関西では高校野球…以下略…のためなんと48話は23日月曜日11:00からの放送でした。
この超クライマックス展開で平日にイレギュラー放送ってのはどうにかならないんでしょうかねえ…。
来年からはここをぜひとも改善していただきたいと声を大にして申し上げますよ。
というわけで、Uの完結編です。
UはユートピアドーパントのUなんですね。
若菜姫を救出するために財団Xの施設に乗り込んだ翔太郎・フィリップ・照井竜そして亜樹子所長!
若菜姫は発見したけれど、ユートピアドーパントによって救出を阻まれてしまいます。
変身して戦おうとするフィリップに対して、翔太郎はフィリップの消滅を招くとわかっている変身がどうしてもできない…!
しかも、フィリップを苦しめると若菜姫の覚醒レベルが上がると知ったユートピアドーパントは、フィリップ本人ではなく照井竜=アクセル、つづいて翔太郎を殺そうとする…!!
ついに若菜姫が覚醒…!?
しかし、覚醒レベルはまだ74%(でしたっけ?)。
アクセルが立ち上がり、なんとか翔太郎は難を逃れますが、まだまだ危機は終わっていない!
そこでユートピアドーパントは自分の理想郷の能力を見せつけるべく、なんとアクセルに徹底攻撃!
翔太郎はどうしても変身の踏ん切りが付かず、その間にアクセルは火だるまになって変身解除、生身のままで焼かれる照井竜の無残な姿にはおもわず顔を覆いましたよ!
この絶体絶命の危機に、なんと助けてくれたのは冴子お姉様!!
加頭によって連れ去られたあと、お姉様はタブーのガイアメモリを渡されていました。
タブードーパントとなってユートピアドーパントを攻撃し、フィリップたちに若菜を連れて逃げるようにと叫びます。
しかし、ユートピアはそこまで甘くはない…!
結局若菜姫はユートピアドーパントに奪い返され、冴子お姉様もユートピアドーパントお手に落ちてしまいます。
それでも、何とか照井竜を連れて逃げることにだけは成功した翔太郎たち。
全身火傷を負った照井を病院に連れて行ったあと、フィリップはなぜ変身しようとしなかったのかと翔太郎を責めます。
翔太郎のせいで若菜姫は助けられず、照井竜は重体に…。
照井が精神攻撃に強い特殊体質だったから命は取り留めたとはいえ、普通の人間なら死んでいたはずだというフィリップ。
ユートピアドーパントは、相手の未来への希望の心を吸い取って自らの力として攻撃するドーパントだったのです。
フィリップの言葉に、自分を責める翔太郎…。
夢の中で、お父様から地球の嘆きが聞こえるかと尋ねられた若菜姫。
この嘆きを止めるために、地球の心のみ異なるようにと言われた若菜姫は、お父様の望み通りに…と答えます。
「それが姉さんの決意の理由なの?」と尋ねたのはフィリップこと来人。
来人は若菜姫に背を向けて別れを告げ、若菜姫はその背中に必死で呼びかけますが、ライトはとうとう姿を消して…。
ここで目がさめた若菜姫。
場所は冷たい床の上…そしてそこには縛られた冴子様が…。
前回顔を合わせたときには猛烈な姉妹バトルを繰り広げ、若菜姫が冴子様を本気で殺そうとしたのでした。
思わぬ姉の姿に若菜姫は動揺しますが、冴子様には若菜姫への憎しみの思いはあまりない模様。
若菜姫を越えることでお父様を見返してやりたいと願っていた冴子様ですが、そのお父様はもういない…。
愛しているにせよ、憎んでいるにせよ、この姉妹にとってのお父様はやはり世界すべてだったのですね。
海を前に肩を落とす翔太郎のところにやってきたのは亜樹子所長。
そして、フィリップ。
亜樹子ちゃんは2人で話でもしたら、あたし先に帰ってるから…と石?ボール?を翔太郎に渡してさらりと立ち去ります。
亜樹子ちゃんから渡された石?でキャッチボールをしながら、お互いの気持ちを語り合う2人。
2人の間にようやく、対話がなされ…翔太郎派ようやくフィリップの気持ちを正面から受け止めようとしはじめます。
翔太郎は…良い意味で凡人なんですよねえ。
ようやく再び相棒と互いを認めたフィリップと翔太郎ですが…ここでフィリップに携帯電話の着信が…。
電話の主は加頭でした。
加頭はフィリップをより苦しめて若菜姫の覚醒率をあげるべく、なんと親しい情報屋…サンタちゃん・クイーン&エリザベス・ウォッチャマンを次々と襲う!?
