ROOKIESも第9話、いよいよ公式戦に向けてGO!
と思いきや、いきなり前途多難な展開に…。
昨夜はうっかり放送時間を忘れてリアルタイムでは見損ねたので、ちょっと遅れました。
といいつつ録画を1回見ただけの記憶で書いてますので、細かい記憶違いやセリフの憶え間違い、前後のシーンの入れ替わりなどはご容赦下さいませ。
もはや昔の野球部ではない。
練習試合では2勝1分け、まずまずの成果を上げ、公式戦に向けてやる気満々の二子玉川ナイン、良い感じです。
誰もがかつての自分たちとの決別を実感し、野球付けの日々にどっぷり浸かっている雰囲気がありありと伝わってきます。
そこで、御子柴の提案で二子玉川大明神にお参りする面々。
御子柴が用意したお賽銭は54円。
「甲子園(5・4・えん)か」という安仁屋の言葉に、全員が財布からお賽銭として54円を出す!
ところが、平塚だけが1円足りない。
「はい」とマネージャー塔子ちゃんに1円を渡された平塚の嬉しそうなこと!!
おいしいよ平塚。
そして、川藤先生は「必勝」のお守りを全員に渡す!
「まったこっぱずかしいことして」と言いつつ、まんざらではない若菜たち。
嬉しそうにお守りを握りしめる御子柴が何とも言えません。
このメンバーでどこまでも勝ち進みたい!という気持ちがにじみ出てます。
さて、それに水を差すかのように1年生がバットを使ってカツアゲ?
これを見つけた野球部員たち、新庄がバットを取り上げて「バットをおもちゃにすんじゃねえ」とすごみます。
どうやらこの金髪の1年生、新庄の中学の後輩のようです。
嬉しそうに声をかけてきますが、新庄はこれに反応せず。
そして、姿を現したのは…えーと上坂(字はあってるんですかね?)というカチューシャつけた1年生。
どうやら上坂は「全東京制覇」…ケンカで東京の悪の頂点に立ちたいらしい。
しかし安仁屋たちは上坂たちを相手にせず、夢を持てと軽くいなします。
野球部はすぐにキレるという評判だったという上坂、最近転校してきたんだそうです。
高校は入試があるんだから、高校1年生の1学期途中で転校なんてあり得ないでしょう、というツッコミはおいておきましょう。
目的は思う存分誰かとやり合うことらしい上坂は、相手にされなかったことで鬱憤を思い切りためてます。
相手にされなかった上坂は、野球部員を自分と同じ地点に引きずり下ろしたい衝動にとらわれ、これを実行することに…。
さて、地区予選の抽選会に行った御子柴と塔子ちゃんですが、「二子玉川学園」の声がかかった途端に会場がざわつき、御子柴は「永久追放にすればいい」「俺たちの甲子園を汚すな」とひどい言葉を浴びせられます。
そのころ、学校では登校した野球部員たちはめちゃめちゃにされたグランドを目の当たりにします。
何者かがグランドの備品を壊し、ゴミをまき散らしたのです。
驚きと怒りがこみ上げるナインの前に、上坂たち1年生が姿を見せます。
激昂する若菜、しかし、安仁屋はカバンを捨てるとゴミを拾い始めます。
「御子柴の奴、今頃…」と抽選会場にいる御子柴のことを話す安仁屋。
安仁屋の目には、上坂たちはまったく入っていない。
安仁屋が見ているのは、仲間たちとの夢であり、抽選会場で夢への一歩を踏み出そうとする御子柴であり、公式戦に出場する未来の自分たちの姿であって…決して上坂ではない。
ガキの相手は出来ないと言わんばかりの安仁屋に、他の部員たちもならいます。
黙って片付けにかかる野球部員たちに、上坂の挑発は通じません。
結局誰にも相手にされなかった上坂はますます鬱屈をため込むことに…。
抽選会場から戻った御子柴は、みんなに緒戦の相手が練習試合で敗れた用賀第一であることを告げます。
用賀第一といえば嫌味な副顧問…えーと国松でしたか、がいるところですね。
雪辱を誓うナインですが、もちろん誰一人負けるとは思っていません。
しかし、グランドがめちゃめちゃにされたことを知った御子柴、脳裏に抽選会場での暴言が響きます。
そこに現れる上坂たち、これに対していつになく御子柴が厳しい言葉で出て行くように言い放ちます。
御子柴の一歩も引かない強さ、そして上坂との緊張が一触即発になろうと言うときに、川藤先生が駆けつけます。
川藤先生、ここで上坂に夢を語りますが、上坂にきついパンチをくらってしまう!
