55年体制を作るため、自由党と日本民主党の「保守合同」によってできたとはいえ、これじぁあ他の政党はもう政党名つけようがない。
民主党なんか、自民党の一派でしょ。
事実上、戦後は自民党の長期政権。
自民党は、何かの公約があるというよりも、「政権党」なんだと思う。
現実的ではある。
主義主張は違えども、政権担うなら自民党って感じ。
まあ、日本的だね。
日本(アジア)に西欧式民主主義は根づかないと思う。
なぜなら、人口が多すぎるから。
日本(アジア)は長老政治。(家族も町内も会社もそう)
うまく機能すれば、プラトンのいう哲人政治になり得る。
日本は、明治維新より対米追随を余儀なくされたが、それはそれでしかたないことなのかもしれない。(「大東亜戦争」は、それと決別するためと言う人もいるが、出来レースのような気がするなあ)
地政学的に、中国、ロシアといった大国が近くにあり、アメリカが今日本を牛耳っている。
自民党は、対米従属で日本を経済発展させてきた。
また、官僚は見えない規制で日本の産業を守ってきた。
今はアメリカ従属だが、かつては中国従属だったといえる。
将来的に、ロシア従属というやり方もあるかもしれない。
上手に、2国と仲よくするという手もあるし、3国と仲よくする手もある。
それぞれと距離を置くという方法もある。
いずれにしても、日本という小国が大国に挟まれているという地理的状況が変わらない限り、日本はいずれかの道を選ばなければならない。
ただ、ここで大事なのは、「日本のことを考えて」選択しなければならないということ。
当たり前のことだが、今はそれができてないような気がする。
あからさまな「アメリカの犬」が多すぎる。(もっとわからんようにやれよって感じ)
それに、有権者が気づかないのが歯がゆい。
1985年頃から露骨杉。
今は、アメリカ従属という理想を追求している。(かつての現実路線を忘れてしまった)
皆キンタマ握られちまったね。
実は、日本で民主主義というのはあまり期待していない。
自民党に票を入れたことがないけれど、自民党にはもっとがんばってほしい。
もっと「日本のこと」をしっかりと考えてほしい。
昨日も書いたけど、「アメリカの犬」がでかい面している今の状況がイヤだ。
もちろん、反対勢力にはもっとがんばってもらわねばならぬ。
小選挙区は1996年の総選挙から導入されたが、あの頃から怪しい匂いがプンプン。こりゃ憲法改訂はあっという間だなと思った。で、民主党ができたけど、よくわかったのは、日本には2つの政権党を支えるだけの人材がいないということだけ。
そういえば、阪神淡路大震災、東日本大震災、両方とも自民党の首相じゃないよね。あの長期政権を考えれば、奇跡的。
それにしても、自公連立。連立って、過半数に満たない時に組むもんじゃね~の。あれだけの議席を取りながらの連立。両党とも、プライドないんかね~。日本に民主主義が育つわけね~よな~。あえて反対する人がいね~とダメ。