苦しむフィリップに、さらに警察の刃野刑事・マッキーを襲う姿を見せ、最後は…鳴海探偵事務所に1人戻った亜樹子ちゃんを…!!
フィリップから話を聞いた翔太郎は、大急ぎで探偵事務所に戻りますが、そこには襲われた後の亜樹子ちゃんが…!
フィリップの悲痛な叫びを背中で聞き、翔太郎は…おやっさんが最期に…フィリップを託したときにかぶせてくれた白い帽子を手に取ります。
そのころ、冴子様の縄を解いて加頭は冴子様の裏切りも何もかもを許すと宣言。
なぜだと思いますかと、自分の寛容の理由を尋ねた加頭は、愛しているからだと真実を告げます。
それを聞いて、これまでの加頭の空々しい愛の告白?を思い出す冴子様。
まさか本気だったの!?と思わず聞いてしまう冴子様に思わずうなずいてしまいましたよ…。
表情に乏しいためにいつも本気にされないと真顔で言う加頭…悪い冗談も良いところですよ…。
再度愛を告白して、自分を受け入れるようにと迫る加頭ですが、冴子様の心が動くはずもなし。
冴子様、冷たい瞳で園咲家の長女の誇りを見せつけます。
なぜあなたが気に入らないかわかる?あながた園咲をバカにしているからよと言い放つや、2人は同時に変身!!
タブードーパントとなったお姉様、なんと若菜姫に逃げるようにと命じます。
「お姉様が私を助けるなんて!?」ときっぱり信じられない様子の若菜姫。
冴子様は、妹を助けるのではなく、単にあの男が気にくわないだけだとうそぶきます。
若菜姫を逃がして、圧倒的な強さを誇る怒りのユートピアドーパントに、文字通り絶望的な戦いを挑むタブードーパント!
しかし…ついにタブーはユートピアの前に力尽き…変身解除してしまいます。
せっかく助けた若菜姫も、再びユートピアの手に…。
私が若菜を助けるだなんて…と、死を前に自嘲気味に笑いつつ、最後の最後まで冴子様の心にあったのは…お父様…。
息を引き取った冴子様の目を閉じさせ、後は任せろ…と立ち上がったのは…おやっさんの帽子を手にした翔太郎!
今度こそ若菜姫を取り戻す…フィリップと冴子様に誓って翔太郎がついに立ち上がる!
相手は特異体質の照井さえも打ち破ったユートピアドーパント…!
そのユートピアに…なんと翔太郎は素手で、変身さえもせずに立ち向かう…!?
駆けつけたフィリップは無謀な翔太郎の企てに愕然としますが…翔太郎はユートピアの理想郷攻撃をなんとおやっさんの帽子で封じる!??
そして、ついに最後の変身…サイクロンジョーカーエクストリームへ…!
ユートピアにも吸い取れないほどの強い夢、そして希望を武器に、二人で一人の仮面ライダーはその矜持を賭けてマキシマムドライブ…!
まともに攻撃を受けて、変身解除しても表情に変化なしの加頭…再びユートピアメモリを手に…。
しかし、ユートピアメモリはそのままメモリブレイクされて粉々に…!
融合率98%の過剰適合者であった加頭は、メモリが破壊されると自らもそのまま粉々に…!?
その姿を見た財団Xの上司は、ガイアメモリ計画のすべての中止とガイアインパクト計画の中止を即断して去って行きます。
若菜姫は意識のないまま…。
変身解除しようとベルトに手をかけたフィリップに、俺にやらせてくれと声をかける翔太郎。
二人で一人の状態で…外見はサイクロンジョーカーエクストリーム、中身はフィリップと翔太郎での会話というまさしくWならではのシーン。
心で思うだけで通じ合う二人の、変身を解除すれば別れだとわかっている二人の会話は、実は涙で画面が見えませんでした。
自分のことは若菜姫には内緒にしておいて欲しいと姉を気遣い、翔太郎を気遣うフィリップ…。
そして、別れに耐えかねて涙を必死でこらえてこらえきれない翔太郎からフィリップへの言葉は、これしかないだろうというありがとう…。
そして、変身解除と共にフィリップもエクストリームも地球と同化して消滅してしまいます。
一人になって鳴海探偵事務所に戻った翔太郎。
その目に映ったのは…フィリップからのプレゼントの包み…。
開けてみると、フィリップがいつも持っていたあの本と…もう一つ何か…?
