黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

奈良室生寺にて(永代供養のこと)

2013年12月09日 | つぶやき

室生寺にて

金堂拝観のとき

ふと目にとまった “永代供養二十万円” の貼り紙

旅立ちが近いかもしれない年齢なので 興味がわき

拝観受付にいらした 初々しいイケメンのお坊さんに恐る恐る訊ねてみた



「宗派に関係なくどなたでもよろしいです 日本国中何処の方でも 外国の方でも結構です」

戒名がなくて俗名でもよろしいし こちらでつけることもできます

喉仏のお骨をお納めいただき供養させていただきます」

お坊さんのお言葉を聞き 目の前がパッと明るくなった

なんて大らかな自由な考えなんだろう 室生寺がますます好きになった

大好きな十一面観音様のそばで永代過ごせるなんて・・・・・・・

室生寺で供養してもらいたい すっかりその気になり

夫に話すが 気乗りしない様子である 

我家はお墓は作らないので お寺の納骨堂に納まるつもりだったが

大好きなお寺にに葬ってほしい

訪れてから十日以上経ったが気持は変わらない

子供たちには話してないが反対するだろうし

遠く離れた山奥の急な石段が続くお寺には行きたくないだろう

"私が旅立った後 喉仏を 宅急便で送って供養してもらおうかな”

なんて 冗談混じりに考えているが 死も楽しく思えてくる





灌頂堂(本堂) 下の池 極楽


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