
さて、孫六温泉を出て橋をわたり、車で坂道を上がるとすぐ黒湯温泉だ。乳頭温泉郷の中でも、温泉そのものでは人気があると聞く・・・
駐車場から坂道を下っていくと・・・えっ? これは・・・完全に真冬の雪道が残っている。幸いストックも置いてあるので、それを使いながら降りると、黒湯温泉の受付がある。
聞くと、受付の奥に混浴の露天風呂と内湯があり、建物を出て少し歩くと、男女別の内風呂と露天風呂がある。そして混浴ゾーンと男女別で泉質が異なるという。
まずは・・・と混浴ゾーンに向かう。幸い誰もいらっしゃらなかったので、独泉で楽しむ。孫六のそれとも異なり、色的には鶴の湯に近いが、やはり別ものだ。
途中、秋田に単身赴任中の方がいらして話を聞いたが、よくここまで来るという。やはり泉質が気にいっているとのこと。
そして男女別ゾーンに行くと・・・目を見張る風景が・・・草津の湯畑のミニチュア版のような源泉を冷ますゾーンがあった。
これを直接引き込んだ、露天風呂がこちらの写真。色は混浴ゾーンに近いが、熱くてフレッシュな印象。素晴らしい温泉だ。
さて、これで七つのうち六を制覇したぞ。残すは、この日宿泊する「休暇村」だけだ。
車で駐車場に着け、まずはチェックイン。けっこう混みあっている。
知人で「休暇村」をよく利用しているという人がいるが、伊豆や那須など全国各地に展開しているお宿だ。なんとなく、国民宿舎のようなものと混同していたが・・・
そのお宿自体については稿を改めるが、まずは温泉だ。規模の大きいお宿だが、お風呂は男女別の一か所のみ。
だが・・・大きな内風呂の浴槽は二つに分かれていて、源泉は二つあった。ひとつはぬるめで茶褐色の乳頭温泉というもの、もうひとつは熱めで白濁した田沢湖温泉と。
ちょうど乳頭温泉が「妙の湯」の金の湯のような感じ。田沢湖温泉は、「鶴の湯」っぽいものだった。この二つの源泉を一度に味わえるのはなかなか素晴らしい。
露天風呂もあり、ライトアップした夜はなかなか幻想的だ。こちらは田沢湖温泉のお湯だ。
宿泊していたこともあり、チェックイン後、夜と朝に温泉を楽しんだ。これで七つの温泉をコンプリートだ。
が・・・さすがにちょいと疲れたぞ(苦笑)
時に「休暇村」の印象については・・・別稿にて。
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