本を手にとって開いてみても…中身は白紙ばかり…。
しかし、その白紙のほんの1ページ目には、フィリップからの最期のメッセージが…!
フィリップの言葉…たとえ一人になったとしても仮面ライダーとしてこの街を守って欲しいという言葉を胸に刻みつける翔太郎に泣けました。
というわけで、次回いよいよ最終回です。
が、次回予告がものすごくとんでもないシーンだった気がするのは私の気のせいでしょうか!??
最終回にはまだまだ何か起こるのか…と今からどきどきが止まりません。
ついに財団Xからの来訪者・加頭=ユートピアドーパントを倒して若菜姫を奪い返すことに成功した翔太郎ですが…。
今回はあまりにも失ったものが大きいことに…ある意味Kの完結編に近い茫然自失状態です。
そういえば…Wは第1話から喪失の物語だったんでしたねえ。
おやっさんを第1話で失い、代わりに…おやっさんから託されたのがフィリップだったという翔太郎。
ハーフボイルドといわれる半人前の探偵で、良くも悪くも凡人の翔太郎。
その翔太郎が、おやっさんを失ったことでフィリップと共に仮面ライダーとなる…。
英雄の物語は大きな喪失を抱えることではじまる…とはJ.キャンベルの言葉だったでしょうか。
翔太郎が失ったのがおやっさんなら、フィリップは過去の記憶も何もかもを失った…より大きな喪失を抱える存在です。
そして、敵である園咲家もまた「来人」を失うという大きな喪失を抱えていました。
息子を失ったことで、データ人間となったフィリップを使ってのガイアインパクト計画へと邁進した父・琉兵衛。
失った「息子」を取り戻すために夫への復讐に生きた母・フミネことシュラウド。
弟の死後、「父の愛」を失った長女・冴子様は…父の愛に代わる夫を求め、父を越える井坂医師を求め、最期は父の愛をもう一度求めるかのように妹を助けようとして志し半ばにして倒れました。
弟の死後、弟も面影をフィリップに投影した次女・若菜姫。
考えてみれば、ガイアメモリを使って犯罪を起こした者たちも、どこかで喪失を埋めようとしたものが多かった気がします。
さらにうがった見方をすると、ガイアメモリ…地球の記憶とはこれまでに失われた「地球の過去」と考えられなくもないんですよねえ。
まあ、これはさすがに考え過ぎかとは思いますが。
泣いても笑っても次回は最終回。
平成ライダーの歴史を良い意味で塗り替え、1年間しっかりと楽しませてくれたW、最後の瞬間まで楽しみたいと思います。
といいつつ、来週の日曜日も仕事で夜まで留守をしますが…。
風水
この超クライマックス展開で平日にイレギュラー放送ってのはどうにかならないんでしょうかねえ…。
来年からはここをぜひとも改善していただきたいと声を大にして申し上げますよ。
というわけで、Uの完結編です。
UはユートピアドーパントのUなんですね。
若菜姫を救出するために財団Xの施設に乗り込んだ翔太郎・フィリップ・照井竜そして亜樹子所長!
若菜姫は発見したけれど、ユートピアドーパントによって救出を阻まれてしまいます。
変身して戦おうとするフィリップに対して、翔太郎はフィリップの消滅を招くとわかっている変身がどうしてもできない…!
しかも、フィリップを苦しめると若菜姫の覚醒レベルが上がると知ったユートピアドーパントは、フィリップ本人ではなく照井竜=アクセル、つづいて翔太郎を殺そうとする…!!
ついに若菜姫が覚醒…!?
しかし、覚醒レベルはまだ74%(でしたっけ?)。
アクセルが立ち上がり、なんとか翔太郎は難を逃れますが、まだまだ危機は終わっていない!
そこでユートピアドーパントは自分の理想郷の能力を見せつけるべく、なんとアクセルに徹底攻撃!
翔太郎はどうしても変身の踏ん切りが付かず、その間にアクセルは火だるまになって変身解除、生身のままで焼かれる照井竜の無残な姿にはおもわず顔を覆いましたよ!
この絶体絶命の危機に、なんと助けてくれたのは冴子お姉様!!
