カヤ日記

活動する研究者、かやちゅ。@カヤニストの行動記録
カヤネズミの研究&保護活動や野生生物の保全に関する話題をつれづれに

外来種のユリ?

2010-05-12 | フィールドノート
日曜日、カヤネズミの営巣状況の確認。
たまたま、調査に同行したいと2名の方(Sさん&Sさん、偶然にも職業も同じ放送作家)から希望があり、3名でサブフィールドへ。

いつもならそろそろ緑の球巣がみられるはずなのだが、行ってみてがっかり。
スイバが目立ち、オギはまだ腰丈程度。
営巣の気配は全くなし。

仕方なく、巣探しはあきらめてフィールド歩きを楽しみましょうと言うことになった。
ダブルSさん(笑)と普段行かないエリアまで足を伸ばしたところ、川岸に見慣れない植物を発見。

このフィールドには10年ほど通っているが一度も見たことがなく、見当がつかなかったが、植物に詳しい人に「タカサゴユリ」ではないかと教えて貰った。正確には花の時期にならないとわからないが、もしそうだとしたら近年分布拡大中の外来種なので、抜き取り駆除をする必要がある。

それにしてもどうやって定着したのだろう。
見つけたのは数株だけで、あたりには見あたらなかったので、誰かが遺棄したのだろうか。
それとも上流から流れ着いたのか? 後者でなければいいのだけれど・・・。

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