ちっぽけな幸せ

探せば見つかる。探さなければ見つからない。幸せはいつもそばに。

保険のすすめ

2014-01-31 | 日記
私の場合、8日間の入院で約35万でした。
もちろんこれは3割負担での金額です。
高額医療制度を利用して、支払いは12万程でした。
これから抗がん剤治療が入って来ると、また何十万も必要です。
定期健診ごとにも検査費用がもちろんかかります。
私は安い更新型のガン保険にふたつ入っていました。
それぞれ入院費と手術給付金、診断給付金が出ます。
これからの治療にもこのお金を充てることができます。
ガンになってしまってからはガン保険には入れません。
本当に入っていてよかったと過去の自分の決断を誉めたい気持ちです。
保険には待機期間があります。
思い立ったら今すぐ入ることをお勧めします。

素っぴん

2014-01-30 | 日記
入院した当日はマスクをして行きました。
病室に案内されて、病衣に着替えます。
居場所はベッドの上。
そうなるともう病人です。
マスクを外してすっぴんになっても全く恥ずかしくありません。
ひとりの看護士さんが、唐突に言いました。
○○さんは、すっぴんでも綺麗ですね。
社交辞令だとしても、おぉ馬油効果が現れているんだと嬉しくなりました。
二本目の馬油も控えで買ってあります。
もう必需品になりました。

写真

2014-01-29 | 日記
退院するときに一枚の写真を渡されました。
そこには私の体の中から取り出されたものが写っていました。
平面に切り開かれた腸の真ん中に大きな潰瘍があります。
大きさは5センチ程でしょうか。
ここまでになるのに何年かかったのだろう。
いつから私はガンを持っていたのだろう。
腸は全体で25センチ程摘出されていました。
余り食べていないし、体重も減ったのでは?と期待して体重計に乗ってみたら…変わらずでした。
点滴の力なのか、動けないからカロリーが消費されないのか、ちょっと残念でした。

再会

2014-01-28 | 日記
昨日、母とタクシーで帰って、玄関を開けるといつものようにレオンがそこにいました。
いつもなら、キャンキャンとお出迎えしてくれるのですが、私の顔を見て、びっくりしたように数秒固まったように見つめ合い、「ちび太!」と声をかけると走り回って喜びました。
声の出し方を忘れてしまったかのように、いつものような鳴き声がうんともすんとも出ず、跳ねまわります。
「ちび太」「ちび太!」「帰ってきたよ!」と何度も声をかけますが、レオンの声がでません。
それからしばらく声が出ない状態が続きました。
よっぽどびっくりしたのかな?
夜は、いつものように私の部屋で寝て、途中で眠れない私のベッドに上がってきて、背中を突き合わせて布団の中に一緒に入っていました。
背中越しに感じるレオンの体温が私を癒してくれました。

病院では、ほとんど眠気が襲ってこずに、毎晩睡眠薬をもらっていました。
昼間も一睡もせず起きていても、夜中何時間たっても眠れなかったんです。
薬を飲んでも2、3時間後には目が覚めてしまい本当に眠れない日々でした。
そんな日々が続いていたからか、昨日の夕方はやっと家で眠ることができました。
が、まだ夜には眠れませんでした。
まだ痛いししんどいし、悪寒のようなゾクッとした寒気が襲ってくるし、もしや熱が出てるのか?と心配しました。
絶対病院に戻りたくはありません。
今朝、念の為熱を計ってみたら平熱だったので一安心しました。
手術ってこんなに体が痛くて、しんどくなるものなんですね。
まだまだ回復には時間がかかりそうです。
今晩は眠れるといいな。


急性

2014-01-26 | 日記
病院に違いがあることも知らなかったのですが、ここは、用心して入院させる療養型の病院ではなく、さっさと手術してさっさと帰ってもらうという急性型の病院なんだそうです。
大抵一週間程で退院されていくのだそう。
だからといって、手抜きではありませんよ。
もし療養型の病院に入っていたなら、二週間ぐらいは居たのかもしれません。
この歩くのも痛ててな体で帰すのですから。
でも眠れない私にはこっちの方が都合がいいです。
今後の為にも、少し他の病院も観察しておきたいなぁと思います。
最近の病院は潜入は難しいですがね。
家から自転車でも行ける病院があります。
そこかここか迷ったのです。
その内探索してみたいと思います。
希望としては、個室がせめて1万出せばあること、少しお散歩できるようなとこがあること、広いレストランがあること。
都会じゃなかなか難しいですかね。