加頭によって連れ去られたあと、お姉様はタブーのガイアメモリを渡されていました。
タブードーパントとなってユートピアドーパントを攻撃し、フィリップたちに若菜を連れて逃げるようにと叫びます。
しかし、ユートピアはそこまで甘くはない…!
結局若菜姫はユートピアドーパントに奪い返され、冴子お姉様もユートピアドーパントお手に落ちてしまいます。
それでも、何とか照井竜を連れて逃げることにだけは成功した翔太郎たち。
全身火傷を負った照井を病院に連れて行ったあと、フィリップはなぜ変身しようとしなかったのかと翔太郎を責めます。
翔太郎のせいで若菜姫は助けられず、照井竜は重体に…。
照井が精神攻撃に強い特殊体質だったから命は取り留めたとはいえ、普通の人間なら死んでいたはずだというフィリップ。
ユートピアドーパントは、相手の未来への希望の心を吸い取って自らの力として攻撃するドーパントだったのです。
フィリップの言葉に、自分を責める翔太郎…。
夢の中で、お父様から地球の嘆きが聞こえるかと尋ねられた若菜姫。
この嘆きを止めるために、地球の心のみ異なるようにと言われた若菜姫は、お父様の望み通りに…と答えます。
「それが姉さんの決意の理由なの?」と尋ねたのはフィリップこと来人。
来人は若菜姫に背を向けて別れを告げ、若菜姫はその背中に必死で呼びかけますが、ライトはとうとう姿を消して…。
ここで目がさめた若菜姫。
場所は冷たい床の上…そしてそこには縛られた冴子様が…。
前回顔を合わせたときには猛烈な姉妹バトルを繰り広げ、若菜姫が冴子様を本気で殺そうとしたのでした。
思わぬ姉の姿に若菜姫は動揺しますが、冴子様には若菜姫への憎しみの思いはあまりない模様。
若菜姫を越えることでお父様を見返してやりたいと願っていた冴子様ですが、そのお父様はもういない…。
愛しているにせよ、憎んでいるにせよ、この姉妹にとってのお父様はやはり世界すべてだったのですね。
海を前に肩を落とす翔太郎のところにやってきたのは亜樹子所長。
そして、フィリップ。
亜樹子ちゃんは2人で話でもしたら、あたし先に帰ってるから…と石?ボール?を翔太郎に渡してさらりと立ち去ります。
亜樹子ちゃんから渡された石?でキャッチボールをしながら、お互いの気持ちを語り合う2人。
2人の間にようやく、対話がなされ…翔太郎派ようやくフィリップの気持ちを正面から受け止めようとしはじめます。
翔太郎は…良い意味で凡人なんですよねえ。
ようやく再び相棒と互いを認めたフィリップと翔太郎ですが…ここでフィリップに携帯電話の着信が…。
電話の主は加頭でした。
加頭はフィリップをより苦しめて若菜姫の覚醒率をあげるべく、なんと親しい情報屋…サンタちゃん・クイーン&エリザベス・ウォッチャマンを次々と襲う!?
苦しむフィリップに、さらに警察の刃野刑事・マッキーを襲う姿を見せ、最後は…鳴海探偵事務所に1人戻った亜樹子ちゃんを…!!
フィリップから話を聞いた翔太郎は、大急ぎで探偵事務所に戻りますが、そこには襲われた後の亜樹子ちゃんが…!
フィリップの悲痛な叫びを背中で聞き、翔太郎は…おやっさんが最期に…フィリップを託したときにかぶせてくれた白い帽子を手に取ります。
そのころ、冴子様の縄を解いて加頭は冴子様の裏切りも何もかもを許すと宣言。
なぜだと思いますかと、自分の寛容の理由を尋ねた加頭は、愛しているからだと真実を告げます。
それを聞いて、これまでの加頭の空々しい愛の告白?を思い出す冴子様。
まさか本気だったの!?と思わず聞いてしまう冴子様に思わずうなずいてしまいましたよ…。
表情に乏しいためにいつも本気にされないと真顔で言う加頭…悪い冗談も良いところですよ…。
再度愛を告白して、自分を受け入れるようにと迫る加頭ですが、冴子様の心が動くはずもなし。
冴子様、冷たい瞳で園咲家の長女の誇りを見せつけます。
なぜあなたが気に入らないかわかる?あながた園咲をバカにしているからよと言い放つや、2人は同時に変身!!
