和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

ベトナム少数民族 ラオチャイタバ村を歩いて

2016-06-12 08:00:02 | 日記
小雨も上がりのんびり散歩しました。村の中には観光客向けの土産物屋のほかに村の人のための食料品店もあります。店先で大きな豚肉の切り身を子供がうちわであおぎながら売っているのを見て興味をひかれました。冷蔵庫がないこの地区では豚肉はその日のうちに売り切らねばなりません。風を送って冷やして少しでも腐るのを防止するという生活の知恵なのでしょう。日本人にはなじみのない野菜もありどんな風に調理して食べるのか聞きたかったのですが言葉の通じない悲しさで聞けずじまいでした。買う気もなく覗くだけなのに店員さんはいやな顔もせずこちらがニコッと笑うとニコッと笑い返してくれました。貧しい村の生活ですが屈託がない子供達の表情も良かったです。


若葉風棚田の水のにほひくる

ベトナム北部 棚田のある村  耕して天に至る

2016-06-09 08:00:15 | 日記
カットカット村の次に訪れたラオチャイタバ村の棚田です。2時間以上かけて村の中をぐるっと一回りしましたが、家族総出で小雨の中をしろかきをして田植えの準備をしていました。平地ならば機械を使うところでしょうがこんな斜面では水牛と人海戦術に頼るしかありません。ところによっては山の頂上まで棚田が続いているところもありましたがまさに「耕して天に至る」という言葉通りの風景でした。


一村の棚田に渡る代田水

ベトナム北部 サパの少数民族を訪ねて

2016-06-06 08:21:16 | 日記
ベトナム サパの少数民族を訪ねる4泊5日の旅をしました。首都ハノイから高速道路で中国国境の街ラオカイまで5時間、さらにそこから一般道で一時間半。高原リゾート地サパでは少数民族のモン族の住むカットカット村などを散策しました。バスを降り、谷合にある村まで細い急な坂道を下っていきました。道の両側には手作りの手刺繍の品々が並ぶ土産物屋が並んで客寄せをしています。道端には30センチ位の小さな子豚やアヒルやニワトリが放し飼いにされています。平地が少ないこの地方では開墾できるところはすべて棚田となっていて、山の頂上まで見渡す限り棚田となっているところもありました。川や滝などを見ながらつり橋を渡り2時間かけてのんびり村内を歩きました。


民族衣装映へる夏河サパの村

初夏を彩るホシギキョウの思い出

2016-06-02 04:36:53 | 日記
我が家の庭に咲くホシギキョウです。少し前まではあまり咲かせている人が少ない花のようでした。初めて雑誌で明るい紫色の爽やかな星形の形をしたこの花を見付けてほしくなり、園芸店に頼んでやっと手に入れました。10年前のことです。最初はプランターで大事に育てておりました。しばらくしてからフランスに住む娘宅を訪ねたときこの花が地植えされてカーペットのように広がっているのを見付けました。色がもう少し鮮やかだったと記憶しています。それ以来我が家でも地植えにして育てております。


緑陰や可憐に染むるホシギキョウ