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7月12日、琵琶湖博物館のリニューアルオープン前の内覧会に行ってきました。
カヤネット会員のUさん、Wさんも参加。
じつは琵琶博学芸員のKさんとSさんもカヤネット会員で、これだけのメンバーが顔を合わせるのは久しぶりです。
まずは、カヤネズミのコーナーがあるC展示室に直行!(笑)
カヤネズミの生体展示コーナーは、実物大のヨシ群落の小道を抜けた先にあります。
展示室の中には、オギの束が入れてあり、その葉を裂いて作った巣が3つほどできていました。
食事中のカヤネズミ。
展示室には、5匹のカヤネズミがくらしています。
生体展示は、他の動物園や博物館でもやっていますが、巣穴の前にカメラが設置されていて、中の様子がリアルタイムで見られるのが面白いです。
カヤネズミの展示は大人気で、大人も子どもも足を止めて、代わる代わるのぞきこんでいました。
Sさんから聞いたところによれば、11日の京都新聞に私のインタビュー記事が掲載されたのも、関心を高めるのに一役買ったようです。
「京都新聞にカヤネズミの記事がでてたね」といろんな人に言われたそうです。
さて、続いては、カヤネズミの展示コーナーの隣にある、ヨシ・オギ原の生きものの展示。
裂けたヨシの葉先や枯れ具合、実際のヨシ・オギ原に見られるスゲやナンバンギセル、シロネなども、リアルに再現されていて驚きました。
オギのあいだにひっそりと咲くナンバンギセル
展示コーナーの一角には、カヤ原の生きものの生態が学べるWEB図鑑があります。
カヤネット会員のUさん、Mさんと私も、写真を提供しました。
「ヨシ原の生きものたち」として、カヤネズミとツバメとアマガエルの模型も展示されています。
実物大との説明書きがあるのですが、うーん、カヤネズミがちょっと大きいなー。
画像が小さくてわかりませんが、この絵の中にもカヤネズミがいます。
さらに、人のくらしとヨシのコーナーがあり、ヨシ製品がいろいろと展示されていました。
刈り取ったヨシを束にして立てかけた「丸立て」。
このようにして乾燥させ、茅葺きの材料として使われます。
来場者がヨシ紙に思い思いにメッセージを書けるコーナーもあり、私達も、メッセージを書き残してきました。
ひととおり見て回ったあと、Sさんに、カヤネズミのバックヤードを案内して貰いました。
じつは計画段階で、琵琶博からの依頼を受けて、カヤネズミの飼育室の設備や展示の内容について、少し助言させて貰いました。
脱走防止や温度管理など、難しい面をしっかり配慮されていたと思います。
上記はC展示のほんの一部で、まだまだ興味深い展示がたくさんあります。
D展示室の目玉は、なんと言ってもバイカルアザラシ!
ほかにも、バイカル湖の多様な生きものが、たくさん展示されています。
D展示室の一角に、琵琶湖産の魚を扱う、Kさんの鮮魚店がオープンしていました(笑)
ミュージアム・ショップには、レジ横の一等地にカヤネットの小冊子やグッズを置いて貰っています。
ありがとうございます。
図書室の棚に、カヤネズミコーナーができていました。
『カヤネズミの本』が『カヤネズミの四季』と巣ごもり子カヤと一緒に並んでいてうれしかったです。
よかったら、『すぐそこに、カヤネズミ』も置いて下さい(笑)
すごく楽しくて、あっというまに時間が過ぎてしまいました。
バイカルアザラシもかわいかったですが、カヤニスト的には、何にもまして、カヤネズミ度が格段にアップしていたことに感動!(笑)
Sさん、Kさん、ありがとうございました。
オープン後もますます忙しくなると思いますが、頑張って下さい。
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