黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

かき氷の思い出

2021年07月21日 | 思い出

敗戦後の昭和21年(1946年)道北S町の引揚げ寮に住んでいた


着るものも食べるものもない 母と子供たちの生活だったが

ジャガイモと春になって山菜取りで飢えをしのいだ

 

夏になりお祭りがやってきた

引揚げ寮の前の小路には屋台が並び サーカスもやってきた

戦地から帰ってきた小父さんたちが

何処からかテントと かき氷の器械を借りて来て

店を開いた

砂糖は見たこともない時代

サッカリンを水に溶かして食紅で色付けした怪しげなシロップ


暑いのと 物珍しさも手伝って飛ぶように売れた

私もお手伝いしたが  味の記憶はない

 

 

今日も暑い

 訪問リハビリとケアマネージャーが来訪

 

終わった後は ガリガリ君と冷たい麦茶で涼を取り

 

疲れたのでお昼寝中

 

 

 


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