川藤先生への暴力に騒然とするナイン、そして、慌てて引き上げる1年生たちですが、川藤先生は「言いパンチ持ってるなあ」と血まみれのままけろっと…。
いや、そういう人なんだと言うことを知っていても部員たちの呆れたようなホッとしたような顔が何ともいえません。
先刻のいやなことをを打ち消すように、「抽選会場ではみんな気合い入ってた」と自らを奮い立たせるように皆に告げる御子柴が健気で泣けます。
その姿に、真実を知る塔子ちゃんが心を痛める。
そして、帰り道に安仁屋にみんなを見返すような試合をしてくれるようにと。
どういう意味なのか分からない安仁屋に、御子柴が抽選会場でひどいことを言われたことを教える塔子ちゃん。
誰もが過去の姿でしか野球部員を見ようとしない…。
何ともいえない苛立ちが、塔子ちゃんにも、御子柴にもあることを知る安仁屋。
そして、その苛立ちは安仁屋たちのものでもある。
あくまでも上坂たちのことを無視する安仁屋たち野球部員に、相手にされない上坂たちの嫌がらせはますますエスカレート。
川藤先生も、上坂に殴られたことは学校に言っていないとのこと。
ことごとくもくろみを外された上坂は、野球部員たちが自分たちを無視できないようにする決意を固めます。
走る川藤先生が駆けつけると、そこには無惨な部室の姿が…。
夜中に部室を荒らし、スプレーで落書きされ、グローブを切り刻まれ、部員たちの怒りは頂点に達します。
今までは流していた安仁屋も、川藤先生が書いた「夢にときめけ、明日にきらめけ、目指せ甲子園」の紙に「正体見せろコラ!」と書き殴られていることに強い怒りをにじませます。
しかし、御子柴は動揺に耐えて部員たちにさあ練習しようと声をかけます。
やりきれない怒り、いつまでたっても昔のままだと思われる苛立ち、そして、かつての自分たちのような上坂の挑発。
それでも、やはり耐える野球部員たち。
例によって河原の土手に並ぶ野球部員たち。
安仁屋はナインに、御子柴が抽選会場でひどいことを言われたらしいと告げる。
これに驚く関川たち。
上坂に対してグランドから出て行くようにと強い調子で言いはなった御子柴、そして、部室を荒らされても気持ちを立て直して練習しようといった御子柴、その影で自分たちの知らない暴言に耐えていたことを知るナイン。
が、そこに今岡がいません。
「にゃー、今岡はどこ行ったにゃー?」
湯舟が平塚に聞くと、平塚はそれだけで起こすなと怒ります。
実は練習試合で打ち込まれて、ピッチング練習をしているらしいとのこと。
そのころ、部室ではどこにも持って行けない思いを抱えたまま御子柴がいました。
そこに川藤先生が現れます。
御子柴は、ここまで心にためていたことを思わず川藤先生にぶつける。
野球が出来るだけで、みんなと野球が出来ることだけでよかった。
甲子園という大それた夢は見るべきではなかったのか、いつまでも乱闘事件に振り回され、乱闘事件を通してしか見てもらえない苦しみを吐き出す御子柴の姿に、泣きました。
御子柴が泣くシーンには弱い…と実感します。
その御子柴に、川藤先生は「これは試練なんだ」と告げます。
苦しみ、悩み、もがきながらがんばる者にしか、本当に越えられる者にしか試練は来ない、と。
御子柴の瞳が夢に向かってキラキラと輝く、野球部員たちの瞳が、同じように夢に向かって輝く、だからこそ、俺は応援したいと思ったんだという川藤先生。
そして、部室の外で話を聞いていた安仁屋たちがあらわれます。
「俺たちは大丈夫だ」と力強く請け合う安仁屋。
もちろんみんなも同じ思いであることが、御子柴に伝わります。
このメンバーだからこそ、試練に立ち向かえる。
このシーン、涙でよく見えませんでした。
そして…河原で一人寝たままほっとかれる平塚!
そのころ、今岡は一人ピッチング練習をしています。
黙々とボールを投げ、拾っては投げる今岡の前に、上坂たちが現れます。
今岡に向かって振り下ろされるバット…!
翌日、包帯を巻いた今岡は、「階段から落ちた」と見え透いたウソをつく。
なのに、だまされる平岡!
もちろん安仁屋たちをだませるわけはありません、すぐに上坂たちにやられたのだと見破られます。
怒りに飛び出そうとする桧山たち!
「デッドボール食らったんだと思えばいい!」
今岡は、今が高校に入って一番楽しい、みんなと野球やっていけるところまで行きたい、だから…と、激昂するナインを止める。
今岡の思いは、ナイン全員の思いでもある…だからこそ、今まで黙って耐えてきた。
今岡に泣かされる日が来るとは思っていなかった…!
ところが、怒りをまとった新庄が黙って出て行こうとする!
これを、御子柴が体を張って止める!
自分一人で背負って、仲間を守ろうとする新庄に、「誰一人欠けちゃいけない」と必死で止める御子柴の心意気!
全員で甲子園を目指したいからこそ、新庄を犠牲にしてはいけない。
御子柴の思いに打たれるニコガクナイン、しかし…もちろんこれで終わるわけもありません。
悩ましい思いの川藤先生、真弓先生に良いモノ持ってる1年生がいると漏らします。
空手でもやれば…という川藤先生に、なんと真弓先生、上坂くんなら空手二段よと。
驚く川藤先生。
そして真弓先生は野球部を挑発している者の正体が上坂たちであることを知ります。
野球部に対する挑発をことごとく無視されて、いよいよ怒りも頂点の上坂、なんと教室にいる野球部員たちに直接ケンカを仕掛けてきます!
