アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

新宿亭砥寄席

2011-02-27 06:29:04 | 落語
昨日、2月26日はかつて2.26事件があった日であり、花緑の祖父の小さんがそのクーデターに参加したことも有名だ。


 ということはまったく関係なく、新宿文化センターで、亭砥寄席と称する落語会が行われたので出かけてきた。題して「東京がひとつになる前日」という・・・
 東京マラソンの前日を称したわけであるが、実はこのメンバーがなかなか・・・で、王楽・白酒・菊之丞というなかなか豪華なメンバー。

 まずは開口一番、入船亭辰じんが「たらちね」でスタート。以前も聞いたことがあるが、声がよく出ているのがいい。久しぶりに期待できる前座かも。
 そして王楽の登場。何をやるかと思いきや、「首提灯」だった。以前に一度ネタおろしで聞いたことがあるが、以前よりこなれてきたのは当然か。


 そして、白酒の登場だ。当日のホールのイベントをネタにさんざん沸かせておいてから「転宅」に入った。むむむ・・・さすが白酒、いい雰囲気だ。
 なんともいえないフラがたまらないぞ。飄々と語る毒気のあるコメント・・・ある種噺家らしい噺家かも。

 中入りが入ってからトリはお待ちかね菊之丞の登場。これまた、粋な噺家らしい噺家である。っていうか三人とも声のいいのが今日のポイントか。
 何をやるかと聞いていたところ「景清」だ。おお、以前一度聞いたことがあるが・・・むむむ・・・さすが菊之丞だ。粋な空気を残しつつ、なんとも聞かせてくれる。

 大満足でしっかりサゲまで・・・うーむ、やはり菊之丞、いいじゃないかと。しかし、こう考えてみると、三三や菊之丞、花緑といった若手から中堅にいたるところの層も厚い。
 ますます楽しく、そして迷ってしまいそうな気がするなあと・・・と言いつつ、今日は市馬を聞きにいく予定という・・・

 やはりちょっとビョーキかも・・・
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