言葉の庭

徒然なるままに庭を眺めては、そこにある言葉を拾い集めている。

発声練習としての無声音

2020年07月26日 | 音楽

発声練習としての無声音
鼻濁音と同じくらい日本語をきれいにする要素が、無声音です。鼻濁音は知らなくても、普段そのような発音を自然としています。意識せずに使っています。ところが、読み聞かせというと、構えもすれば緊張もします。その中で使うとなると、間違った使い方が出ることがあります。
無声音も同じようなことが言えますが、知っておくと、練習のとき意識して言うことができます。そして、それが本番のときに役立つことになります。たとえば「切手」は、「きって」ですが、「っ」は発音しません。つまるため促音と呼ばれています。
促音ほど無声になりませんが、無声化する言葉を無声音といいます。日本語は母音と一体化することが多いので、英語のように無声音は少ないです。たとえば、「キツツキ」がそうです。無声化するのですから、発声の言葉が短くなります。短い時間で発音することになります。

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