駆けつける川藤先生!しかし間に合わない!
御子柴が上坂の足を押さえ、必死でナインを逃がす!
「逃げろ!」と御子柴に言われて校内を逃げまどう野球部員たち。
しかし、執拗に追いかける1年生に、ついに捕まります。
湯舟、そして岡田が捕まり、桧山が捕まり、若菜が足を止めます。
関川と安仁屋が殴られ、「何だ、弱いじゃん」と1年生が勝ち誇った声を上げる。
倒れた関川にバットが振り下ろされようとしたとき、これを新庄がつかんで止める!
「うちの奴らに手ぇだすんじゃねえ!」
怒りとともに新庄の拳がついに1年生に…!
そして岡田・湯舟もまたそれぞれを殴った相手を殴り倒し、若菜はうちのショートを殴った罰に、桧山はキャッチャーにケガさせられないと、これに関川と安仁屋がやはり仲間を守るためについに拳を振るいます。
安仁屋たちの所に駆けつけた岡田、「川藤が…!」と川藤先生の危機を告げる!
駆けつけた安仁屋たちが見たのは、川藤先生にバットで殴りかかる上坂と、そのバットをはじき飛ばした川藤先生!
ところが、上坂は警棒を隠し持っていて川藤先生を殴りつける!
「川藤!!」
倒れた川藤先生の姿に、ついに逆上する安仁屋たち。
しかし、そこで立ち上がる川藤先生。
「のれんに腕押し、糠に釘、川藤に警棒」
そして、川藤先生は夢を追いかけるのに凶器は要らない、凶器を持つことはおまえの価値を下げると上坂を諭す。
空手二段の上坂に、自分も空手二段だと告げる川藤先生。
怒りの上坂、警棒を捨てて素手で川藤先生にかかっていきますが、ついに川藤先生に一本取られます。
そして、川藤先生は上坂の夢を追う応援をしたいと。
「何なんだよ」と混乱する上坂に、「おまえの味方だよ」と告げる安仁屋。
この川藤先生の姿こそが、野球部を、今の自分たちを作ったことを、安仁屋たちは知ってる。
だからこそ、上坂の苛立ちも、川藤先生を前にしての混乱も、分かる。
野球部員たちにとって、上坂もまた目黒川と同じく、自分たちの亡霊だったのです。
で、ここでも一人乗り遅れて校舎をさまよう平塚!
笑わせてくれます!!
さて、大騒動となり、教室からは野球部員たちの姿が消え、職員室でも川藤先生が消え…?とおもったら、謹慎中だったんですね。
ようやく謹慎が解け、幸いにも地区予選に間に合うように謹慎を解いてくれたことを校長に感謝する川藤先生。
グランドに向かう御子柴、今岡、そして平塚と塔子ちゃん。
その前にあらわれたのは安仁屋たち謹慎組。
「おまえらのおかげで俺まで謹慎だ」と怒る平塚…いやそれはガラスを割ったからでは(苦笑)。
その前に進み出た御子柴に、安仁屋たちは悪かったと頭を下げます。
安仁屋たちを前に、御子柴は「そんなことを怒ってるんじゃない」と、険しい表情のまま。
顔を上げた安仁屋たちに、「一人も欠けちゃ行けないって言っただろ」と言う御子柴。
誰かがケガでもしたら…と、無事を祈っていたからこそ、ケンカになってケガでもして、誰かがいけなくなるんじゃないかと心配していたという御子柴。
御子柴が祈っていたのは皆の無事、ただそれだけだったのです。
そこに川藤先生が真新しいユニフォームで登場!?
しかも最後スキップしませんでした???
一人だけユニフォームが違うとベンチに入れないって聞いたという川藤先生に、残念と告げる関川。
意味の分からない川藤先生に、「一人だけ締め出しくう姿が見たかった」とからかう湯舟。
もう、いつもの野球部です。
校長室では、真弓先生が校長の寛大な処置に言及中。
騒ぎが起こったとき、警察を呼ぼうとする同僚を止めたのは真弓先生。
そして、その後の処分を外部に漏らさなかったらしい校長先生。
学園の名誉のために、処分はきちんとしたと。
校長先生、だんだん話の分かる人になってきているようです。
はたしてこれは真弓先生のおかげなのか教頭先生のおかげなのか。
まあ、現場にいなかったというのも大きいんだと思いますが(苦笑)。
きっと報告は教頭先生からだったのでしょう。
そして、上坂たちが自分たちの非を認めたからこそだろうと思われます。
いよいよ公式戦、対戦相手は用賀第一、新聞にはニコガクの記事が…。
思いっきり印象の悪い新聞記事に、苦い顔の教頭先生、そして黙り込むナイン。
元気づけようとする川藤先生に、安仁屋が「おまえ、俺たちが落ち込んでるとでも思ってるのか」と。
ハナからそう思われていることは承知の上、今は公式戦に出られる、これがすべて!
気合いの入りまくる二子玉川ナイン!
スタンドからはヤジが飛びますが、負けない!
そのニコガクのスタンドには上坂たちが姿を見せ、3年生たちも応援に来ています。
川藤先生が檄を飛ばし、御子柴が円陣を指示し、いよいよ…!
