黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

昭和18年頃のこと

2015年03月08日 | つぶやき

“マッサン”で一馬が出征した昭和18年(1943年)頃

札幌に住んでおり私は国民学校5年生だった

師範学校に通う従兄が軍の幹部候補生の試験を受け合格し

繰り上げ卒業して入った

憧れの士官学校に入りたくて 泳ぎを練習したり 視力が足りないので

視力表を暗記したりと努力をしていた

銭函の海に海水浴に連れて行ってもらったことがあるが

今思うと 泳げるようになるための特訓だったのだろう

あの時の従兄の嬉しそうな顔が浮かぶ

御国のために奉公するのが当たり前

喜んで進んで行った




その頃の札幌駅 現在開拓の村に復元されている

国鉄マンでだった父の職場はその中にあった

従兄は昭和20年5月特攻隊で戦死した

 

 

 

 

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2 コメント

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昭和18年頃の事 (mari)
2015-03-09 10:49:41
kazahanaさま
従兄さんの事、以前に少しお聞きしましたが胸が詰まります。
旧札幌停車場は開拓の村で見ましたが、懐かしいです。
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昭和18年頃の事 (kazahana)
2015-03-10 15:11:26
mariさま
あの頃は国民のほとんどの心が麻痺していたのでしょうね。
悲しいことを悲しむことが出来ない時代でした。
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