God is an American？

私は日夜、「獏の食わず嫌い」りさ・ふぇるなんですさまから強奪した、アルバムバトンの曲順に頭を悩ませていた。

昨日、最近の習慣、京橋の国立フィルムセンターにナチの悪質なプロバガンダかどうかが未だに議論の少しは分かれる（最近はドイツでも頭ごなしにイデオロギッシュに否定する人は少ないらしい）ベルリンオリンピックの記録映画「オリンピアー民族の祭典　美の祭典」を見に行った。その感想はまた今度にするが、予想通り満員の盛況ぶりだった。ふと考えたのはナチ・オリンピックのベルリンと冬季のガルミッシュ・パルテンキルヘンと近年（８４年以降）にアメリカで行われたオリンピックのどちらが異常なまでに身びいきか？ということだ。さすがに１９３６年のオリンピックに関しては断片的な知識のみなので比較が難しいが、ソルトレークシティーオリンピックで感じた不快感（参考：失敗した五輪ーウィキペディアより）は生まれるはるか前のオリンピックなど問題にならないほどである。

で、朝、ちょっと野球を見た。最後までは見られなかったけれど、ニュースを知り憤慨した。アメリカがまたやってくれた。ワールド・ベースボール・クラシックの日本対アメリカ戦において。八百長してまで勝ちたいアメリカ。ソルトレークで何度も見せられた光景がデジャヴュのように思い出される。

タイトルはデヴィッド・ボウイの曲'I'm afraid of Americans'の歌詞から。
この曲の歌詞、対訳、解説
試聴（オリジナルとナイン・インチ・ネイルズによるミックス版がある）