黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

野の花も 食糧難の頃は食べました

2021年04月23日 | たより

カタクリに交じって咲く エゾエンゴサクは

 

雨降り花と呼んでいた 

 

摘むと雨が降るからと言われていた

 

敗戦後の昭和21年春

野原一面に咲いていた たくさん摘んでお浸しに

 

ほのかに甘い花の蜜を吸っておやつ代わり

 

 

漢字では「蝦夷の立金花」

エゾリュウキンカは「ヤチブキ」と呼んでいた

茎はフキのように 葉もお浸しなど

愛でるより

 お腹を満たすための貴重な食料だった

 

 

 

カタクリの根からは 片栗粉がとれるようだが

食べた記憶はない

 

 

フクジュソウは 毒があると 子供でも知っていた

 

今日は晴れて暖かい カタクリ満開のニュースが流れていた


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