松下幸之助<一日一話>
12月30日 静思の時
静思(せいし)
静かに思うこと。静かに考えること。
三省堂提供「大辞林 第二版」より Powered by 三省堂
同じ場所でも、車で通ったとき・・・。自転車で通ったとき・・・。歩いて通ったとき・・・。
眼に飛び込んでくる景色、情報が違って見える。スピードを遅くするにつれて、いろいろと見えてくるものが多くなる。そんなせいで、ぶらぶらと歩くのが好きである。時間があるなら、交通機関を使わずにぶらぶらと歩く。違ったものが見えてきたり、気づくものである。
忙しさや騒々しさから離れ、心穏やかにゆったりと考える時間。振返る時間を持つことによって、また「気づき」が生まれてくるのである。