アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

桜の季節はもの憂い季節

2013-03-25 05:25:45 | つれづれ
例年より早く、桜が満開である。とはいえ、3月の終わりから4月にかけてとゾーンで見れば、毎年花の季節である。


 実は、毎年この季節はもの憂い季節である。小生の場合、転勤があるのがこの季節ということもあるのだが、毎年この季節を過ごすたびに、確実に勤労意欲と体力が落ちていくのを感じる季節になるからだ。
 幸い、今年の転勤はないのだが、またワンランク労働意欲を失いつつある。

 特に、おととしの東日本大震災を経験してから、その速度が加速している。小生の場合、節目節目に地震がからむことが多い。
 成人式の前日、帰郷した小生を伊豆半島の大地震が襲った。成人式が流れたどころか、我が家は半壊。進級はおろか、在学することも・・・というピンチだった


 会社に入り、新任の管理職でやっているところを襲った阪神大震災。しかも、会社の中で、もっともその対応に関連する部署の課長だった。
 そして、転勤が決まり、職場の大送別会が予定されていたのが、おととしの3月11日だった・・・あの日から、身体の中で何かがはじけてしまった・・・

 それまでも春はもの憂い季節になっていたが、さらにつらい季節になってしまったのだ。桜はきれいだと思うし、お花見もけっこう。
 だが、何をおいても暗い気分になってしまう小生である。季節のなせるわざ、そう・・・時が流れれば、この気分は解消する。毎年この時期だけなのだ。

 とはいえ、今年は嬉しいこともあった。川崎時代の部下で、小生にとっては積み残していた宿題の残りがようやく解決した。
 ご縁のあった部下に対しては、小生なりになんとか手をつくしてでも・・・とやってきたつもりだが、窓際族とはいえ、成果はたくさんあげられたことは誇りである。いつリストラされるかわからない身となり、もはやこうした喜びはないだろうと思われるが・・・


 会社をリタイアすれば、きっと楽になるのだろうが、まだそんな歳でもなく、もうしばらく情緒不安定な春を過ごすことになりそうだ。
 といいつつ、今日は職場でのお花見も予定されている。暗い表情は見せたくないが、といって、積極的に話す元気もなさそうだ

 ちびりちびりとお酒をいただきながら、静かにすごせれば・・・と。西行法師の歌など口にして、オツに過ごせれば・・・だが。
 こんなときには、大木ちゃんの元気な笑顔が何よりの薬である。大木ちゃんと花見に行けたら楽しいだろうなあ・・・

 と、もの憂い春のもの憂い月曜日の朝・・・
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3 コメント

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ん~ (キョウコ)
2013-03-25 09:38:31
そんな気分にこの雨では…。早く咲いた桜も終わりますので桜が散るのと逆に、桂さんの気分は上がっていくと良いのですが(>_<)
大木Chanとお花見をしている妄想モードで乗り切って下さいねっo(^-^)o
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Unknown (キョウコ)
2013-03-25 10:33:51
せっかくのお花見なので、『大木chanとお花見妄想モード』で
なんとか乗り切ってくださいね(*^_^*)

と、入れるつもりが途中で切れてしまってスミマセン
返信する
キョウコさんとお花見モード ()
2013-03-25 11:08:21
キョウコさんありがとうございます。
さすがに大木ちゃんとお花見というわけにはいきませんので、キョウコさんとお花見モードって気分で参ります。
返信する

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