風にのせて のんびりと

風の流れにのって パチリ

秋の七草・・葛(クズ)

2006-09-29 | カキクケコの花
7種めの秋の七草・・遍照寺(へんしょうじ)のクズ・・このトンネルは葛のトンネルです・・どこにも葛が咲いていません・・あ~ぁ・・・力を落とす・・葛と撫子は咲いているか心配でした・・本堂の横に縁側でおみあげ品を売っています・・そこの方が親切に葛まだ咲いている所が有りますよ・・参道入り口の電信柱のあたり・・早速いってみると・・咲いていました・・でももうすぐ葛も終わりのようです・・ま・に・あ・っ・た・・ね~~・・ 葛(くず) Pueraria thunbergiana マメ科  根の貯蔵でんぷんはくず粉になり、茎の繊維で葛布(くずふ)を織ります。  漢方では、根を乾燥したものを葛根(かっこん)といい、発汗・解熱に用います。  昔、大和の国栖(くず、今の奈良県)の人がでんぷん(くず粉)を売りに来たので、この植物をくずとよぶようになったという説があります。  秋の七草の一つで、俳諧では、秋の季語です。  花言葉は、治療・芯の強さ・恋の溜息 . . . 本文を読む

秋の七草・・女郎花(おみなえし)

2006-09-26 | アイウエオの花
今日は秋の七草・・3つめ・・女郎花・・確か初夏にもブログに載せたな~~ 女郎花(おみなえし) Patrinia scabiosifolia ・・・ オミナエシ科オミナエシ属・・・  古くは万葉集の秋の七草に歌われ、「佳人部為」「美人部為」「娘子部西」「姫部志」「姫押」「女郎花」等と書かれ、いずれもオミナヘシとよんでいます。  方言では蒸し粟(むしあわ)・黄金花(こがねばな)・盆花(ぼんばな)等とも呼ばれています。  俳諧では、「女郎花」「おみなめし」「おみなべし」「粟花(あわばな)」「血目草(ちのめぐさ)」「竜牙(りゅうげ)」「黄花(こうげ)」等の名とともに秋の季語です。   花言葉は、永久・親切・美人・はかない恋 . . . 本文を読む

秋の七草・・藤袴(ふじばかま)

2006-09-25 | ハヒフヘホの花
昨日に同じく長瀞にある法善寺に咲いている藤袴・・野草の藤袴は今は貴重な花だそうです。 名前の由来は1房を逆さまにすると・・藤色の袴のようにみえるからだそうです。 藤袴(ふじばかま) Eupatorium japonicum ・・ キク科ヒヨドリバナ属・・     全草にクマリン誘導体を含み、もむと香気があるので漢名を蘭草といいます。  薬用としては利尿・通経・黄疸などに用い、浴用剤・芳香剤にも用います。・・   花言葉は、あの日を思い出す・遅延・躊躇 . . . 本文を読む

2006-09-22 | ハヒフヘホの花
今日と明日・・萩を載せて行きます・・・。萩(はぎ) Lespedeza マメ科ハギ属  属名は、アメリカフロリダ州知事だったV・M・デ・セスペデス(Cespedes)にちなみますが、誤植によりLespedezaとなったそうです。  別名、やまはぎ。  ハギは「生え芽(はえき)」の意味で、古株から芽を出すことから名付けられたそうです。  万葉集で歌われている草花の中では141首でTOPです。  俳諧では、「鹿鳴草(しかなぐさ)」「そとな草」などとともに秋の季語です。   花言葉は、思案・前向きな恋・想い・内気・物思い . . . 本文を読む

彼岸花・・・・曼珠沙華

2006-09-17 | ハヒフヘホの花
ようやくおわら風の盆も終わり・・秋の気配が・・もうすぐお彼岸ですね・・ 暑さ寒さも彼岸まで・・と言う事で・・彼岸花を4日間・・載せます・・本当は巾着田の彼岸花と思っていましたが・・巾着田のブログでは開花はまだのようで行こうとおもっていましたが・・近くの植物園で白い彼岸花が咲いていましたので・・ 白と赤を載せます。 彼岸花・石蒜(ひがんばな) Lycoris radiata ヒガンバナ科リコリス(ヒガンバナ)属  彼岸花は夏から秋にかけて、先ず花茎が伸びて花が咲き、それから葉が出てくるというおもしろい性質を持っています。古い時代に中国から渡来してきた植物です。  彼岸花以外に、曼珠沙華(マンジュシャゲ)・死人花シビトバナ(シニビトバナ)・幽霊花(ユウレイバナ)・ステゴバナ・テンガイバナ等と各地で色々な呼び名があるようです。あまりいい意味の名前がないのは、昔中国で、葉と花を同時につけないものを嫌う習慣があり、それが花とともに日本に伝わって来たからだそうです。  特に曼珠沙華という名は、赤い花を意味する梵語(赤い花が天から降る慶事の兆しという仏教の経典による)で、葉が出ないうちに先ず花を咲かせるという「先ず咲き」を仏教と結びつけ、法華経の「摩訶まんだらげ曼陀羅華まんじゅしゃげ曼珠沙華」から文字をあてたそうです。  英語では、spider lily(蜘蛛百合)と呼んでいます。     ヒガンバナは有毒植物で、ネズミなどの害を防ぐため、お墓の周りや、田圃の畔に植えられたそうです。アルカロイドの一種であるリコリンを含むので、食べると吐き気、下痢をおこします。ただし、薬草としての効果もあり、茎を乾燥し、すりおろしたものを患部に張り、肩こりや膝関節などの水腫れをとる事に利用されます。鎮咳作用もあるそうです。  デンプンの含量が高く、昔は水洗いして毒を除いてから食用としたそうです。中国から渡来した理由は、縄文時代に、飢饉の時に使う救慌植物だったからだと考えられています。  ヒガンバナはおしべの花粉に問題(3倍体)があるため、基本的に種子をつくりません。   花言葉は、悲しき思い出・恐怖・陽気な気分・再会 . . . 本文を読む