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多摩川サイクリングロードの車窓から

【ZWIFT】機材ドーピングガイド 2025年3月版

この記事はデータが古くなっています。下の最新版をご覧ください。


tama-cy.hateblo.jp


 


・はじめに
 この記事はZWIFT INSIDERのデータを基に作成していますが、簡潔にまとめるため内容を大幅に省略しています。
 詳細なデータを確認したい方は以下のページをご参照ください。

フレームのアップグレードについて
フレームアップグレードの詳細
機材の性能比較チャート
フレームのアップグレード前後の比較チャート
トロンバイクと最強クラス機材のタイム比較
新機材「Halo Bike」




 3月19日にZWIFTの大幅なアップデートがあり、新要素として「フレームのアップグレード」が導入されました。
 これはフレームを使い込むことで初期状態のステージ0からステージ5までレベルアップし性能が向上するという物です。

 それと同時にフレームとホイールが一体になっているHalo Bikeと呼ばれる特殊な自転車が追加されています。






1.フレームのアップグレード


 
 すべてのフレームはステージ0から5までの5段階のアップグレードが可能です。

 ステージが上がるごとにフレームの性能が向上し、ステージ0とステージ5を比較すると以下のタイム差が出るようです。



 種類の違いはあれど、ステージが上がることでの性能向上はどのフレームであってもほぼ同じなので、結局のところはハイエンドのフレームをレベルアップするのが一番強い、ということになります。
 ローエンドのフレームを鍛え上げて最強フレームに育てる!というのは夢があるのですが、残念ながらそうはなっていません。

 なおここでいう「クライミング」は全てのマウンテンバイクとヒルクライムに特化した一部のロードバイクで、ヒルクライム最強フレームのSpecialized Aethos S-Worksはこれに含まれます。
 「ロードバイク」はそれ以外のロードバイク全て。「TTバイク」は文字通りTTバイク全てです。

 それでは、フレームを育てるにはどうすればいいのか。
 ロードバイクは走行距離、TTバイクは走行時間、クライミングは獲得標高を稼ぐことでステージのアップグレードができるようになります。


 ハイエンドのロードバイクをステージ5まで育てるには1600km走る必要があるということです。

 またアップグレードの際はDropを払う必要があり、その額は下の表のとおりです。


 ハイエンドのフレームをステージ5までアップグレードするのに必要なDropは190万。これくらいなら何とでもなるでしょうが、Halo Bikeの1000万はなかなか痺れますね。
 


 フレームのアップグレードが可能になると、システムがお知らせしてくれます。早速ガレージに行ってみましょう。


 オレンジのボタンを押せば、10万Dropsを支払いステージ1にアップグレードされます。




 めでたくステージ1になりました。さて次はステージ2を目指さないと。



2.Halo Bike



 Halo Bikeはフレームとホイールが一体になった特殊な自転車です。恐らくはヘビーユーザー向けのやりこみ要素として導入されたもので、いずれも高性能ではありますが、入手とアップグレードには半端ではない手間とDropが必要になります。
 現時点で実装されているのは以下の4台です。

・Pinarello Espada
・Specialized Project ’74
・Cannondale R4000 Roller Blade
・Zwift Concept Z1(トロンバイク)


 みんな大好きトロンバイクもHalo Bikeという扱いになっています。


 Pinarello Espada


 Specialized Project ’74


 Cannondale R4000 Roller Blade
 見た目はこれが一番面白いかな。

 Halo Bikeをアンロックするためには、まず同じメーカーのフレーム3台をステージ5までアップグレードしなければなりません。これだけでも結構な手間ですが、それに加えて1000万Dropsを払ってやっと入手できます。


 なおトロンバイクの入手方法は以前と変わらず以下のリンク通りです。

 【ZWIFT】光る自転車を手に入れよう

 すでに持っている方も多いでしょう。ただし。。。


 アップグレードがロックされており、育成は出来なくなっています。
 これをアンロックするにはZWIFTブランドのフレーム3台をステージ5にしなくてはならず、結局は他のHalo Bikeと同じ手間がかかってしまいます。



3.最強機材は一体どれなのか?


 
 今回のアップグレードでは機材のバランスも大きく変わっており、その最たるものはS-Works Tarmac SL8の実装です。


 これ以外にもDT Swissのホイールの弱体化など様々な調整が行われています。

 フレームが初期状態、すなわちステージ0の時の短縮タイムは下のようになります。

ステージ0

 驚くべきことに、ヒルクライム最強フレームとして君臨してきたAethos S-Worksが登坂性能でS-Works Tarmac SL8に後れを取ってしまいました。S-Works Tarmac SL8は平坦でも最速クラスなので、まさに万能の最強フレームと言っていいでしょう。

 Dogma F 2024Aeroad 2024Venge S-worksの3台は平坦でS-Works Tarmac SL8を少しだけ上回っていますが、登りの性能はだいぶ劣りますので、わざわざ乗り換えなくてもいいんじゃないかと思えます。
 それ以前にトロンバイクの方が優秀なので出番がありません。

 しかしステージ5になるとこの1強状態には変化が訪れます。

ステージ5

 最大の変化はAethos S-Worksの台頭で、登り最強の座を奪還しています。
 これはAethos S-Worksがクライミングフレームであり、アップグレードにより登坂能力が大幅に向上するために起きる現象です。

 それ以外のフレームは全部ロードバイクなので、アップグレードしても力関係に大きな変化は生じません。
 ただしトロンバイクを含むHalo Bikeはアップグレードに非常に手間がかかるので、これをステージ5にできるのは当面よほどのヘビーユーザーに限られるでしょう。そうでない人(俺を含む)は、ド平坦コース用にDogma F 2024Aeroad 2024Venge S-worksのどれかを育成しておくのもありかもしれません。いやでも微妙な差だし、労力に見合わないかも・・・

 Dogma F 2024は昨年秋に最強フレームになったばかりなのに、短い天下でした。



4.アップグレードは計画的に


 
 今までは単純に速い機材をチョイスすればよかったZWIFTですが、アップグレードの導入で一気に複雑になってしまった感があります。どのフレームを育てていくのか、プレイヤーの戦略趣味が問われることになります。

 とはいえ、大きく分けて選択肢は以下の3つでしょう。

 ①トロンバイクのアップグレードを目指す
 ②トロンバイク以外のHalo Bikeを入手する
 ③Halo Bikeは後回しにして普通のフレームを育成する


 俺の方針としては③で、トロンバイクを含めてHalo Bikeは無視していくつもりです。

 Halo Bikeは入手も大変ですが、それ以上にアップグレードするのがキツ過ぎるのです。ステージ5にするには8000km走らなければならず、俺のペースだと2年ほどかかりそうで、目標としては遠すぎます。
 それに入手するための1000万とアップグレードのための1000万。合計2000万ものDropを用意できるかも怪しいですし。

 当面はAethos S-WorksS-Works Tarmac SL8をアップグレードしていくつもりで、それが終わったらまた改めて考えることにしましょうか。
 

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