテイクだけです。中断後は、全体をクールダウンさせるかのようにリッチーが一人でバッハをモチーフにしたクラシカルなプレイを聞かせます。17分に及ぶ熱演のCatch The Rainbowに続いては、本来Bluesに繋げるStarstruck/Night People/Man On The Silver Mountainを演奏するという非常に珍しい演奏を聴くことができます。(おそらくこのときだけのアレンジです。)この時のCatch The Rainbowは絶品の演奏を聴くことができます。前半の混乱を挽回しようとはりきった結果なのか、Still I'm Sadも圧倒的に素晴らしく、この日はショウ後半が非常に良いライブだったことが判ります。コージーのドラムソロもいつも通り最高のものを聴くことができます。変わってディスク3&4テイク。よりステージに近いところから録音されたようでこちらはよりダイレクトな音像です。音がだんごのときとそうでないときとの差があり、パートによってかなり印象が異なります。冒頭から凄まじい罵声にぎょっとします。尋常ではない状況であったことが良く分かる音源とも言えます。かなり音像が変化しますので、ディスク1&2のように安定感はありませんが、非常にリアルな雰囲気を感じることが出来る高音質音源です。Long Live Rock 'n' Rollで「新曲だ!新曲!」とエキサイトする声やMan On The Silver Mountainで歌詞は勿論、リフごと歌う観客は純粋に熱いです。特にLong Live Rock 'n' Rollでのさびの掛け合いは熱気に溢れていて素晴らしい瞬間を聞くことができます。Bluesは素晴らしい音質で収録。また、関係者のアナウンスから若干の時間をおいて、リッチーのソロからスタートするCatch The Rainbowまでをノンカットで聴けるのは本音源だけです。 ただし、Starstruck がスタートしてテープが切れてしまうので、その後のMan On The Silver Mountainエンディングは未収です。凄いのはディスク2でStill I'm Sadから本当に素晴らしいサウンドで記録されています。前述の通り、この日のコンサート後半は凄まじいプレイを聴けるのでここは聴き応えがあります。コージーのドラムソロも迫力あるサウンドで収録されています。かなり長いアンコールを求める手拍子の後に、場の熱狂を沈めるように、シリアスなムードでリッチーがひとしきりギターイントロをプレイします(約2分40秒)。これとラストのDo You Close Your Eyesはこのテイクにしか収録されていません。後半では、リッチーのワイルドなプレイも飛び出します。この曲は最大の聴き所といっても良いでしょう。』