アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

最中の話

2012-03-21 05:57:02 | 薀蓄
先日、いつものスーパーに出かけたときのこと。なんとも甘いものが食べたくなってしまった。それもあんこの甘いものが欲しくなった。

 そんな折、目に入ったのが写真のこれ。もち入りの最中である。思わず買い込んでしまった。最中の皮はもろかったが、まずまず美味しかった。
 ときに、この最中というお菓子、なぜこの名前がついたかご存知だろうか・・・ということで、久しぶりに薀蓄ネタである。

 最中の形にはいろんなものがあるが、基本形はまん丸な形であろう。今回食べた最中もまん丸だった。そうこの形が語源になっているのだ。
 ちょうど、この形は満月である。最中を見た昔の人は満月を連想したという。

 ときに、月は新月に始まり、三日月~上弦の月~満月に至り、そして下弦の月から再び新月になる。十五夜というくらいで、満月は真ん中になる。
 そう、「まんなか」の月がなまって「もなか」になったというわけだ。とここまでくると字の方もイメージが湧いてくるだろう。

 満月は、まさに盛りの月なわけで、真っ最中の月、逆に言うと、最中と書いて「まんなか」と読んだらしい。
 考えてみればその名も月餅というお菓子もあるわけで、月にちなむお菓子は日本だけではなさそうだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桜が待ち遠しいですなあ | トップ | ソフトバンク・・・では »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

薀蓄」カテゴリの最新記事