多摩川サイクリングロードの車窓から

初詣で東京守護の結界を作ってきました

 遅ればせながら、皆様あけましておめでとうございます。

 年が明けてから寒い日が続き、追い打ちをかけるようにコロナ禍の再燃があったので自転車にも乗らずだらだらさぼっていました。
 さすがにこれではまずい、とりあえず初詣くらいは行ってくることにしましょう、自転車で。




 まずやって参りましたのは、田町駅の近くにある御穂鹿嶋神社。山手線の車内からも見えるので、見たことある人も多いんじゃないでしょうか。
 もともと御穂神社と鹿嶋神社という別々の神社でしたが、周囲の再開発などに伴い合併したうえで2006年に今の場所に移転したそうです。
 どちらも由緒のある神社でしたが、東京の中心部にあるので移転もやむを得なかったのでしょう。

 というわけでこの調子でどんどん行ってみます。



 次にやって参りましたのは言わずと知れた初詣客数ランキング常連・浅草寺・・・と言いたいところですが、今日は何となく神社縛りにしているので、雷門を拝むだけにしておきます。
 それに、今日は1月10日なのでさすがにそこまで混雑していませんが、自転車で仲見世通りに突っ込む度胸はありません。



 というわけでやってきたのが、浅草寺の隣にある浅草神社
 浅草寺は推古天皇の時代に創建されたと伝えられますが、創設にかかわった3人を神様として祭っているそうです。
 その後、明治政府の神仏分離政策によって浅草寺と別法人となりました。と言っても、浅草寺のすぐ隣にあるし名前も似てるしで、セットでお参りする人が多そうではあります。

 なお浅草寺は「せんそうじ」ですが、浅草神社は「あさくさじんじゃ」なのだそうで。



 浅草神社から東京を横切り、次にやってきたのは高田馬場にある東山藤稲荷神社です。
 思いっきり住宅地の中でこじんまりとしていますが、創建は平安時代・清和源氏の祖である源経基が創建したと伝えられています。本当かよ
 



 階段を登ると小さいながらも立派な境内でした。
 左側にあるのは溶岩の擁壁だそうですが、こんなところに溶岩?火山活動は無いだろうし、どこから持ってきたのかしら。



 東山藤稲荷神社とは打って変わって参拝客でにぎわうこちらは、門前仲町にある富岡八幡宮です。例年30万人前後の初詣客を集める有名神社ですが、2017年に宮司の座をめぐる御家騒動の果てに殺人事件まで起きるという大不祥事で世間の耳目を集めました。


 事件直後は参拝客が大幅に減ったそうですが、さすがに5年も経っていますのでだいぶ客足も回復している・・・のかな?



 お次は田端にある上田端八幡神社です。狙ったわけじゃないんですが、賑やかなところと静かなところが交互に来てますね。
 なんでも源頼朝が奥州征討の帰りに立ち寄って鶴岡八幡宮から勧請したのが起源とのことで、こういう小さい神社にそんなビッグネームが関わっているというのも面白いものです。



 さて、最後にやってきたのは初詣客ランキング不動の一位、言わずと知れた明治神宮
 さすがに10日ともなると落ち着いてきていますが、それでもかなりの人出です。今日は成人式と言うことで、振袖の女性の姿が目立ちました。



 というわけで、今日1日で6か所もの神社に参拝してきました。これだけ行けばきっと今年はご利益もあろうという物です。
 そして今日お参りしたところを線で結んでみると、何ということでしょう!



 皇居を中心に六芒星の結界ができていました。
 今日行った神社はいずれも由緒正しい所ばかりです。徳川家康はこの神社の結界に守られた場所に江戸城を作ったのでしょうね、そうに違いない!

 え?江戸城を作ったのは家康じゃなくて太田道灌?

 えーと、えーと、きっと太田道灌は結界を意識して江戸城を、

 え?明治神宮は明治天皇を祀った神社で創建は大正時代?

 ・・・うん、細かいことを気にするのはやめようぜ!

 
実際の走行ログ↓

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