ということで、待て次回。
で、次回予告が最終章になってたんですが…最終回なんですか!??
え?だって、公式戦これからですよ!??
展開も気になりますが、どうやって終わるのかの方が気になります。
こんなに楽しかったのに…。
前回の目黒川戦につづいて、過去との決別編でした。
川藤先生、野球部員以外にもこうなんですね。
そして、野球部員たちにとっては川藤先生を外から見ることになったお話しでした。
かつて安仁屋は、川藤先生の正体が知りたいと、川藤先生に殴られたという生徒の元を訪れて、相手から「川藤の邪魔をしたら、殺す」と言われたことがありました。
安仁屋は、たぶん今なら同じことを言うだろうなあ…と思いました。
部員たちの成長が、こういう形で、かつての野球部員たちのように暴力と鬱憤とに彩られた後輩の出現という形で示されたことに驚きました。
いつもながら、描き方が本当にストレートです。
上坂の苛立ちは、かつての野球部員たちの苛立ちであり、上坂の姿は文字通り亡霊のようでした。
目標のために、仲間のために耐える姿、そして、川藤先生との出会いをもう一度上坂を通して見る野球部員たちの姿に、ROOKIESがドラマの中で描こうとしたモノが見えてきます。
いうなれば、最後に野球でしめる前のおさらい回だったんじゃないかと思います。
みんなで甲子園を目指すという夢に向かう、踏切前のタメというのでしょうか。
来週は最終章…これが今回最大の衝撃でしたねえ。
来週は楽しみだけど、まだ来てほしくない…というのが正直なところです。
ああ、いつも無駄に長くて本当に申し訳ありません。
風水
と思いきや、いきなり前途多難な展開に…。
昨夜はうっかり放送時間を忘れてリアルタイムでは見損ねたので、ちょっと遅れました。
といいつつ録画を1回見ただけの記憶で書いてますので、細かい記憶違いやセリフの憶え間違い、前後のシーンの入れ替わりなどはご容赦下さいませ。
もはや昔の野球部ではない。
練習試合では2勝1分け、まずまずの成果を上げ、公式戦に向けてやる気満々の二子玉川ナイン、良い感じです。
誰もがかつての自分たちとの決別を実感し、野球付けの日々にどっぷり浸かっている雰囲気がありありと伝わってきます。
そこで、御子柴の提案で二子玉川大明神にお参りする面々。
御子柴が用意したお賽銭は54円。
「甲子園(5・4・えん)か」という安仁屋の言葉に、全員が財布からお賽銭として54円を出す!
ところが、平塚だけが1円足りない。
「はい」とマネージャー塔子ちゃんに1円を渡された平塚の嬉しそうなこと!!
おいしいよ平塚。
そして、川藤先生は「必勝」のお守りを全員に渡す!
「まったこっぱずかしいことして」と言いつつ、まんざらではない若菜たち。
嬉しそうにお守りを握りしめる御子柴が何とも言えません。
このメンバーでどこまでも勝ち進みたい!という気持ちがにじみ出てます。
さて、それに水を差すかのように1年生がバットを使ってカツアゲ?
これを見つけた野球部員たち、新庄がバットを取り上げて「バットをおもちゃにすんじゃねえ」とすごみます。
どうやらこの金髪の1年生、新庄の中学の後輩のようです。
嬉しそうに声をかけてきますが、新庄はこれに反応せず。
そして、姿を現したのは…えーと上坂(字はあってるんですかね?)というカチューシャつけた1年生。
どうやら上坂は「全東京制覇」…ケンカで東京の悪の頂点に立ちたいらしい。
しかし安仁屋たちは上坂たちを相手にせず、夢を持てと軽くいなします。
野球部はすぐにキレるという評判だったという上坂、最近転校してきたんだそうです。
高校は入試があるんだから、高校1年生の1学期途中で転校なんてあり得ないでしょう、というツッコミはおいておきましょう。
目的は思う存分誰かとやり合うことらしい上坂は、相手にされなかったことで鬱憤を思い切りためてます。
相手にされなかった上坂は、野球部員を自分と同じ地点に引きずり下ろしたい衝動にとらわれ、これを実行することに…。
さて、地区予選の抽選会に行った御子柴と塔子ちゃんですが、「二子玉川学園」の声がかかった途端に会場がざわつき、御子柴は「永久追放にすればいい」「俺たちの甲子園を汚すな」とひどい言葉を浴びせられます。
そのころ、学校では登校した野球部員たちはめちゃめちゃにされたグランドを目の当たりにします。
何者かがグランドの備品を壊し、ゴミをまき散らしたのです。
驚きと怒りがこみ上げるナインの前に、上坂たち1年生が姿を見せます。
激昂する若菜、しかし、安仁屋はカバンを捨てるとゴミを拾い始めます。
「御子柴の奴、今頃…」と抽選会場にいる御子柴のことを話す安仁屋。
安仁屋の目には、上坂たちはまったく入っていない。
安仁屋が見ているのは、仲間たちとの夢であり、抽選会場で夢への一歩を踏み出そうとする御子柴であり、公式戦に出場する未来の自分たちの姿であって…決して上坂ではない。
ガキの相手は出来ないと言わんばかりの安仁屋に、他の部員たちもならいます。
黙って片付けにかかる野球部員たちに、上坂の挑発は通じません。
結局誰にも相手にされなかった上坂はますます鬱屈をため込むことに…。
抽選会場から戻った御子柴は、みんなに緒戦の相手が練習試合で敗れた用賀第一であることを告げます。
用賀第一といえば嫌味な副顧問…えーと国松でしたか、がいるところですね。
雪辱を誓うナインですが、もちろん誰一人負けるとは思っていません。
しかし、グランドがめちゃめちゃにされたことを知った御子柴、脳裏に抽選会場での暴言が響きます。
そこに現れる上坂たち、これに対していつになく御子柴が厳しい言葉で出て行くように言い放ちます。
御子柴の一歩も引かない強さ、そして上坂との緊張が一触即発になろうと言うときに、川藤先生が駆けつけます。
川藤先生、ここで上坂に夢を語りますが、上坂にきついパンチをくらってしまう!
