おばあちゃんの夢

りゅうちゃん・・

おばあちゃんね

とっても素敵な夢があるの

その為に

こうして詩を綴ってるよ

おばあちゃんの生きている証

一冊の本にして

あなたに残してあげたくて

鶴の恩返しみたいに

毎日　毎日

言葉を編んでいるんだ


あなたが生まれてきて

本当に嬉しくて

ずっと　ずっと傍にいて

見守って行きたい

だけどね

いつかは　おばあちゃんも星になる

だから

おばあちゃんなりに考えたの

あなたに残せるものは何かって・・


夢が叶ったら

ママに預けておくからね

大人になった時

りゅうちゃんのきょうだいと一緒に

ゆっくり開いてみてね


りゅうちゃん

生まれてきてくれてありがとう

おばあちゃん

本当に幸せだよ・・






私に出来ることは、雨の日も風の日も、何かを目標にし続けること・・
これは、子供の時から変わらない

十年間綴ったあなたへの手紙の時も、好きだった人への真心も、洗礼を受けた時も、
そして、今の夢も・・続けることが私の生きがいなんです　




　　風香・・