ステージ〓

2014-01-25 | 日記
先生から結果を告げられました。
心配していたリンパ節への転移は、顕微鏡で見てもなかったそうです。
予想してたよりも良い結果が出てよかったと。
私はガンの深さから、リンパ節へはひとつやふたつ転移してるんじゃないかと思っていました。
これで8割の生存率になりました。
5人にひとりが…と考えたら、彼らに例えて5年後に誰かがいないなんて考えられないことですが。
まぁ先のことは誰にもわかりません。
明日大地震が来るかもしれないし、ピンピンしていた人が事故に合うかもしれないし。
不老不死の薬でもできない限り死亡率は誰だってもれなく100%なのですから。
生きているうちに、したいことはしとかないとなぁと思いました。
のんべんだらりと生活しているとあっという間に老後です。
あと、やはり家族の存在です。
ひとりの人は入院したら誰が着替えを持ってきてくれるのか。
誰が支払いをしてくれるのか。
誰が待っていてくれるのか。
年をとってからのひとりは大変なことだなぁと…
かといって、いつどうなるやもわからない私を受け入れてくれる人なんていないでしょうけど。
きっと家に帰ったらすっかり忘れて、だらだらした日々を過ごすのだろうけど、そんな自分に、老後はすぐそこだよ。と教えてあげたい自分がいます。

入院一日目

2014-01-20 | 日記
午後から病院に向かい、病室まで案内され、明日の説明等を受けました。
腹部の毛剃りとおへその掃除をしますと言われて横たわりましたが、剃る毛も無く、おへそもきれいだったので、処置無しでホッとしました。
それからシャワーを浴びて晩ごはんを待ちます。
絶食だと思っていたのに、普通の晩ごはんが出ました。
2リットルの下剤は省いてくれて、夜に二回下剤を飲むのと、朝6時の浣腸だけになりました。
今晩からしばらくは絶飲絶食になります。
明日は管だらけの体になるそうです。

そうそう、先生はこないだと同じ先生でした。
そんなに若くはないけど、どちらかと言えばイケメンの部類でしょうか。
ウットリするような感じは全然ないけれど。

今夜は長い夜になりそうです。

2014-01-19 | 日記
仕事に行くのに外に出ると雪がふっていました。
ふわふわの雪で、よく見たら結晶も見えます。
携帯カメラと虫眼鏡を使って雪の結晶を撮っていた人がいたので、雪が降ったらやってみよう!と思っていたのに、時間がありませんでした。
雪の結晶っていろんな種類があるんですよね。
また降らないかなぁ。

プレゼント

2014-01-18 | 日記
今日、誕生日プレゼントだと言って、くれました。
こないだ冗談で、何かないの?って言ってたから。
店で要らなくなったやつだと思うけど、もらえるものはもらっておきます。
相手はちょっとキモい男の子なのですが、ぬいぐるみに罪はありません。
いつもしょうもないことを言って、女性たちに冷たくあしらわれている奴です。
もちろん私もあしらっています。
二週間お休みすることは、事務所内の人しか知りません。
さてどのくらいしたら、そう言えばあの人見ないけどどうしたの?って聞かれるでしょうか。
案外みんな気付かないかもね。
そこはシフト制のいいとこです。

楽しいことは何

2014-01-17 | 日記
もしも仕事を辞めて遊ぶことが可能なら、何をして過ごそうか。
出かける場所は欲しいから、週に二回は習い事?
行くのが億劫になるような習い事は楽しくないし、これといって好きなこともないし、何を習ったらいいのかもわかりません。
お友達のようにカメラが好きなら、カメラを持って出歩くことができるけど、私はそこまでにありません。
手芸も飽きちゃうし、運動なんてとてもとても。
近くの岩盤浴に週一で通うとか?
たまに旅行に行くとか?
それぐらいのことしか思い付きません。
だったら、このままぼちぼち働いている方が退屈しないかなぁ。
家にいたら人と接することがめんどくさくなって引きこもりになるかもしれません。
別荘を買うほどのお金があれば、海が見えるテラスでレオンと日向ぼっこをして、お散歩に行って、小さな畑で野菜や花を少しだけ育てて、ご飯を作って、星が見えるお風呂に入る。
そんな毎日が過ごせたら最高だなぁ。
時々石鹸を作ったり、ミシンを買って何かを作ったり、ステンドグラスを習ってお部屋に飾ったり…
私の夢は宝くじが当たらないとかないませんね。