タブードーパントとなったお姉様、なんと若菜姫に逃げるようにと命じます。
「お姉様が私を助けるなんて!?」ときっぱり信じられない様子の若菜姫。
冴子様は、妹を助けるのではなく、単にあの男が気にくわないだけだとうそぶきます。
若菜姫を逃がして、圧倒的な強さを誇る怒りのユートピアドーパントに、文字通り絶望的な戦いを挑むタブードーパント!
しかし…ついにタブーはユートピアの前に力尽き…変身解除してしまいます。
せっかく助けた若菜姫も、再びユートピアの手に…。
私が若菜を助けるだなんて…と、死を前に自嘲気味に笑いつつ、最後の最後まで冴子様の心にあったのは…お父様…。
息を引き取った冴子様の目を閉じさせ、後は任せろ…と立ち上がったのは…おやっさんの帽子を手にした翔太郎!
今度こそ若菜姫を取り戻す…フィリップと冴子様に誓って翔太郎がついに立ち上がる!
相手は特異体質の照井さえも打ち破ったユートピアドーパント…!
そのユートピアに…なんと翔太郎は素手で、変身さえもせずに立ち向かう…!?
駆けつけたフィリップは無謀な翔太郎の企てに愕然としますが…翔太郎はユートピアの理想郷攻撃をなんとおやっさんの帽子で封じる!??
そして、ついに最後の変身…サイクロンジョーカーエクストリームへ…!
ユートピアにも吸い取れないほどの強い夢、そして希望を武器に、二人で一人の仮面ライダーはその矜持を賭けてマキシマムドライブ…!
まともに攻撃を受けて、変身解除しても表情に変化なしの加頭…再びユートピアメモリを手に…。
しかし、ユートピアメモリはそのままメモリブレイクされて粉々に…!
融合率98%の過剰適合者であった加頭は、メモリが破壊されると自らもそのまま粉々に…!?
その姿を見た財団Xの上司は、ガイアメモリ計画のすべての中止とガイアインパクト計画の中止を即断して去って行きます。
若菜姫は意識のないまま…。
変身解除しようとベルトに手をかけたフィリップに、俺にやらせてくれと声をかける翔太郎。
二人で一人の状態で…外見はサイクロンジョーカーエクストリーム、中身はフィリップと翔太郎での会話というまさしくWならではのシーン。
心で思うだけで通じ合う二人の、変身を解除すれば別れだとわかっている二人の会話は、実は涙で画面が見えませんでした。
自分のことは若菜姫には内緒にしておいて欲しいと姉を気遣い、翔太郎を気遣うフィリップ…。
そして、別れに耐えかねて涙を必死でこらえてこらえきれない翔太郎からフィリップへの言葉は、これしかないだろうというありがとう…。
そして、変身解除と共にフィリップもエクストリームも地球と同化して消滅してしまいます。
一人になって鳴海探偵事務所に戻った翔太郎。
その目に映ったのは…フィリップからのプレゼントの包み…。
開けてみると、フィリップがいつも持っていたあの本と…もう一つ何か…?
本を手にとって開いてみても…中身は白紙ばかり…。
しかし、その白紙のほんの1ページ目には、フィリップからの最期のメッセージが…!
フィリップの言葉…たとえ一人になったとしても仮面ライダーとしてこの街を守って欲しいという言葉を胸に刻みつける翔太郎に泣けました。
というわけで、次回いよいよ最終回です。
が、次回予告がものすごくとんでもないシーンだった気がするのは私の気のせいでしょうか!??
