先の記事で問題提起した件、ポスター発行元の全国家畜畜産物衛生指導協会に、カヤネズミの写真が掲載された経緯を確認しました。
電話で対応した方のお話によれば、件のポスターが作成されたのは平成21年頃。
「印刷業者に頼んで、作ったものでして・・・」とのこと。
写真のネズミの種類がカヤネズミだということは、私の指摘で初めて気づいた様子でした。
おかしいという認識がないまま、配布されてしまったようです。
ポスターは、養鶏農家を対象に配り、既に配布は終っているとのこと。
「写真はあくまでイメージです」と言われましたが、当該写真はカヤネズミの特徴的な体型がわかるため、休耕田などにカヤネズミが営巣していた場合、農家の方に誤って駆除されてしまう心配があることを伝えた上で、カヤネットのHPでポスターの問題点を指摘することに了解を得ました。
現物のポスター配布は終わったとはいえ、現状、農水省のサイトから、自由に閲覧・ダウンロードされる状態であること、鳥フルというキーワードに関心を持つ人は、比較的容易にたどり着けることから、誤りを指摘する必要はあると考えます。
11/26追記:ポスター発行元の全国家畜畜産物衛生指導協会は、H21年に中央畜産会に組織統合されたようです。ポスターに掲載されている番号に電話をかけたら担当者にそのままつながったので、組織名が変わっていることに気づきませんでした。訂正します。
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