多摩川サイクリングロードの車窓から

【ZWIFT】機材ドーピングガイド 2020年10月版

注意:この記事はデータが古くなっていますので、こちらをご覧ください
【ZWIFT】機材ドーピングガイド 2023年12月版

 半年ほど前に【ZWIFT】機材ドーピングガイドという記事を書きましたが、ZWIFTに新しい機材が実装されて状況が変わってきました。
 特に大きいのがCanyon Aeroad 2021の登場です。Tarmac Proから登り最強の座を奪ったこのフレームは平坦でも上位の速さを誇り、力関係を一変させました。



 というわけでおススメ機材ガイドの最新バージョンがこちらになります。

 まずはフレームから。

レベル フレーム コメント
6 ZWIFT Aero このレベルでは最速フレームだがFactor Oneまで待ったほうが良さそう
8 Factor One レベル17まで平坦最速フレーム とりあえず買っておきたい
9 Cannondale
EVO
レベル10まで登り最速フレーム
すぐにTarmac Proが買えるので、無理に買う必要はない
11 Specialized
Tarmac Pro
Aeroad 2021の出現で登り最強ではなくなった
それでもAeroad 2021までのつなぎとして買う価値あり
14 Specialized
Allez Sprint
平坦はFactor Oneと同等だが登りで勝るので買い替え推奨
Madoneまでこれでいける
18 Specialized
Venge
レベル19まで平坦最速フレーム
Allez Sprintと比較すると平坦ではわずかに勝るのだが、登りではかなり劣る
そのうえレベル20で買えるMadoneの方が優秀なので、イマイチ感が否めない
20 Trek Madone レベル24まで平坦最速フレーム 登りでもAllez Sprintを上回る
23 Canyon
Aeroad 2021
Tarmac Proを超える登り最速フレーム
平坦でもMadoneに次ぐ速さ(全体で6位)でトータルバランスでは最強と言ってよい
25 Cervelo S5 Aeroad 2021に登りで大きく劣るため重要性が低下したが
平坦ではVenge S-Worksに次ぐ2位であることは以前通り 買って損はない
33 Specialized
Venge S-Works
平坦最速フレーム
アップダウンの多いコースではAeroad 2021に敵わないだろうがド平坦ならば

 

続いてホイールはこうなります。

レベル ホイール コメント
4 ENVE SES 3.4 登りではLightweight Meilensteinに次ぐ第2位
しかしレベル6で買えるDiCut 62が優秀すぎて霞んでしまう
6 DT Swiss
ARC 1100
DiCut 62
登りでは3位、平坦でも8位のバランス型で、最後まで使える最強ホイールの一つ
ENVE SES 3.4に登りは僅かに劣るが平坦では大きく上回る
13 Zipp 808 レベル30まで平坦最速ホイール 長く使うのでぜひ買うべき
24 Zipp 454 DiCut 62とキャラが似ており必要性が低下した
とはいえ平坦では僅かにDiCut 62を上回るので使い道はある
31 ENVE SES 8.9 レベル34まで平坦最速ホイールだが登りではZipp 808にやや劣る
DiCut 62と使い分けるのが良さそう
35 Zipp 808
/Super9 
平坦ならレベル44まで最速、全体でも2位だが登りは最遅クラス
ディスクホイールだから仕方ないね
37 Zipp 858 平坦ではZipp 808/Super9 に劣り3位だが
登りが激遅なディスクホイールと異なりそこそこ登れる(13位)
見た目などでディスクホイールがイヤな人にとってはこれが平坦最速ホイール
39 ENVE SES 7.8 Zipp 858にキャラが近く平坦4位・登り12位
コース形態で使い分けるのがよさそうだが、Zipp 858との性能差は感じられないかも
45 Zipp 858
/Super9 
Zipp 808/Super9 と同じくディスクホイールで、見た目が派手になっている
平坦最速だがZipp 808/Super9との差は僅かで、登りの遅さは全く同じ

 


結局どれが一番速い?

 平坦でも登りでも最速。そんな機材はZwiftには存在しませんが、つい最近までそれに近い地位にあったのがZwift Concept Z1(トロンバイク)です。極端な山岳コース以外ならこいつでだいたいOKとされ、レースでもカテゴリーAやBだとこの光る自転車だらけでイルミネーションのようでした。



 しかしCanyon Aeroad 2021の出現でトロンバイクの天下も揺らいできているようです。

 Zwift Insiderのデータによれば、現時点の最速組み合わせはこの6通り。

Specialized Venge S-Works + Zipp 858/Super9
Canyon Aeroad 2021 + Zipp 858/Super9
Zwift Concept Z1(トロンバイク)
Canyon Aeroad 2021 + Enve SES 7.8
Canyon Aeroad 2021 + DT Swiss ARC 1100 DiCut 62
Canyon Aeroad 2021 + Lightweght Meilenstein

 上に行くほど平坦向け、下は登り向けの組み合わせで、コースによってこの6つの組み合わせの中から選ぶことになります。Alpe du Zwiftのような超級山岳ならAeroad 2021と Lightweght、全く坂のないド平坦ならVenge S-WorksとZipp 858/Super9が最速ということになりますが、ほとんどのコースはそこまで極端ではありません。勘で選ぶしかないでしょう。
 依然トロンバイクは最強の一角ですが、もはやかつてのような1強ではありません。それでも見た目がアレですから相変わらず存在感を発揮し続けるのでしょうけど。

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