空美風~私らしい言葉で~

二胡と歌の親子ユニット空美風のボーカル担当ひとみが綴るブログです。

夏が来る

2011-05-12 22:03:01 | ポエム

夏が来る

けだるさを抱え

この想いが

どこから生まれてくるのか

もう わかりたくもない

信じた心に霧がかかって

見えないまま

歩けというの?

生きろというの?

でも・・

夏は来る


夏が来る

空っぽな私に

途切れた絆

何度も縫ってはみたけど

もう 戻るはずもない

愛した心に鍵がかかって

虚しいまま

歩けというの?

生きろというの?

でも・・

夏は来る


信じた心に霧がかかって

見えないまま

歩けというの?

生きろというの?

でも・・

夏は来る

もう

夏が来る






どんなにせつなくても

どんなに苦しくても

季節は絶えず訪れる

新たな

香りや色を携えて・・


風香・・




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6 コメント

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夕美さんへ・・☆ (風香・・)
2011-05-13 09:41:41
夕美さん、おはようございます

一言一言が、とても貴重な言葉に思います。
夕美さんの経験を頂いて、この詩が生きてきました。

人は誰でも迷路の中を彷徨いながら、いつしか、
そこから抜ける光の扉を見出していくものと思いますが、
時には、その光に背を向け、自ら闇の中へと墜ちていく人もいらっしゃいます。
光りに向かって歩いて行くのか、
闇へと墜ちていくのかは、心次第なのですね・・

ひとりでも多くの方が、この光りを見出す術を見つけることができるよう、
影ながら祈っていたいです

夕美さんが向かわれた光りの扉には、
夕美さんの命を輝かせる恩恵に包まれ続けていることと思います

夕美さん
とても貴重な経験をお話してくださり、本当にありがとうございました
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抱える想い (夕美)
2011-05-13 02:38:51
こんばんは、風香さん
遅い時間に、ごめんなさい。

詩を読ませて頂いて・・・
私にも”けだるさを抱え”
そんな時がありました。
あれから随分の時が流れましたが、詩の中のように夏を迎える頃でした。
今想えば、傍にいてくれた人にも感謝も出来ず、ひとりで渦の中でもがいていたように
思えます。

”信じた心に霧がかかって
 見えないまま”
そういう状態の時って、
重く苦しいです・・・。
辛い状況の中でも、信じられる人や夢など、何か絶対的なものが自分の中であればいいのですが、すべてにおいて霧がかかってしまうと、何を信じて、どう歩けばいいのか分からなくなってしまいます。

でも、抱える想いは誰にでもあるので・・そういう時には、心の長旅も必要だと思います。
私も遠回りしてきました・・・。
今年の夏が辛くても、次の夏には違う想いで迎えようって、その為には旅も必要だと思います。

読ませて頂いて、ありがとう・・風香さん

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jinさんへ・・☆ (風香・・)
2011-05-12 23:25:53
jinさん、こんばんは

そんな記録を日本が持っているなんて・・
恥ずかしながら、初めて知りました

個人に厳しい社会・・本当にそう思います。
助け合うのは、いつも、弱いものばかり・・
この社会の現状に目を伏せている私達にも問題があるのでしょうか・・
優しさゆえの悲しみも背負っているような気がします。

今こそ、古き良き時代の心を見習いたいものです。

jinさん
とても貴重なご意見を、本当にありがとうございました
返信する
先進国中№1 (jin)
2011-05-12 23:11:04
風香さん こんばんは

自殺は気が重くなる話題ですね、特に日本は自殺率は先進国中№1と不名誉な記録持ってます。

原因はいろいろ有るんでしょうが、日本人は個々には優しい民族ですが、社会としては、
個人に厳しい社会ですね、大相撲の問題でも、米国なら過去は不問にして、今後ルール犯した
ら制裁するぞ。
これ昔の日本が持っていた筈だけどな~。
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独人さんへ・・☆ (風香・・)
2011-05-12 22:27:19
独人さん、こんばんは

実は、独人さんと同じ想いから、この詩を綴らせて頂きました。

彼女は、私の娘と同年代の若さです。
残されたご両親を想うと胸が痛みます。
とても可愛い娘さんの死を、どう理解すればいいというのでしょうか・・

閉じてしまえば再生することは出来ない尊い命。
だからこそ、もっともっと大切にしなければならないのだと思います。

大好きだった彼女のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

独人さん
貴重なご意見を、本当にありがとうございました
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風香さんへ (独人)
2011-05-12 22:09:20
この詩を読んで、今朝若くして自殺した、
芸能人のことを考えました。

あまりにも繊細すぎたのでしょうか
純粋すぎたのでしょうか

本人の心は本人でないと解りませんが
季節は必ず訪れる事に目をむける強さがあれば…
残念でした。
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