川藤先生への暴力に騒然とするナイン、そして、慌てて引き上げる1年生たちですが、川藤先生は「言いパンチ持ってるなあ」と血まみれのままけろっと…。
いや、そういう人なんだと言うことを知っていても部員たちの呆れたようなホッとしたような顔が何ともいえません。
先刻のいやなことをを打ち消すように、「抽選会場ではみんな気合い入ってた」と自らを奮い立たせるように皆に告げる御子柴が健気で泣けます。
その姿に、真実を知る塔子ちゃんが心を痛める。
そして、帰り道に安仁屋にみんなを見返すような試合をしてくれるようにと。
どういう意味なのか分からない安仁屋に、御子柴が抽選会場でひどいことを言われたことを教える塔子ちゃん。
誰もが過去の姿でしか野球部員を見ようとしない…。
何ともいえない苛立ちが、塔子ちゃんにも、御子柴にもあることを知る安仁屋。
そして、その苛立ちは安仁屋たちのものでもある。
あくまでも上坂たちのことを無視する安仁屋たち野球部員に、相手にされない上坂たちの嫌がらせはますますエスカレート。
川藤先生も、上坂に殴られたことは学校に言っていないとのこと。
ことごとくもくろみを外された上坂は、野球部員たちが自分たちを無視できないようにする決意を固めます。
走る川藤先生が駆けつけると、そこには無惨な部室の姿が…。
夜中に部室を荒らし、スプレーで落書きされ、グローブを切り刻まれ、部員たちの怒りは頂点に達します。
今までは流していた安仁屋も、川藤先生が書いた「夢にときめけ、明日にきらめけ、目指せ甲子園」の紙に「正体見せろコラ!」と書き殴られていることに強い怒りをにじませます。
しかし、御子柴は動揺に耐えて部員たちにさあ練習しようと声をかけます。
やりきれない怒り、いつまでたっても昔のままだと思われる苛立ち、そして、かつての自分たちのような上坂の挑発。
それでも、やはり耐える野球部員たち。
例によって河原の土手に並ぶ野球部員たち。
安仁屋はナインに、御子柴が抽選会場でひどいことを言われたらしいと告げる。
これに驚く関川たち。
上坂に対してグランドから出て行くようにと強い調子で言いはなった御子柴、そして、部室を荒らされても気持ちを立て直して練習しようといった御子柴、その影で自分たちの知らない暴言に耐えていたことを知るナイン。
が、そこに今岡がいません。
「にゃー、今岡はどこ行ったにゃー?」
湯舟が平塚に聞くと、平塚はそれだけで起こすなと怒ります。
実は練習試合で打ち込まれて、ピッチング練習をしているらしいとのこと。
そのころ、部室ではどこにも持って行けない思いを抱えたまま御子柴がいました。
そこに川藤先生が現れます。
御子柴は、ここまで心にためていたことを思わず川藤先生にぶつける。
野球が出来るだけで、みんなと野球が出来ることだけでよかった。
甲子園という大それた夢は見るべきではなかったのか、いつまでも乱闘事件に振り回され、乱闘事件を通してしか見てもらえない苦しみを吐き出す御子柴の姿に、泣きました。
御子柴が泣くシーンには弱い…と実感します。
その御子柴に、川藤先生は「これは試練なんだ」と告げます。
苦しみ、悩み、もがきながらがんばる者にしか、本当に越えられる者にしか試練は来ない、と。
御子柴の瞳が夢に向かってキラキラと輝く、野球部員たちの瞳が、同じように夢に向かって輝く、だからこそ、俺は応援したいと思ったんだという川藤先生。
そして、部室の外で話を聞いていた安仁屋たちがあらわれます。
「俺たちは大丈夫だ」と力強く請け合う安仁屋。
もちろんみんなも同じ思いであることが、御子柴に伝わります。
このメンバーだからこそ、試練に立ち向かえる。
このシーン、涙でよく見えませんでした。
そして…河原で一人寝たままほっとかれる平塚!
そのころ、今岡は一人ピッチング練習をしています。
黙々とボールを投げ、拾っては投げる今岡の前に、上坂たちが現れます。
今岡に向かって振り下ろされるバット…!
