the Laughing Gnome

スポーツ・音楽・美術に関する話題。
庭園めぐりのような老人趣味についても。

ウィンブルドンでフランス女子選手81年ぶりの優勝

2006-07-09 | スポーツ/その他
81年ぶりということなのでもしやスザンヌ・ランランから優勝がないのか?と思ったら案の定だった…。


スザンヌ・ランラン。


久しぶりにしっかりと決勝を見た。準決勝のシャラポワーモーレスモも良かったが、「女ランボー」などと呼ばれながら、メンタルが弱く、いきなり崩れだすモーレスモがちょっと気になり、応援したかった、というのもある。相手のエナン・アーデンは小柄(と言っても167センチですぞ。参っちゃうなあ)でモーレスモに比べれば華奢。表情もあまり変えない。信じがたいまでの粘り腰。第一セットをエナンが取ったので、このまま行くか、と思いきや、ちょっとの休憩が人を変えるのか、第二セットではいきなりモーレスモが良くなり、一方エナンはだんだん悪くなった。テニスとチェスとカーリングはよく比較されるが、神経戦も重要なのだなあ、と改めて思った。
そういえば元ナンバーワンのエフゲニー・カフェルニコフ(グランドスラムは全英以外で数回優勝。シドニー五輪金)という男は悠々自適の傍ら、ポーカーの大会に出ているらしい。彼はポーカーフェイスな上に非社交的で気難しく、毒舌家。しかし面白い男だった…!
カフェルニコフーウィキペディア

モーレスモの勝った後の表情は非常に良いものがあった。



おめでとうございます。

実はスザンヌ・ランランの時代には日本にも男子テニスのトップランカーがいた。女子では伊達公子の4位(1995年11月)が最高位だが、男子では1933年に佐藤次郎が3位になっている。しかしこの佐藤氏は絶頂期に船から投身自殺をしている。彼に関する本が文春文庫から出ていたけれど、今は絶版、中古ではあるようですが。
さらば麗しきウィンブルドン
その次がスザンヌ・ランランの同時期の選手清水善造の4位(1921年)この人は確か欽ちゃんファミリーの清水善三という人の親類か何かだったと思います。
松岡修造は最高位が46位だったようです。(松岡修造ーウィキペディア)





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