綺麗に刈り取った芝生
タイに暮らして居て、私はつくづく自分の性格に嫌になる事がある。
タイの人の様におおらかに、余り気にしない、自然と逆らわない様な生活が出来ない。
例えば家の周りに木の葉やゴミが散らばって居ても、平気で何も感じていない。
草が生えても抜こうと言う考えが無く、除草剤を撒いて枯らせば同じ事だと考えている。
私が家の周りを掃きゴミを集め、草を抜いても何の関心も示さない。
芝生は刈ってくれてはいるが、芝刈り機で刈れない隅はそのまま芝が伸びている。
日本庭園を見ている私は、庭全体が手入れされて居なければ違和感を感じる。
日本人のこだわりが、中、韓、台の製品より、品質の良い製品を作ったのだろうが、
生きて来た歴史や環境の違いを考えると、価値観が違うので有ろうが、
彼女はバイクがいくら汚れていても掃除はしないが、車は神経質の様に掃除をする。
車は彼女の富の象徴なのだろう、昔は家より車の値段が、高かった時が有ったのだ。
又タイに行き黙々と手入れをして、自然の力に勝てなく、元の黙阿弥に帰る事が解っても
馬鹿な私は抵抗を続けて行くのである。
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