松下幸之助<一日一話>
2月26日 時を待つ心
何かをするのに都合のよい時期とか時間いうものは、ありますよね。
でも、私たちの行動に関してその好機がいつなのか。タイミングを見計らうことは、とても難しい。自分には、自分の好機があるはずなのだが、ついつい他人と比べてしまう。そして、他人の進み具合や活動の具合を見て、自らの好機を見失い。ますます、うまく事が運ばない。こんな学生たちの光景をよく見かけます。
「時を待つ心」も大事なんだよ。
「急いては事を仕損じる」という諺もありますからね。
物事は焦ってすると失敗しやすく、急いだことの効果が何もない。そんな状況になってしまうよ。 ということなのです。
どうですか、時間がなくて焦ってやったのに、結果は淡々とやったときと変わらないこと。そんな経験ありません?
時を待つ、とても大事なことです。でも、待っている間、ボーっとしていてはいけない。次の備えていろいろな準備をしておかないと。今まで出来ていなかったこと。さぼっていたこと。そういう時間を与えられていると思って、向かわないとね。
おお。自分にも言い聞かせねば
ネタ切れにならないように、充電も必要だからね。