勇気ある女性と痴漢容疑者の話

昨日のボランティアの帰りの地下鉄の出来事。
私の最寄り駅の改札は女性専用車両の出口が1番近い。
そのため、土曜日で女性専用時間は無いけど、その車両に乗った私。

栄で本屋に寄ったので栄から乗車。
ラッキーなことに席があいていたので、座って買ったばかりのマンガを熟読

気がついたら名古屋で、大勢が降りていきます。
そのとき、同じ車両の１つ向こうのドアで騒ぎが。
「けんかしているのかな？」って何気なくみていたら、女性が
「あなた痴漢したでしょう！」って言っている。
でも、男の人は無視。

すると女性は降りていく男性の腕をつかんで「あなた痴漢したでしょ！」と言う。
男性が突き飛ばす。
女性が走ってまた腕をつかんで「この人痴漢です！」と叫ぶ。

でもね、誰も女性を助けないし、駅員も来ない。

4，5回女性は突き飛ばされながらそれでも負けない。
やっと駅員が来たら、男の人は走って逃げた。

その後、列車は発車したので事件の顛末はわからない。

でもね・・・

本当に痴漢していないのなら、警察にいって女性の服や体に自分の指紋がついていないことを証明できると思うのだけど。
普通、女性の洋服には本人の指紋しかついていないはず。
体ならなおさら。

だけど、痴漢事件で指紋うんぬんって話は聞いたことがない。
難しいのだろうか？

あとね・・・・

以前「それでも僕はやっていない」という映画や、冤罪事件のドラマや小説を読んでいる私は、「もし違っていたら・・・」という思いもある。
こういう事件は、指紋で身の潔白が晴らすことができたら冤罪ってないのに。

そして、女性も「私の服や体にあなたの指紋がついています！」って言い切って堂々と警察に突き出せるのに。

あの時、どうみても大人しそうな女性が何度も突き飛ばされながらも果敢に相手を逃がさないように捕まえたり大声をあげていたのを見ていて、女性も強くなったなあと思いました。

でも、まわりが協力しないという情けない世の中の一面も見てしまった。
金融関係においてある、カラーボールみたいなものがあるといいのに。

1番いいのは名古屋の地下鉄が終日その車両を女性専用にすることかな。
あと、男性専用列車も一緒に作ること。
女性だけでは別の差別に当たるもの。
進行方向前は女性専用、最後尾は男性専用にすればいいのに。