最終回にはまだまだ何か起こるのか…と今からどきどきが止まりません。
ついに財団Xからの来訪者・加頭=ユートピアドーパントを倒して若菜姫を奪い返すことに成功した翔太郎ですが…。
今回はあまりにも失ったものが大きいことに…ある意味Kの完結編に近い茫然自失状態です。
そういえば…Wは第1話から喪失の物語だったんでしたねえ。
おやっさんを第1話で失い、代わりに…おやっさんから託されたのがフィリップだったという翔太郎。
ハーフボイルドといわれる半人前の探偵で、良くも悪くも凡人の翔太郎。
その翔太郎が、おやっさんを失ったことでフィリップと共に仮面ライダーとなる…。
英雄の物語は大きな喪失を抱えることではじまる…とはJ.キャンベルの言葉だったでしょうか。
翔太郎が失ったのがおやっさんなら、フィリップは過去の記憶も何もかもを失った…より大きな喪失を抱える存在です。
そして、敵である園咲家もまた「来人」を失うという大きな喪失を抱えていました。
息子を失ったことで、データ人間となったフィリップを使ってのガイアインパクト計画へと邁進した父・琉兵衛。
失った「息子」を取り戻すために夫への復讐に生きた母・フミネことシュラウド。
弟の死後、「父の愛」を失った長女・冴子様は…父の愛に代わる夫を求め、父を越える井坂医師を求め、最期は父の愛をもう一度求めるかのように妹を助けようとして志し半ばにして倒れました。
弟の死後、弟も面影をフィリップに投影した次女・若菜姫。
考えてみれば、ガイアメモリを使って犯罪を起こした者たちも、どこかで喪失を埋めようとしたものが多かった気がします。
さらにうがった見方をすると、ガイアメモリ…地球の記憶とはこれまでに失われた「地球の過去」と考えられなくもないんですよねえ。
まあ、これはさすがに考え過ぎかとは思いますが。
泣いても笑っても次回は最終回。
平成ライダーの歴史を良い意味で塗り替え、1年間しっかりと楽しませてくれたW、最後の瞬間まで楽しみたいと思います。
といいつつ、来週の日曜日も仕事で夜まで留守をしますが…。
風水
ハーフボイルドな翔太郎が
おやっさんの帽子が似合うまでに
成長したというか、でも泣きながらだから
ほんとはまだ成りきれてないんだけど。
Wはほんとに傑作になりましたよね。
最終回もきっと裏切られないと信じてます。
こちらにもコメントありがとうございます!
この2話分は、テレビの前に正座して観ましたねえ。
そして、48話では手元にティッシュがないと画面が見えませんでしたよ。
Wは半人前でハーフボイルドの翔太郎の成長物語でもあるんですねえ。
おやっさんからもらったあの帽子が似合ういい男に成長して、まだまだ足りないところはあっても、翔太郎ならきっと…と思えました。
ええ、Wは文句なしに平成ライダーシリーズの白眉ですわ。
最終回、予告は不吉でもきっと視聴者の納得のいく幕引きをしてくれると信じてます。
それにしても…最終回って本当に切ない響きですよねえ。
ずっと読ませてもらってましたが
あまりの感動のあまり、久しぶりにコメントさせていただきました。
Wもいよいよ終わってしまいますね。
翔太郎、フィリップ2人素顔での「お前の罪を数えろ」がかっこよくて、切なくて…泣けました。
来週が早く観たいような、観たくないような
ここまできたら、しかと見届けようと思います。
…それにしても関西地区は大変でしたね。関西在住の友人も愚痴ってました。
ですが決して晩節を汚す訳でも、蛇足でもない、もう一つの決着の為の話だった感じです。
愛故に、皆狂っていった…今回の冴子を見て、なんだかそう感じました。
地球の記憶に触れた事で、ズレて歪んで捻れていった園咲家。
来人が”泉”に落ちなければ、もっと言えば”泉”なんて見つからなければ、彼等は考古学者の一家として幸せに暮らしていられたのに。
きっと冴子は父だけじゃなくて、家族の事も本当は好きだったんじゃないか、とも。
彼女に取って若菜は、父に認めて貰うために乗り越えるべき壁であって、憎んでいる訳じゃ無かったのかも。
愛と悔しさが化合して、一見憎しみに似た感情に変わっていった。
でも、乗り越えて認めて貰う為の手段も、認めて欲しい相手も居なくなった時、冴子には”家族としての若菜と来人”が残った。
うん、なんか何言ってるか分からなくなってきた…w
そして、相棒との別れ。
もう説明不要ですね!
