片岡礼子 日記帳

女優:片岡礼子本人が送る日記。

『年越し』

2006年12月30日 | movie
おせち料理を作っている人…

紅白歌合戦見ている人…
仕事している人…

それぞれの過ごし方で年末を迎えていると思います。

友達と飲みながら、
来年の抱負を言い合うのが恒例で…酔っ払った新年を迎えていたが…。

母になってそれも久しい…。(ちょっとは大人になれたかな)

来年はもうちょっと
[かっこいい大人]
を、意識してめざして
みたい。

今年の年末はそんな感じで襟を正して過ごしたい…。

皆さんもよいお年を…!
片岡礼子より


『駄菓子屋』

2006年12月07日 | movie
店の軒先を通りかかるだけでワクワクする…

学校の帰り道の魅惑的な スポット、駄菓子屋。
10円玉ひとつあったら クジがひける
お菓子が買える。
夢のようなお店

そんなクジやオモチャやお菓子たちに
埋もれるようにお店に座っている
おばあちゃんに
一度なってみたかった。
なんて素敵な仕事~。

と、小学校時代ひそかに憧れたこともあった。

いつの日か
大人になって
働き始めたらくじをまとめがいするぞ~とも思っていたが、

気がつけば子供にも
『今日のクジは〇回まで!』
なんて言ってる。


見たい見たいと思っていた、
『ALWAYS 三丁目の夕日』がテレビで放送するとあって
かなり見る気で時間をあわせた。

見るのは…子供番組がほとんどの毎日。
久しぶりの大人タイムはコーヒーくらいいれたかったが…。
…吉岡さんが演じる駄菓子屋の兄ちゃんといい、
車屋さんといい…
なんというのか懐かし博物館状態でかなり面白かったのだ。
コーヒーいれる間もなかった…。

あの小説家と少年のコンビは
特に心地良い風を運んでくれて、
忘れかけていた夢を掘り起こす元気をもらった気がした。

なんだか映画自体が
私の懐かしの
『駄菓子屋』のようだった。

映画を愛するがゆえに

今を今まで以上に
大切にしようと
日々想う

ご飯に洗濯物にと
家の中を走り回り
テレビで新しい今の映画を見て久しぶりに涙する。
面白いかあちゃん役…
いけずな男のような役…
ひたすら作品を極めていく芸術家の役…
社会の問題を背負った役…
一瞬通り過ぎるだけのその街の住人役…
実在の職人役…

次に出会う役柄に
恋したい今日このごろ

やっぱり映画って
いいですね!

写真は駄菓子屋にちなんで…
お菓子のミニチュアを。お盆は10円玉です。
興味のある方は
阿部こづえ先生のホームページをオススメいたします…!



P.S.
そりゃ日本映画が一番だけど、
国境を越えられるのも映画の魅力!

他の国の人達と一緒に映画をやれるのは、
きっと、すばらしい体験になるでしょうね…。
夢のまた夢です。

答えになったでしょうか…