片岡礼子 日記帳

女優:片岡礼子本人が送る日記。

『ぞうきん・・・つづき』

2006年04月20日 | ささやき
つづき…

日頃男らしい片岡をスクリーンで

楽しんで下さっている方、

デンジャーゾーンに入ります。では、

※※※※※※※※※


前置きが長くなりすぎましたが、

学校で必要となったぞうきんを縫うときのこと。

お子達と話をしながら、

ちくちくとお針しごと。

光がリビングに差し込みココアの氷の音…

コーヒーの湯気…。笑い声…。

楽しく掃除ができるといいなと思って、

ついぞうきんの縫い止めを模様にしたら…?

と、思い浮かべた。


普通はバッテンを描く部分にお花なんて出来るかな~

そんなことを考えているうちに、簡単に出来た。

しかも大喜びで持って行ってくれたので、

なんだかちょっと続けてあげたいような気もしたが…

随分前のことで実は刺繍したことも忘れていたが、

またぞうきんを縫う季節がやってきた。

そのときの会話・・・

子「お母さん~もうあのお花やめよう?」

母「ん?」

子「た゛から~あのぞうきんのお花の模様のこと!」

母「ああ…あれ、いいよ、どしたの?」

子「あのね…体育館でね使いかけのを見掛けたんよ…
   そしたらね…
   真っ黒になっちゃったあのぞうきんがあって…(沈黙)
    お花が 真っ黒だった・・・」

母「あら、それはショックだよね~
    (つとめて明るく・・・)お花のぞうきんが黒くなったぶん
   体育館がきれいになったってことだよ…ね!…(笑」

子「うん…でも…ガーンってなったから、お花はしないとこう」

母「そうだね…(笑)」

とまあ、たわいもない会話なんですが。

私にとっては参りました!って心境です・・・。

感性をのびのびと伸ばしてあげたいなんて、

親が思うより、

のびのびしているのが未来を担う

子供達・・・

伸ばしてもらっているのは

私のほうでしたというお話でした。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
デンジャーゾーン (jappy ikeda)
2006-04-20 23:15:02
デンジャーゾーンに踏み込んでしまいましたが、

いいなあ、この会話。

銃を構えた片岡さんも素敵でしたが、こっち側も素敵です!
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いいなあ (月太郎)
2006-04-21 00:08:02
こういう優しくて素直な片岡さんも好きです。

犠牲になって死んでいく「GONIN2」や、手当たり次第に撃ち殺す「夢犯 KILLING ANGEL」も凄くて好きだけど。



この『ぞうきん…つづき』を読んでいて、「チンピラ」で、刺されて座り込む大沢たかおの肩を抱くうちに、次第に気持ちが入っていくしみじみとした場面を想い出しました。



子供の心を素直に受けとめることが出来る、こんな素敵なお母さんを選んで生まれて来た子供は、本当に伸び伸び育つことが出来るでしょう。
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Unknown (はまっこ)
2006-04-21 02:36:34
さっそくデンジャラスゾーンを拝見できて、満足です☆

なんだかお子さん凄く優しいですね!

私が小さかったときそんな優しかった覚えた全くない・・皆無。

親子共々すばらしいっす・・
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これからも (ファイアーマン)
2006-04-24 10:17:27
礼子さんは子供にとってキット自慢の母親ですね(*^-^*)。

優しくて美人、そして女優だもの幸せです。

ボクも子供の頃は、お前のお袋綺麗で良いな~と言われてましたから、お子さんの気持ち良く分かります。

今ではお婆ちゃんに成ってしまいましたが^-^;アハハ...

これからも日記に私生活のこと取り上げてくださいね、楽しみにしてます。

ボクはマスマス礼子さんのファンに成りました(^_-)☆。

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ますます (みか。)
2006-04-25 00:12:29
いいなぁ。

銃を撃ちまくりだの

アクションシーンをガンガンこなしている礼子さんも大ファンだけど。

針仕事もできるなんて。

いいなぁ。

ますますファンになりました。

おいらは針持っては糸がもつれ・・・必ずというほど

絆創膏を貼る始末。

男性より男らしく育ってしまったのなぁ。

こんなんでも主婦なので、せめて料理できればと思うんだけどまともに出来ず。

うらやましいかぎりです
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doumo arigato (rei ko kataoka)
2006-04-29 22:27:33
デンジャーゾーン

そんなにデンジャーでなくって

ほっとしました。



意外な反応に

照れくさいやら・・・



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