松下幸之助<一日一話>
12月19日 天寿を知る
いつの頃からか、自分のたどってきた道が、一本であることに気がついた。様々な場面で、選択を迫られる分岐点があった。
あの時、こうしていれば・・・。そう思うことも沢山あったが、振り返ってみると決して真っ直ぐではないが、一本の道をたどってきた・・・
どうやら、自分の進む道は神様によって決められているのだ。と思うようになった。
そんな人生つまらないじゃないの?という人もいる・・・
でも違うんだよ・・・。その後に、言葉が続かずに説明できないでいた。
でも、答えはこれのような気がする。「天寿を知る」。
寿命に達するその瞬間まで、全精神を打ち込んでゆく。
そういうことなのですよ。
しかし、まだまだ「大きな安心感」「おおらかな人生」にはほど遠いかな・・・
修行 修行