
「休暇村」という名前から、小生は国民宿舎のようなものと思っていた。いろいろ調べてみたら、環境庁指導のもとに運営されていが、スポーツ施設など各種レクリエーション施設を設置しているのが「休暇村」という。
学生の時、落語口演で小豆島に行ったとき、国民宿舎に宿泊したことがあったが、地味だが、いい印象だった記憶はある。
休暇村もそんな感じかなあと思っていたら、いい意味で裏切られた。妙の湯のようなおしゃれな・・・ということはないものの、一般的な温泉ホテルのような印象だ。
チェックイン後、お部屋にあったオススメ散策コースを歩いてみた。残念ながら、雪が多く残っていて、景色という点ではあまり楽しめなかったが、季節がよければ・・・と。
だが、好感度を大きく上げたのは温泉とともに食事だった。今回の宿泊は二食ともビュッフェだったが、料理の美味しさ、品数ともに満足できるものだった。
事前に別注で秋田牛のステーキをお願いしていたが、セルフで焼いていただくもので、抜群に美味しかった。
また夕食は、広々としたロビーの方でどうぞと勧められたが、新しい料理が追加されると、スタッフさんが運んできて、いかがですかと。
ヒメタケは、そうして提供された。また、中ではシェフが乳頭温泉名物の山の芋鍋を宣伝している。鶴の湯では必ず出る料理だが、それより間違いなく美味しかった。
デザートなどもたくさんあり、なかなかよかった。そうそう、食事とは別だが、アイスキャンデーやソフトドリンクは別にコーナーがあり、宿泊中何度でも無料という。
翌朝のご飯も比内地鶏の玉子かけご飯などは絶品だったし、地産の食材でいろいろなものがいただけた。
大満足で、お宿を後にした。派手さはないが、お部屋もなかなかいい感じだったし、秘湯とは言えないが、今後温泉絡みで利用するのはありだな・・・と。
ということで、早速いろいろ調べてみた。休暇村をよく利用している知人は、那須をよく利用しているという。
また日光や奥武蔵、それに小生の地元の南伊豆などは検討する余地がありそうだ。と予想外の展開になった。
ときに、七つの温泉・・・お気に入りを順位付けしろといわれるとなかなか悩ましい。純粋に温泉だけでいえば・・・
黒湯・孫六・蟹場・妙の湯・鶴の湯・休暇村・大釜・・・かなあ。といっても、大釜が悪いというレベルではない。
小生の行くいろんな温泉宿と比べても同等以上・・・そんな感じだ。逆にいえば、黒湯や孫六と比べても僅差という気もする。
いずれにしろ、孫六には再訪するので、改めていくつかは来るしかなさそうだ。
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