黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

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1991年九州の旅(鹿児島 霧島神宮の桜)

2022年03月29日 | 思い出

1991年  九州の旅 (当時の記録から)

 

3月29日(金)

熊本8時17分発 (有明ハイパーサルーン) 10時53分西鹿児島着

新緑の駅前通りは美しく 若き獅子たちの像も堂々としている

PM Sさんに面会に行く 

途中錦江湾が綺麗だったが 桜島は見えなくて残念

Sさんは思っていたより元気そうに見えた 10年の歳月が経ったように思えない程

変わってなく 自分で車椅子を動かしていたのでほっとした

病院内や ご自分たちで借りている家を案内してくれたが 色々心配りがされており

自由もあり 意欲をもって生きている様子がうかがえ 素晴らしいと思った

 

お土産に桜島を画いた絵をいただく

 

 

進行性筋ジストロフィー症のSさんは奄美大島出身 

子供の頃発症し 鹿児島の病院に入院長い療養生活を送っていたが

作家 三浦綾子さんに憧れ 北国の生活を体験したくて希望し

1年間旭川の病院で療養生活を送ったことがあった

 

帰り錦江駅まで歩くがレンゲが花盛りで春たけなわの感だった

 

霧島神宮で 満開の桜に大感激する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧島ではSさんが資料を送ってくれたペンションに泊る

 

 

今年に入って1枚の喪中はがきが届いた

Sさんの妹さんからで

「昨年9月に 兄が永眠しました

・・・・・・・・・

お気に入りのラジオを聞きながら静かに旅立ちました

長い療養生活でしたが 支えていただき有難うございました」

 

 

賀状が届かなかったのでもしかして・・・・と案じていた

 

人生の大半の長い長い療養生活を

明るく前向きに 意欲をもって生き抜いたSさん

安らかに 心からお祈りいたします

 

 

 

 

北国の桜はひと月以上先だが 春のような陽射しがあたたかい日

 

 

 

 


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