松下幸之助<一日一話>
2月23日 道徳は「水」と同じ
道徳(どうとく)
(1)ある社会で、人々がそれによって善悪・正邪を判断し、正しく行為するための規範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく、個々人の内面的原理として働くものをいい、また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの。
(2)小・中学校において、道徳教育を行う教育課程。1958年(昭和33)から新設。
(3)〔もっぱら道と徳とを説くことから〕老子の学。
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子供たちにとって、道徳教育も大事なのだろう。しかし、それだけがすべてではないように思う。
大人たちの道徳意識。大人たちの道徳感覚。そして、そこから起こる行動。
それらを見て学ぶこともあろう。または、そういう大人とかかわりを持ち学ぶこともあろう。
たぶん教育を受けたことよりも、自分の体験としてかかわった大人たちの道徳意識、道徳感覚、そして行動が一番影響があるのではないか。
当たり前のように子供たちの周りにあるもの、存在するものですからね。
それを何とかしないといけないのですよ。