翌日、包帯を巻いた今岡は、「階段から落ちた」と見え透いたウソをつく。
なのに、だまされる平岡!
もちろん安仁屋たちをだませるわけはありません、すぐに上坂たちにやられたのだと見破られます。
怒りに飛び出そうとする桧山たち!
「デッドボール食らったんだと思えばいい!」
今岡は、今が高校に入って一番楽しい、みんなと野球やっていけるところまで行きたい、だから…と、激昂するナインを止める。
今岡の思いは、ナイン全員の思いでもある…だからこそ、今まで黙って耐えてきた。
今岡に泣かされる日が来るとは思っていなかった…!
ところが、怒りをまとった新庄が黙って出て行こうとする!
これを、御子柴が体を張って止める!
自分一人で背負って、仲間を守ろうとする新庄に、「誰一人欠けちゃいけない」と必死で止める御子柴の心意気!
全員で甲子園を目指したいからこそ、新庄を犠牲にしてはいけない。
御子柴の思いに打たれるニコガクナイン、しかし…もちろんこれで終わるわけもありません。
悩ましい思いの川藤先生、真弓先生に良いモノ持ってる1年生がいると漏らします。
空手でもやれば…という川藤先生に、なんと真弓先生、上坂くんなら空手二段よと。
驚く川藤先生。
そして真弓先生は野球部を挑発している者の正体が上坂たちであることを知ります。
野球部に対する挑発をことごとく無視されて、いよいよ怒りも頂点の上坂、なんと教室にいる野球部員たちに直接ケンカを仕掛けてきます!
駆けつける川藤先生!しかし間に合わない!
御子柴が上坂の足を押さえ、必死でナインを逃がす!
「逃げろ!」と御子柴に言われて校内を逃げまどう野球部員たち。
しかし、執拗に追いかける1年生に、ついに捕まります。
湯舟、そして岡田が捕まり、桧山が捕まり、若菜が足を止めます。
関川と安仁屋が殴られ、「何だ、弱いじゃん」と1年生が勝ち誇った声を上げる。
倒れた関川にバットが振り下ろされようとしたとき、これを新庄がつかんで止める!
「うちの奴らに手ぇだすんじゃねえ!」
怒りとともに新庄の拳がついに1年生に…!
そして岡田・湯舟もまたそれぞれを殴った相手を殴り倒し、若菜はうちのショートを殴った罰に、桧山はキャッチャーにケガさせられないと、これに関川と安仁屋がやはり仲間を守るためについに拳を振るいます。
安仁屋たちの所に駆けつけた岡田、「川藤が…!」と川藤先生の危機を告げる!
駆けつけた安仁屋たちが見たのは、川藤先生にバットで殴りかかる上坂と、そのバットをはじき飛ばした川藤先生!
ところが、上坂は警棒を隠し持っていて川藤先生を殴りつける!
「川藤!!」
倒れた川藤先生の姿に、ついに逆上する安仁屋たち。
しかし、そこで立ち上がる川藤先生。
「のれんに腕押し、糠に釘、川藤に警棒」
そして、川藤先生は夢を追いかけるのに凶器は要らない、凶器を持つことはおまえの価値を下げると上坂を諭す。
空手二段の上坂に、自分も空手二段だと告げる川藤先生。
怒りの上坂、警棒を捨てて素手で川藤先生にかかっていきますが、ついに川藤先生に一本取られます。
そして、川藤先生は上坂の夢を追う応援をしたいと。
「何なんだよ」と混乱する上坂に、「おまえの味方だよ」と告げる安仁屋。
この川藤先生の姿こそが、野球部を、今の自分たちを作ったことを、安仁屋たちは知ってる。
だからこそ、上坂の苛立ちも、川藤先生を前にしての混乱も、分かる。
野球部員たちにとって、上坂もまた目黒川と同じく、自分たちの亡霊だったのです。
で、ここでも一人乗り遅れて校舎をさまよう平塚!
笑わせてくれます!!
さて、大騒動となり、教室からは野球部員たちの姿が消え、職員室でも川藤先生が消え…?とおもったら、謹慎中だったんですね。
ようやく謹慎が解け、幸いにも地区予選に間に合うように謹慎を解いてくれたことを校長に感謝する川藤先生。
グランドに向かう御子柴、今岡、そして平塚と塔子ちゃん。
その前にあらわれたのは安仁屋たち謹慎組。
「おまえらのおかげで俺まで謹慎だ」と怒る平塚…いやそれはガラスを割ったからでは(苦笑)。
その前に進み出た御子柴に、安仁屋たちは悪かったと頭を下げます。
安仁屋たちを前に、御子柴は「そんなことを怒ってるんじゃない」と、険しい表情のまま。
顔を上げた安仁屋たちに、「一人も欠けちゃ行けないって言っただろ」と言う御子柴。
誰かがケガでもしたら…と、無事を祈っていたからこそ、ケンカになってケガでもして、誰かがいけなくなるんじゃないかと心配していたという御子柴。
御子柴が祈っていたのは皆の無事、ただそれだけだったのです。
そこに川藤先生が真新しいユニフォームで登場!?