ドライバーを閉じるまでもそうですが、消えた後に残された、ジョーカーメモリだけが刺さったダブルドライバー。
片割れを失った「仮面ライダーW」
もう、この空いた所に収まるべき物(者)は存在しないのだと、それを視覚的に認識させられる様で…。
ヒーロー…「仮面ライダー」のシンボルである筈のベルトが、酷く頼りなく、寂しい物に見えました。
そして街を守る”一人の仮面ライダー”が生まれる。
さて、次回はフィリップを失った翔太郎達が街を守る様になってからの話ですが、ちょいと時間が経ってからの話のようです。
映画での告知の通り、既に冬にオーズとのコラボ映画が決定しているので、多少終わりきらない部分が有る可能性は有るかも…と去年の教訓から最終回で何をされても耐えられる様に精神防御(笑)
まぁ、去年の”アレ”は方々から色々クレームが殺到した様なので、一つの区切りは付けられるはずです。
その辺はむしろいつもは忌々しい”大人の都合”が縛ってくれるはずなのでw
それがどのような形なのか。
視聴者が納得しつつも、映画も見たくなる様な終わりなら皆幸せなんですがねw
個人的には「フィリップは帰還した物の街の危機その物は完全には駆逐されず、これからも”二人で一人の仮面ライダー”は戦い続ける」ってのが理想かなー。
物語の決着その物は、ここ4回で完全に付いているので、普通にエピローグやってくれれば十分っちゃ十分ですが…
うう…ホント頼みますよ、スタッフさん(汗)
予告見る限り、見覚えのない子供が居る?
彼がW最後の依頼人って事なんでしょうかねぇ。
まさか彼が再々構成された”園咲来人”なんてオチじゃ…
フィリップが消えてしまうのは覚悟していましたが、やっぱり実際にそうなると本当に悲しかったです。
ラストの翔太郎の泣くシーンは、こちらも泣けましたよね…。
ただ、なぜか印象的だったのは、冴子お姉様ですかね(笑)。
これまでの姉妹関係、色々ありましたが、結局二人とも園咲家が大好きだったのね、という。
兄弟姉妹って不思議ですよね。世の中で一番好きで、一番嫌いな人間になってしまう関係ではないかと(笑)。
これまでも色々あったけれど、いざと言う時に冴子さんが若菜姫をかばったの、嬉しかったですね。
そして、冴子さんが園咲家の為に戦ったのもかっこよかったです。やっぱり冴子さん好きだなあ。
こういうエピソードを見せるためには、財団Xって必要だったかもしれませんが、全体的に印象薄いですよね、ラスボスとしては。
映画観たら何か違うのかもしれませんが…園咲家の方がインパクト強いので…。
ラスボスになるには園咲家は愛されすぎちゃいましたかね、視聴者に。
来週は一緒に視聴できて嬉しいです!
リアルタイム視聴は…無理ですか。私もちょっと遅れての視聴になりそうです^^;
コメントありがとうございます!
いつもお読みいただいていたとのことありがとうございます。
今回は久しぶりにコメントいただき嬉しい限りです!
変身せずに気合いでユートピアを圧倒し、2人そろっての「おまえの罪を数えろ!」は、W最高の変身シーンでしたねえ。
そしてその後の切ない別れ…わかっていても涙が止まりませんでした。
最終話を残して既に最終話のようなこの涙…!
こうなると来週が楽しみと言って良いのか、最終話はもっと先であって欲しいと言って良いのか、自分でもわかりませんよねえ。
もちろん最期の最後までしっかり観る気ではおりますが。
毎年のこととはいえ、最終回直前のクライマックスでこれをやられると痛いです。
これまでは夏のこの時期はお遊び回があったりして、見逃しても大勢に影響のない配慮があった作品もあるのですが…今年は情け容赦のない展開と放送日程に泣かされました。
来年からはこういうのは何としても辞めて欲しいですわ。
コメントありがとうございます!
お父様亡き後の園咲家の姉弟の行く末…というよりは、家族の行く末を描いたという前後編でしたねえ。
ええ、危惧されたパワーダウンではなく、失われた家族の絆が…フィリップと冴子様を軸に描かれる展開にはうなりました。
そして、園咲家の家族の絆~切り離されたフィリップが、翔太郎の元で築き上げた絆をしっかりと描ききってくれたのにも、涙が出ました。
園咲家は…P3mさんがおっしゃるように、来人の死…あるいは出水の発見さえなければ幸せな一家として暮らすことが十分できたんじゃないかと思います。
本当の家族の絆は失われたけれど、鳴海探偵事務所では家族同様の絆が生まれているのも、実は隠れたテーマだったのかもしれないと思いますねえ。
次回はもう少し先の話になるんですね。
そして…実は映画未見のため次のライダーとのコラボは初耳でした(苦笑)。
しかし…昨年のあれを思うと…かなり不安が残りますねえ…。
いや、Wに関しては不安はありませんが、テレビシリーズとしてきれいに締めてくれそうなだけに、大人の都合でラストをいじられるのはちょっと…といいますか…。
そうですね、逆に昨年の一件で別の大人の都合があるというのは、縛りになる可能性が高いと期待して(苦笑)。
大団円に期待して来週を楽しみに待ちたいと思います。
コメントありがとうございます!
