日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

日帰り鳴子!?

2013年12月14日 | 小さな旅日記
日帰りで鳴子に行って来ました。

寒くなってきたので、また温泉に行きたいなぁ~と思った時に最初に思い出すのは、
石巻市の道の駅「上品の郷」にある「双子の湯」と、
鳴子温泉の「早稲田桟敷湯」です。
今年の1月に鳴子温泉の湯巡りチケット買ったのですが、
それっきり鳴子へは行っていませんでした…
で、チケットに余りがあったので行って来ました。

なんだかこの時期、似たような記事を書いている気がするのですが…
ま、いいか。

どんよりと曇った空の下をドライブ。
BGMは、つのだたかしさんの「静かな音楽」又は「時々、静かに」です。
私にとっては温泉へのドライブミュージックとして、定番です。
急ぐ旅ではありません。例によって例のごとく、のんびりドライブ。
リュートの繊細な響きが車内を満たします。

鳴子の役場裏の駐車場に無事到着。
小雨降る中「早稲田桟敷湯」へ、トコトコと傘もささずに歩きました。
湯巡りチケットは、購入から1年間有効な「回数券」みたいで便利です。
受付にそれを渡し、早速浴室へ…。
平日の昼過ぎのなのですが、年配のお客様が多く、
私が入ったときは先客が7名…その内、話し込んでいるグループらしき方が4名。
仕事で地方を飛び回っていた方々らしく、様々な地名や名物の名詞が飛び交っていました。
ちと五月蝿いなぁ…などと思いつつ、これもまた一興。
一般的なスクエアな浴室と違って、
複雑な構造を持つ空間に響く話し声に耳を傾けては想像をふくらませつつ、
のんびりと湯を楽しみました。多様な残響を聴かせる空間は相変わらずです。

…さて、今回はコレに留まりません。
私が務めている会社の「温泉好き」によると、
鳴子に行って「滝の湯」に入らぬはモグリ也…
私は今まで何度も鳴子には行きましたが、「滝の湯」は入ったことはありません。
モグリとまで言われれば行かぬ訳にも参りますまい…とばかりに行きました
(本当は湯巡りチケットが、もう1枚だけ余っていたからだ…というのは公然の秘密です)
ネットで調べた通り、趣のある建物でしたが…。
これまた予想通りコンパクトな温泉でした…いやいや、コンパクトな浴室&湯船でした。
たまたまですが先客が多く…総勢(私含めて)8名、しかし…。
源泉かけ流しは情報に違わず熱めのお湯がドドドと勢い良く湯船に注がれていました。
打たせ湯はぬるめのお湯がトトトと注がれていました。
メインの湯船は、当然熱いので江戸っ子スタイル(!?)がお似合い。
パパッと入ってギュッと我慢してパッとあがる…ちょっと休憩して…繰り返し…。
熱いのでどうしてもそうなっちゃいます。

それにしても…鳴子温泉のお湯の多様性には驚かされます
ここは山形県の蔵王温泉に匹敵する酸性の温泉なのです。
桟敷湯は湯の花が舞い、硫黄臭漂う温泉。
幸雲確閣別館の、鉄っぽい温泉。
馬場温泉や中鉢さんの、アメリカンコーヒーっぽい色の温泉…。
私が知らないだけでまだまだあるはずです。

帰りには最寄りの餅店で「かま鬼」なる餅菓子をお土産に買いました
ごま、みたらし、くるみ…とありましたが、自分の好みで「くるみ」にしました。
夕食前の自宅に帰宅してそれを両親に渡すと…あれ?食事前に完食?
しかもまた私の分ナシ?(私が部屋着に着替えている内に食っちまったらしい)
それってどーゆーこと?…ま、毎度のことですけど何か?まったくもう…。

また鳴子に行かなくては…。

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