暇人のぐうたら日記

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銀行の劣化が止まらない背景

2018-08-15 10:00:02 | サイエンス

銀行員給与、2年連続前年割れ-17年度、低金利響

銀行の劣化が止まらない背景に何があるのか。日銀とは独立した機関であり、独自の判断に基づいて政策を行う機関である。

しかし、現状は低金利政策に変化が見られず、銀行の劣化が止まらない。果たして、これを日銀が良しとしているのであろうか。銀行が倒産しない限り実体経済に影響はないだろう。また、株式を通して日銀が資金提供している限り、銀行が倒産することはない。

となると、今の状況は銀行というものの在り方を変えるためのものなのか。例えば、高給取りの銀行員を減らし銀行の収益性を上げる、店舗を減らしネット決済を進めることで収益性を高めるなどである。

もし、そうだとしたら日銀の金融政策の範囲を超えたものではなかろうか。むしろ、政府が率先して行う課題であると思われる。

すなわち、本来独立した機関としての日銀が政府の片棒を担いでいることになる。これは、もはや忖度という範囲を超えたもので完全に支配されているとしか思えない。

となると、この傾向はいつまで続くのかであるが、その答えは今の政権が変わるまでは続けられると言うことになる。

今後、ますます銀行の劣化が進むだろう。銀行は個人資産を当てにして投資信託やら外貨預金などを進めるだろう。一部の銀行では、仮想通貨に手を出すところも出てくる。そのような、努力も競争激化により功を奏さないとみられる。

政府は、カジノで仮想通貨を使うつもりだろう。仮想通貨はチップのようなものであり、外国人にも容易に扱えるからである。

アメリカの古い映画でマフィアが裏でマネーを扱っている時代を見ているような光景が目に浮かぶ。ブラックマンデー(世界恐慌)の再来が引き起こされるのではないかとも思える。

世紀末だから、仕方がなかろう。何が起きようと人類は早晩危機を迎えるだろうから、うたかたの夢。

 

 


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