日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

鬼首に行って来ました。

2013年12月20日 | 温泉とか
夜勤明け翌日の公休…

取れない疲れを癒すために温泉に行くことにしました。
鳴子には何度も行ったので、
すこし足を伸ばして鬼首や中山平などをネットで調べ…
「ホテルオニコウベ」に決めました
私の場合「行ってみたら掃除中で入浴出来なかった」とか、
「たまたま休みだった」なんてことが結構あるので、
今回は事前に電話連絡し、受付のお姉様から「今日のお風呂は午後3時から」
の確認をとりました。「こちらは雪なので、気をつけてお越しください」と言われました。

昼前に出発。鉛色の空から冷たい雨が降る…。
今回はBGMに何枚かCDを用意しました。
○Evening songs : Julian Lloyd Webber のチェロを中心に、
アルバムタイトルに違わぬ夕暮れを思わせる曲の玉手箱…。
○バッハの無伴奏チェロ組曲 : Yo-yo Ma
淡々としたドライブにはぴったりの演奏。
○チャイコフスキー ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲
ピアノはリヒテル、カラヤン指揮ウィーン響(ウィーンフィルではないよ)
ヴァイオリンはクレーメル、マゼール指揮ベルリン・フィル。
往年の名盤。単純にチャイコ好きな私には欠かせない。
車のナビは、新しいCDが入れられると勝手にリッピング&保存(つまり録音)するので、
一度録音すればいちいちCDを持っていかなくても済むのは便利。

時間的に余裕があるので、国道4号線を北上して、
古川市から国道47号線を西へ…おや?右手に「大崎ファーム」なる店を発見。
いつか入ってみようと思っていたのです…で、行ってみました。
普通の肉屋さんの店構えですが…地元産の豚肉や鶏肉を扱っているようです。
物色した挙句…ソーセージと、小ぶりなとんかつ1枚買いました。
とんかつはすぐに食べてみたのですが………文句なし。おいしいです。

鳴子で国道108号線にスイッチ。江合川を渡り、鬼首方面への坂を登っていると…
今までの雨が雪に変わって来ました。路面はシャーベット状。
どうやら除雪車が通った後らしいのですが、すぐに雪が積もってベシャベシャです。
案の定前に現れた除雪車をパスして更に進み…
勢い余って鬼首スキー場のリフト乗り場まで行ってしまいました。
目指すホテルはその手前。

ボタボタの雪降る中をエントランスへ…。
天井が低いのが、いかにも山中のホテルらしさを醸し出しています。
一階はスキー板を持ったまま着替えが出来るようになっているっぽい作りです。
フロントのお姉様は、今朝私からかけた問い合わせの電話に出てくれた方でした。
湯巡りチケットを3枚分を渡して、早速3階の風呂へ…。

…貸切状態です…浴室にも暖房が入っているらしく、
浴室なのに床が乾いていました。
露天はありませんが、大きな窓から外をゆったりと眺められます。
無色透明で、特に個性的なお湯ではありませんが、
ところどころにオリが付いているので、正しく温泉です。湯加減よろしい。

さすがに「リゾートホテル」だけあって、入浴施設とは設(しつら)えが違います
洗面器は木の桶だったのですが、なぜか全てに水が満たされていました。
多分乾燥してしまうと隙間ができて水漏れの元になってしまうので、
普段からそうしているのでしょう。
湯船の底の、最初に足が着く所には、なぜか波板が沈められ、固定されていました。
浴槽は木造りなのですが、ちょっと滑りやすい…なるほど滑り止めか…。
用意してあるボディーソープ、石鹸、シャンプー、リンスに至るまで、
日帰り温泉ではお目にかからない銘柄ばかり…
洗面所にはドライヤーは当たり前として、殺菌済みコーム、綿棒、ティッシュ、
ヘアリキッドにヘアトニックにスキンローション…フル装備といっていいでしょう。
コレで600円は安いと思えました。
カランの数は10。脱衣所の棚は18(それぞれ鍵付きの引き出しアリ)。
湯船も「大きい」とは言えません。設備も古さを隠しきれません。
しかし、掃除や手入れが行き届いている…。これは非常に大きいです
前途の様に、広々とした窓から降りしきる雪を眺めながらゆったりと湯に浸かりました。

いわゆる「温泉らしい温泉」って訳じゃありませんが、
リゾートホテルらしい、気配りの行き届いた温泉でした

追伸:ちなみに私は「うぃんたーすぽーつ」なるものは全くダメです
ええ、ほぼ100%です。小中学校の冬の体育の授業でスケートが必須だったから、
スケートだけは、なんとかコケずにリンクを一周することが出来るっていうレベルで、
(あれは屋内だからねぇ)わざわざ山に滑りに行くっていうのがわかりません。
雪の積もった道路の坂を長靴で駆け降りて、
勢いがついた所で「ずずーっ」と滑るのは大好きですが、
もちろん周りに誰もいないことをしっかり確認してからの実行です

温泉のほうが良いと思えるのは歳のせいではなく、性分です。きっと。

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