びん沼川に行ってみた。へら好きさん＆ＮＲさんと一緒

２０１５年１０月１１日（日）雨のち曇り

昨夜は子供の誕生日で一緒にパーティーだった。楽しい時間を過ごし疲れて早く眠ってしまった。そのせいか朝３時には自然と目が覚め、外で雨がしとしとと降る音が聞こえてくる。妻と子供はまだ夢の中。いつもよりも早く起き、いつもと違う朝を迎える。期待と不安で私の胸がドキドキと鳴り響く。
ロッドケース、へらクッションを持つが、いつもとは違い、小さめの釣りバックと青と銀色に輝くへら台を担いで行く。静けさの中、外に出ると小雨が降っていた。それがさらに私の不安な気持ちをあおり、一層期待と心配で心が揺らいだ。

車に乗り込み薄暗い、いつもの道に車を走らせる。
何度も通っている国道１７号線を北上する。手には若干の汗を感じ、自然とアクセルを少し踏み込んで走っている。

待ち合わせの場所に約束の時間より少し早く到着した。彼らはすでに到着しており、私は知った顔を見て、迷子が親に出会ったような心境になる。いや、それ以上に心強さを感じた。


ということで、カッパはＳ会のへら好きさんとＮＲさんと本日はびん沼川に行くことになりました。
「野釣り！」デビューです。しかもへら釣りの聖地のびん沼川ですよ。

そりゃぁ期待と不安になりますって。「毛の生えたノミの心臓を持つ」カッパですから余計にね。特に昨日へら台に乗ってみて、高さにドキドキしガタガタ揺れるのにビビっていましたよ。

次回の集合場所になる、セブンイレブンに寄ってから釣り場に移動しました。釣れる場所でしかもトイレが近い墓場下に入れました。まだ、薄暗く雨は小雨です。車はすでにたくさん止まっています。雨なのに多くのヘラ師が既に準備を始めています
カッパたちは早いうちにへら台と傘を用意して準備をしておきます。

へら好きさんは、自作のサイドボードですが、かっこいいです。今度はカッパも作ってみましょう。ＮＲさんはウルトラ銀閣を準備しています。安定感があります。カッパもへら台を準備します。上手くはまるかな？何とか苦戦しながらも組み立てます。やはりガタガタ揺れますが、座ってしまえば気になりません。

少し明るくなり出したので今度は釣り準備をします。
カッパは早く釣りたいから、とっとと準備をしてフライングで釣りだしました。
釣り方は、１２尺の棚５０ｃｍウドンセットです。セット大好きなカッパですが、本当に釣れるのか心配です。今日は荷物を減らしたので、食わせは、力玉（ノーマル）、力玉大玉サナギ漬け、力玉Ⅱの３種類。バラケをいつもの２倍の量を作りました。だって、へら台の上に乗っかってしまうと、降りるのが大変ですから・・・カッパは超体が硬いので、小さなへら台の上では体を反転するのも一苦労です。ちなみに、へら好きさんも、ＮＲさんも体が硬いそうです。類は・・・ですね。

まだ薄暗く、浮子がよく見えません。２０投くらいエサを打っても触りがでません。
そのうち明るくなってきてから、触りが出てきますがアタリに続きません。ハリスの長さを調整して、長くしたり、短くしたり・・・そのうち、ハリスを２２ｃｍまで短くして、アタリが出ます。キレイに上唇に当たりました。しかも綺麗なヘラブナです。



そのうち雨が強く降り出します。浮子が見えづらくなります。



へら好きさんは両グルテンの宙でアタリがでないので両ダンゴにします。
ＮＲさんは、セットでどんどんアテていますが、そのうちグルテンの宙でも釣り上げています。

雨が小雨になりカッパがトイレ休憩として、トイレまで行きましたら釣り人がたくさんいました。だた、へら好きさん曰く、晴れていたらもっと人がたくさん入っているとのことです。


そうそう、カッパがトイレに行っている間に苦労していたへら好きさんも１枚目を釣り上げます。この後、怒濤の釣り込みがはじまります。しかも、へら好きさんは自作の浮子で釣り上げています。本人は失敗作と言っていますが、全然そんなことはなくカッコいいです。

話をしながらの釣りは本当に楽しいですね。
しかも、ここ「びん沼川」での釣りは、管理釣り場と違って、なんだかのんびりとしたマイペースな釣りの雰囲気でいいですね。

泡づけも出て、魚影も濃い場所でよかったです。ただ、足元に丸太のように太い鯉が何匹も泳いでいます。ときたま、エサくれとばからに、こっちを見ています（にらんでいます）。
こやつ一度エサボールを洗っていたら、へら台にアタックしてきました（汗）

カッパのウドンのバラケ２杯（通常の４杯分）が無くなってから、バラグルセットにしたのですが・・・帰ってから仕掛けを確認するとハリスの長さを全く間違えていました。
両グルテンや両ダンゴに丁度セッティングでした。アハ・・・ダメダメです。浮子が動きません。それどころか触りすらありません。それはそうだよなぁ～。まぐれでバラグルで１枚ほどグルテンに当たってくれたのですけど・・・

一方、へら好きさん、ＮＲさんは竿を絞っています。

お昼に雨が止んできました。空が明るくなっていたのですが、ここでＮＲさんの電話の音が鳴り響きます。何やら急用が出来たようで、残念ながら一足お先に終了しました。いい感じで釣っていたのに・・・

その後、へら好きさんは両ダンゴでポンポンと竿を絞ります。

相変わらずカッパは全然ダメです。モゾモゾするけどアタリがなく惰性でエサを打っています。これまでの釣行きで初めての出来事がカッパに訪れました。なんと！「眠くなった」のです。釣れないのと、少しのんびりした雰囲気とで眠くなったのかな？

ここで、昼食をとります。すると、野良猫が寄ってきます。いけないけど、おにぎりを少しつまんで投げると食べます。


ようやく目が覚めるのですが、昼食の魚がいなくなったようです。へら好きさんもアタリが遠のきました。
カッパは両グルテンにすると、釣れましたが型は小さい。それも忘れた頃に・・・そうしていたら、グルテンが無くなりました。

バラケはまだ残っています。もったいないので、粘麩を入れて持たせるようにして両ダンゴのエサにしました。これを小さく付けたり、手水を付けたりして接点を探します。というか、ダンゴは苦手なのに急ごしらえのダンゴだと、どうしようもないです。
相変わらず、触りもなかったのですが、チモトだけをしっかり押さえて、少し大きめに付けたら触りが出て、受けが出ます。そして１枚釣れたのですが、その後は全然ダメ。

一方、へら好きさんも苦戦していたのですが、ポツリポツリと竿を絞っています。

夕方４時前に、カッパのエサが無くなったので、納竿としました。

結果：１５枚（少ないですね）
まぁ、こんなものですかね。

今日はカウンターを忘れたので、写真を撮って枚数を確認しました。

今回の釣りで、一番苦労したのは、へら台への乗り降りでした。
でも、これも慣れかな・・・

また今度、びん沼に来ます。それから、野釣りに色々と出かけて行けるようになりました。
おかげで、ヘラブナ釣りの幅が広がったようです。

でもね、明日は管理釣り場に一人釣行をする予定です。
新しい仕掛けなどを試したいのでね。