しかも最後スキップしませんでした???
一人だけユニフォームが違うとベンチに入れないって聞いたという川藤先生に、残念と告げる関川。
意味の分からない川藤先生に、「一人だけ締め出しくう姿が見たかった」とからかう湯舟。
もう、いつもの野球部です。
校長室では、真弓先生が校長の寛大な処置に言及中。
騒ぎが起こったとき、警察を呼ぼうとする同僚を止めたのは真弓先生。
そして、その後の処分を外部に漏らさなかったらしい校長先生。
学園の名誉のために、処分はきちんとしたと。
校長先生、だんだん話の分かる人になってきているようです。
はたしてこれは真弓先生のおかげなのか教頭先生のおかげなのか。
まあ、現場にいなかったというのも大きいんだと思いますが(苦笑)。
きっと報告は教頭先生からだったのでしょう。
そして、上坂たちが自分たちの非を認めたからこそだろうと思われます。
いよいよ公式戦、対戦相手は用賀第一、新聞にはニコガクの記事が…。
思いっきり印象の悪い新聞記事に、苦い顔の教頭先生、そして黙り込むナイン。
元気づけようとする川藤先生に、安仁屋が「おまえ、俺たちが落ち込んでるとでも思ってるのか」と。
ハナからそう思われていることは承知の上、今は公式戦に出られる、これがすべて!
気合いの入りまくる二子玉川ナイン!
スタンドからはヤジが飛びますが、負けない!
そのニコガクのスタンドには上坂たちが姿を見せ、3年生たちも応援に来ています。
川藤先生が檄を飛ばし、御子柴が円陣を指示し、いよいよ…!
ということで、待て次回。
で、次回予告が最終章になってたんですが…最終回なんですか!??
え?だって、公式戦これからですよ!??
展開も気になりますが、どうやって終わるのかの方が気になります。
こんなに楽しかったのに…。
前回の目黒川戦につづいて、過去との決別編でした。
川藤先生、野球部員以外にもこうなんですね。
そして、野球部員たちにとっては川藤先生を外から見ることになったお話しでした。
かつて安仁屋は、川藤先生の正体が知りたいと、川藤先生に殴られたという生徒の元を訪れて、相手から「川藤の邪魔をしたら、殺す」と言われたことがありました。
安仁屋は、たぶん今なら同じことを言うだろうなあ…と思いました。
部員たちの成長が、こういう形で、かつての野球部員たちのように暴力と鬱憤とに彩られた後輩の出現という形で示されたことに驚きました。
いつもながら、描き方が本当にストレートです。
上坂の苛立ちは、かつての野球部員たちの苛立ちであり、上坂の姿は文字通り亡霊のようでした。
目標のために、仲間のために耐える姿、そして、川藤先生との出会いをもう一度上坂を通して見る野球部員たちの姿に、ROOKIESがドラマの中で描こうとしたモノが見えてきます。
いうなれば、最後に野球でしめる前のおさらい回だったんじゃないかと思います。
みんなで甲子園を目指すという夢に向かう、踏切前のタメというのでしょうか。
来週は最終章…これが今回最大の衝撃でしたねえ。
来週は楽しみだけど、まだ来てほしくない…というのが正直なところです。
ああ、いつも無駄に長くて本当に申し訳ありません。
風水

川藤につっかかる上坂の姿はちょっと前の
自分たちそのものですよね。
安い挑発にのらず、じっと我慢しているところも
我慢しきれずにやっぱり手が出てしまうところも
どっちもニコガクナイン。
御子柴の想いも今岡の想いもみんなよかったです。
平塚もなくてはならない存在ですよね。
今回も面白かったですROOKIES。
上坂って悪役としていろんな意味でお見事でした。
かつての自分たちを鏡に映してみるような存在ですから、野球部員にとっては本当に厄介だったと思います。
それだけに、安仁屋たちが「自分たちは変わったんだ」ということを自覚的に示すことになったんですよねえ。
我慢を重ねるニコガクナインの姿も良かったけれど、最終的に手を出すときも、自分がやられたからじゃなくて、仲間を守ろうとして…というのが、ニコガクナインらしかったです。
憂さ晴らしや単なる復讐ではないのにぐっときました。
御子柴や今岡の思いには泣けました。
そして、みんなも同じ気持ちをしっかり持ってるのが嬉しい。
そして!平塚は最高ですよ!
やっぱりニコガクの秘密兵器ですよね、平塚。
まさか今岡にあんな熱い想いがあったなんて予想しておらず泣いてしまいました。
みんなに告げずにひっそりと練習している今岡に実はみんな自主連しているのを知っていながらも、からかわずにそっとしておく姿もとても心温まりました。
来週はまたお休みみたいなので早く再来週になってほしいです!
毎回こう来るか!と思いながら泣かされてますが、今回は今岡にやられましたねえ。
今まであんまり欲も出さず、平塚と行動を共にしてきて、野球部に入ってからみんなと一緒にいたいだけって感じだったけど、まさかここでこう来るとは!