わかっていてもやはりフィリップと翔太郎の別れのシーンは切なくて泣けました。
翔太郎が泣くラスト…ここも号泣でしたよ。
そして、なんといっても冴子様ですよねえ。
いろんな意味で目の話せないお方でしたが、最後の最後には…「もの」扱いだった弟に力を貸し、憎んでいるとはずの妹を助けてしまう…この複雑さが理屈では説明できない家族・兄弟姉妹への思いなんでしょうねえ。
血は水よりも濃いと言いますが、だからこそ素直に愛情を表現するのが難しかったり、父の愛を一身に受ける妹への嫉妬や憎しみが押さえきれなかったりする…。
園咲の誇りのために殉じる最期も含めて、冴子様は本当に輝き続けましたよねえ。
ええ、ええ、大好きですとも冴子様!!
財団X…は、やっぱり印象薄いですよねえ(苦笑)。
園咲家の印象が強すぎたのかもしれませんが、最後の敵をこっちにすることで、園咲のドラマに決着をつけてしまわなければならないくらい園咲家の人気が高かったのかもしれませんねえ。
最終回、ようやく同じ日の同じ時間に放送ですよ!
こんな当たり前のことが嬉しいって!(苦笑)
リアルタイムで観られないのは残念ですが、関西だけ置いてけぼりじゃないというのが何より嬉しいですねえ。
まず、47話コメントで誤解を与えたようなので、訂正します。
第3部開始当初から、冬もWの映画があると確信していましたが、
加頭と財団Xが冬の映画の敵になるのだろうと、「個人的に推測」
しておりました。ですから「思っていた」と書いたのですが、説明
不足で申し訳ありませんでした。
ただ、今回の夏の映画と加頭の関連は結果から言うと、当たらずも
遠からずになってしまいましたが・・
冴子さんのまるで、ヒーローを思わせる言動や死に際しても誇り
を失うことのない姿勢は最後まで「らしい」ものでした。
若菜は、ああなってしまったお父様を唯一支える事を決意した存在
なのでしょう。お父様も強制はしなかったんですね。あの様子だと。
その純粋な若さは時に危険な力になるのですが・・
もう、言う必要のない翔太郎とフィリップの別れ。
あんなきれいなラストシーンはダンとアンヌ隊員(ウルトラセブンの最終回のシーン以来です。
もう、あそこはノンフィクションでした。
ドラマではなくて、ドキュメンタリーでもないけれど、
言葉にならないとはまさにあのシーンでした。
あれは翔太郎とフィリップに対しての最高の愛だと思います。
ラスト、翔太郎が本のページで涙を流すあの瞬間こそ、
仮面ライダーが生まれた瞬間かもしれません。
ああ、ここまで完璧な最終回なのに、
まだ、一話残してる・・
どうなるんでしょう。期待と不安を抱えつつ、明日(今度こそ)
明日ですね。
コメントありがとうございます!
劇場版云々の件、あらぬ誤解でご心配をおかけいたしました。
実際に劇場版を観て参りましたので、「あ、ちょっとちがった」というのはわかりました(苦笑)。
財団Xとの関係としてはたしかに当たらずも遠からずでしたよね。
冴子様の最期は、彼女の抱える複雑さと誇り高さ、そして…憎みつつも愛して已まぬ父への思いと家族への思いが交錯する見事な姿でした。
あまりにもらしく、そして切ない…。
対する若菜姫もまた、父への愛故に地球の巫女となることを選び取り、園咲家のために生きたというべきでしょうか。
彼女はWの物語のもっともわかりやすい位置に立つヒロインでした。
もはや言葉にすると陳腐になってしまう翔太郎とフィリップの別れ…。
ええ、セブンのダンとアンヌ隊員の別れ以来、これほど美しく切なく身を切られるような別れを描いてくれようとは…!
平成ライダーでこんなシーンを観られる日が来ようとは…!!
Wは、真の仮面ライダー誕生の物語と言っても良いんですねえ。
それだけに、最終回でどんなエンディングを魅せてくれるのか、ですね。
不安がないとは言いませんが、期待を込めて明日を待ちたいと思います。
リアルタイム視聴ができないのが、返す返すも無念です。