和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

新宿御苑便り 10月

2017-10-14 08:25:18 | 日記

ウメモドキの実

ガマズミの実

カンレンボクの実

白のホトトギス

しどみの花と実 クサボケの別名

キノコ

キノコ

ジュウガツサクラ

ジュウガツサクラ

新宿御苑には毎月のように通っています。何度も来ていますので新しいものを発見することはほとんどないはずですが来る度に新発見があります。この日も赤くなった木の実や珍しいカンレンボクの黄色い実を見ることが出来ました。
キノコもあちらこちらで見かけましたし十月桜が咲き始めたところでした。まだ花数は少なかったです。
小屋の中では今は秋の菊花展の為の菊作りの作業中でもあり中をそっと覗くと一本一本丁寧にのばしてきて留めていく作業は緊張そのもののように見えました。

雨上り一段冴へし虫時雨

佐渡の旅 朱鷺の森公園 たらい船 佐渡歴史伝説館 妙宣寺(五重塔)大膳神社

2017-10-09 08:01:42 | 日記

加茂湖 ホテルの部屋より

遠くの山並みを飛ぶトキ2羽 畑に3羽

ゲージの中の番

パネルより

人面岩

たらいふね

順徳天皇 絵巻

日蓮上人の塚原問答

世阿弥雨乞いの舞

妙宣寺五重塔

妙宣寺山門

大膳寺 能舞台

土日祝の日にしか来ないバス停

佐渡の旅三日目も好天気でした。まず最初に訪ねたのはトキの森公園トキふれあいプラザです。朱鷺を目当てに佐渡に来る観光客が多いのですが肝心の朱鷺に会えないことが多いのでこの施設で見ることになっています。我々も此処で会う他はないのかなと思っていました。プラザに到着間近の時でした。佐渡の穀倉地帯である国中平野をバスで通過していると数百㍍先の田んぼに朱鷺がいるではありませんか。ちょうど今は稲刈りのシーズンです。稲刈りを終えたばかりの田んぼに虫などを食べにやってきたのです。上空を舞うと特徴である羽の朱鷺色がはっきり見えます。望遠レンズを持ってこなかったので細かいところまで撮ることが出来ませんでしたがその数11羽でした。さらに進むと別の田んぼにも朱鷺の姿がありました。幸運に恵まれて結局この日佐渡に現在放鳥されている299羽のうち17羽を見ることが出来ました。農家の皆さんは朱鷺を守るため農薬を極力減らして繁殖に協力しているそうです。

流刑地の島佐渡には過去に15人の人達が流されてきました。この数は伊豆、土佐に次いで3番目の多さです。 佐渡歴史伝説館ではこのうち佐渡に流された有名人 日蓮聖人、順徳天皇、世阿弥が等身大のロボット人形で動態展示されていました。

妙宣寺は日蓮の身の回りを世話した日得上人とその妻千日尼が開基したお寺です。この寺には日光東照宮の塔を模した高さ24メートルの本瓦葺で優美な姿の五重塔がありました。

最後に訪ねたところは大膳神社でした。世阿弥が流されたこともあって佐渡では古くから能が盛んに行われていて、かっては能舞台が200以上あったそうです。このうち現在は34残っています。此処は1846年に再建された茅葺き寄棟造りの佐渡に伝わる最古の能舞台だそうです。

佐渡島は流人達が伝えた「貴族文化」、奉行達がもたらした「武家文化」、商人達や船乗り達が運んだ「町人文化」などが融合して特異な文化を残した地でもあります。20景どころか車窓から見た風景を入れたら28景になり充実した旅となりました。

おけさ柿舵はくるくるたらいふね

佐渡の旅 佐渡金山 尖閣湾 夫婦岩 大野亀 二つ亀

2017-10-05 08:00:01 | 日記

佐渡金山入り口



狭い坑道内の作業風景



尖閣湾 高さ20メートルの断崖が続く



七浦海岸 夫婦岩

大野亀 5月末から6月には黄色いカンゾウの花が一面に咲くところ

ツリガネニンジン

二つ亀は一枚岩

両津温泉郷に宿泊した二日目も好天気で蒸し暑い位の陽気となりました。
佐渡島は日本の島の中で沖縄本島に次ぐ二番目に大きな島で周囲260キロメートルあります。ここには徳川幕府の財政を支えた金山があり、幕府の直轄領(天領)となっていて相川には佐渡奉行所が置かれていました。また大坂、東北、北海道を往来する北前船の中継地となって栄えたようです。金山の廃坑跡は見学コースになっていて、大勢の等身大の人形が採掘する様子をりアルに見ることができましたので迫力がありました。「佐渡金山絵巻」に描かれたとおりです。尖閣湾ではグラスボートに乗り、海岸段丘の雄大な湾内の景色と海中を泳ぐ魚達を交互に眺めながら忙しいクルージングとなりました。昼食後は内海府海岸の突端にある大野亀、二つ亀を見ました。この島には風雪に耐えた天然杉などの巨樹も多いので来年はカンゾウの花が咲く時期に巨樹探索のグループで来たいと思いました。そこへ行く道路の入り口になっている馬首という集落もバスから見えて益々期待がふくらみました。

朱鷺の住む奇岩怪岩巡る旅


佐渡へ旅して 佐渡の郷土芸能の夜

2017-10-01 07:50:14 | 日記














佐渡島まるごと20景3日間のキャッチフレーズに誘われて旅行ツアーに参加しました。東京駅8時過ぎの新幹線でまず新潟駅へ。バスで港まで移動した後、新潟港から佐渡島の両津港まで高速船ジェットフォイルに乗船しました。時速80キロ。乗用車並の速さです。風もない好天気だったので揺れもなく約1時間強の快適な船旅でした。
着いてすぐ地元のガイドさんの案内で港周辺の町歩きを楽しみました。この日はタイミングよく佐渡芸能祭りの日でしたのでホテルにチェックインして夕食後、バスに乗り両津文化会館で行われた芸能ショーを見に行きました。ショーは佐渡の祭礼には欠かせない鬼太鼓で始まりました。勇壮な太鼓の音色に鬼が激しく舞う神事芸能です。次は正月の祝い事には欠かせない伝統芸能の春駒。両津甚句、相川音頭、佐渡おけさと続きました。フィナーレは有名な鼓童の太鼓です。1981年ベルリン芸術祭でデビューして以来、1/3は海外でツアーをしている世界的太鼓芸能集団で、これまでに49カ国6,000回を越える公演を行ってきたそうです。残りの1/3も国内で活動しているので地元佐渡島にはわずかしか居ないとのことでした。。
鼓童は佐渡市の小木半島の中央部「鼓童村」を拠点に活動していて鼓童という名称は心臓の鼓動および子供(童)のように無心で太鼓を打つという意味だそうです。ショーは夜7時過ぎから始まり9時半過ぎまで続きましたが太鼓の響きは心深く届き素晴らしいものでした。鼓童のショーは撮影禁止のため写真がありません。

始まりは秋の一夜の鼓童から