いろんな意味でぐっときました。
みんなうすうす勘付いてるのに、のぞきに行ったりしないあたりも良いですよね。
ああ、来週はまたお休みですか…残念すぎです。
いや、最終章はまだ先の方が良いと思ってるのに、楽しみにしてるだけに来週放送がないと分かると悔しいですねえ。
そういえば、以前川藤先生をかばった元生徒がいましたね~。そっか、あの立場に今度は安仁屋達がなっているんですね。
すっかり、川藤を信頼しきっている姿が、見ていて本当に気持ちがいいですね。
きっと川藤先生は、自分の生徒全員にああなんでしょうね~(笑)。大変だ(笑)。
それから、今岡とかも、ちょっとこれまで地味だったけれど、野球部に対する気持ちはすごく熱かったですね!
10人全員がちゃんと描かれているところも、いいですね^^
で、ROOKIESですが。
風水さんは漫画はまだ読んでない?私はこの間マンガ喫茶に行って、全巻読んできました~。
いや~~~…みんな似てる(笑) 平塚は中身が似てる(ノ∀^)
全11話でしたっけ…。なんか勿体ないスわ~。
ドラマが忠実なだけに駆け足になっちゃって。
コミックス、まだでしたら時間があるときにでも読んでみてください。
泣けますよ~~~!!
野球はホンマにオモロー\(~o~)/です!!
我が阪神タイガースも頑張ってますわぁ!!!
こちらにもコメントありがとうございます。
レスが遅くなって申し訳ありません。
あれって何話でしたっけ、川藤先生が前の学校をクビになった原因の事件の生徒に安仁屋が会いに行った話。
今回のエピソードはあのときの話からもつながってることに気が付いて膝を打ちました。
ROOKIESは以前のエピソードや伏線がきっちり拾われるのが、気持ちいいですよね。
しかも、それがどれも納得なんですよ。
安仁屋が川藤先生を信頼しきってる理由がちゃんとわかってるからこそのこの展開、泣かせます。
今岡の話には泣きました。
ROOKIESは一人一人のキャラクターがきっちり出来上がっていて、それぞれにふさわしいエピソードがあるのがいいですねえ。
こんなに楽しいのに、どうやらあと2話で最終回のようです。
これも泣けます。
そういえば虹さんはリアルタイガースファンでしたね!
リアル今岡ファンにとっては今岡がファーム調整中というのはさびしい限りですよねえ。
はい、ワタクシ原作はまだ読んでおりません。
というか、行きつけの本屋で入手しようとしたら、売り切れでした。
どれだけ人気があるんだROOKIES(笑)。
いや、通常コミックスはあったのですが、スペースの関係で文庫本を…と思ったら、こちらが売り切れだったんです。
どうやら全11話…あと2話で最終回を迎えるようですね。
楽しく観てきただけに、あと2話というのがショックでした。
続編も作ってくれないんでしょうか。
野球は…ワタクシにとっては数少ない「ちゃんとルールが分かってる」スポーツなので、たぶん一番楽しく観られるのが野球です。
高校野球も好きなのですが、最近は…やや縁遠くなっちゃいましたねえ。
いつも遅くやってくるkobokoboです。
要所要所、うんうんと思って読みました。
わたしは表面ばっかり追うので、風水さんの深い読みに胸が熱くなります。
今岡の想いと涙。
わたしも一緒に涙しました。
そして、上坂ほか1年生を殴るのも、仲間を守るため。
そんな姿を見せられたら、熱くなりますよー。
若菜や桧山のセリフも、らしくていいっす。
そして、やっぱり御子柴の涙。
上坂を押さえて、みんなを逃がそうとする御子柴に、涙なしでは見られないですよね。
暴れん坊の中に、御子柴のようなキャラがいるおかげで、とっても感情移入できるのだと思います。
川藤が言うように、試練に打勝てるものにしか試練はやってこない。
その試練に打勝って、いよいよ甲子園予選大会です。
1週、休みになりますね。
もう最終章、終わるのが寂しいから1週でも延びるのは逆にありがたい。(笑)
いつも長くなってすみません。
コメントありがとうございます!うれしいです!
こうしてかき込んでいただけることが私にとっては何よりの喜びです。
私もROOKIESはいまだに涙なしに見たことがないかも…。
毎回「やられた」と思うのですが、今回は御子柴に今岡!
毎度のことながら、涙なしには見られませんでした。
ROOKIESは自称「不良」のメンバーの中に御子柴がいて、視聴者の窓のような役割を果たしてくれてるんですよね。
御子柴がもともとそんなに上手くない、努力でだんだん上手くなってる子だからこその説得力が野球と物語の骨子を作ってるんですねえ。
御子柴の目を通すことで、破天荒な話に現実味がきっちり備わることがわかります。
それだけに、御子柴の痛みってほんとうに痛々しいのですが。
今回も一人一人の言動が印象的でしたね。
キャラがしっかり立ってるから、ドラマも生きてきますねえ。
いよいよ地区予選開幕、どんなドラマを見せてくれるのか楽しみです。
が、最終章…なんだかほんとうに寂しいです。
1週お休みは残念ですが、最終回が少し遠のいてほっとしました。
残り2話なんだと思うと、切ないですねえ。