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華宵の趣味の部屋

読書・美術…その他諸々の趣味を片寄った視点で♪

久しぶりに。。

2008-12-04 14:05:00 | 読書
本を読んでて寝るのが遅くなりました。
最初は、普通に寝ようとしたんですよ。
でも、布団に入って本を広げたのが運の尽き(笑)

読んでたら止まらなくなり…
日付が変わり…
気が付けは最後まで読み終わっちゃいました。

昨日読んでいた本は、
米澤穂信・著 『インシテミル』です。
昨年に紹介されて読み始めましたが、結構読んでます。
今までで一番好きだったのは『さよなら妖精』でした。
他にも『古典部シリーズ』や『小市民シリーズ』を読んでます♪

今回の本は、サスペンスミステリでした。
あんまりサスペンス系は読みませんが…
たぶん、よく知っている人の方が楽しめたのではないかと思います。
私はさっぱり「??」な感じだったので、普通に騙されて読みました(笑)

物語は、あるアルバイト募集から始まります。
アルバイト情報誌に「時給1,120百円」という、普通ではありえない募集がありました。
普通は誤植だと思いますよね。
だって、一時間当たり112,000円ですよ?
しかも24時間。
期間は7日間。
単純計算で18,816,000円のお給金っす。

それが間違いじゃなかったんですw
そのアルバイトに参加したのは12人。
ある施設で「7日間の実験」をするのがアルバイト内容です。
で、サスペンスミステリですwww

実際こんな事があったら嫌だなぁと思いました。
そういう不気味な感じを後に引きずりたくなくて、最後まで一気に読んじゃったのかもしれませんねー。

という訳で、今日は眠いっす(´-ω-`)。о゜

『一瞬の風になれ』

2008-11-06 09:28:56 | 読書
またまたスポーツ小説w
今回は高校陸上の話でした。
量は結構ありそうな厚さの本でしたが、あっという間に読んでしまった。
早く次が読みたいけれど、読み終わるのが勿体無い!という感じでした。


話は、主人公がずっとやっていたサッカーをやめて、高校から陸上部に入部する。
それには、幼馴染の連に「かけっこしよう」と言われたことが切欠。
連は天才的な速さをもつ陸上選手だったけど、一年ほど遠ざかっていた。
そこから陸上部の仲間と大会に出たり、合宿をしたりと色々な経験をしていく。
その度に選手として・人間として成長していく…
といった感じでしょうか。。

陸上短距離は、オリンピック等でよく観ている。
100mなんて、たった10秒くらいの事なのに、毎日の地道なトレーニングはどれだけなんだろうと思った。

この本で知ったのは、走っている時の選手は、結構色々考えているという事。
スタートの最初の一歩とか。足の運びとか。カーブとか。
リレーなんて、すごくドキドキでした。
2走がエース区間という事もはじめて知ったなぁ。
なんといっても、リレーメンバーの信頼関係とか、なんか羨ましかったw
あとは、ライバルというか、他校の選手との交流も面白かったw
他は…やっぱり恋愛ですか(笑)
爽やかで良かったなぁwww

大会とか見たら、応援したくなっちゃいますね♪

『サクリファイス』

2008-10-24 10:18:37 | 読書
なんだか久しぶりの読書感想になってしまった。
本は読んでいたけど、感想を書くのは久しぶりだー


さて、『サクリファイス』近藤史恵・著
ロードレースの話です。

ロードレースは、テレビで少し見た事があるけれど、ちょっと不思議に思ってた。
集団で走っていて、先頭が次々と変わる…
なんでなんだろうと。
でも、疑問に思っただけで調べようとはしなかったが(汗)

今回、この本を読んでロードレースのルールが少し分った。
ロードレースは、個人競技でありながらチームプレーでもある。
「エース」という人を勝たせるために「アシスト」という役割の人がいる。
つまりエースを勝たせる事がチームにとっての目標となる。

エースとアシストという役割分担を書いたが、実際にどういう事かというと、ゴール直前までエースの力を温存させるのである。
具体的には、風除け。
ロードレースは紳士的なスポーツであって、風除けのために先頭の選手が交代するのである。
で、最後の勝負所でエースが飛び出していく。

話は、前半に「ツールドジャポン」を中心にロードレースが展開される。
後半はヨーロッパ遠征での試合になるのだが、ミステリ調になって真相が二転・三転して明らかになっていく。

だが、この小説の見所は人物の魅力だろう。
それに気が付くのは、最後に全てが分った時点だったが。


ここからは、ネタバレ注意w

主人公の白石誓は、チーム・オッジ二年目の山に強い(クライマー)アシスト。
チームには長年エースとしてやってきたクライマー石尾豪。
主人公の同期でスプリント(平坦な道)を得意とするエース候補の伊庭。
他にアシストが3名・赤城・山中・篠崎と、監督とスタッフ達や外国の選手達。
赤城は石尾を長年アシストしてきた中堅。
あとは主人公の元恋人の女性と、三年前に事故で引退した元ロード選手の袴田。

主人公は、高校の陸上でインターハイで優勝していたが、走る事・一位を取る事に苦痛を感じ、ふと見たロードレースに18歳で転向する。
先に書いたとおり、ロードレースは個人で1位をとる事を目的としない選手が要る。
そんな役割が自分には合っていると思うのである。

そして、ツールドジャポン。
そのうち一試合でひょんな事から優勝してしまう。
そこから、チームのエース・石尾の噂を聞くことになる。
石尾は以前、チームのエース候補だった選手をレース中の事故で下半身不随にしてしまった。
それがわざとなのか、事故なのか、主人公は疑っていくようになる。

一方、試合ではヨーロッパの移籍の可能性を聞かされる。
ヨーロッパはロードレースがさかんであり、憧れの場所である。

そして伊豆のレース。
途中、石尾のタイヤがパンク。。
山道で40秒の差が出来てしまうが、白石が石尾をアシストし、上位に食い込ませる。
ツールドジャポンは、石尾の優勝で終わる。

その後、ヨーロッパ遠征。
そこで悲劇が起きる。

まあ、そこまで書いちゃうと興ざめなのでw


とにかくカッコイイです!
サクリファイス=犠牲という意味ですが…
そういう意味が分りました。
久しぶりに感動したなぁ。。
「感動」という言葉しか浮かばないのが悔しいくらい。
思わず読み返しちゃったしなぁwww

私にとって、今年のNo.1かもしれません♪
ロードレース、テレビ中継してくれないかなー☆彡

L25 

2008-09-25 16:08:29 | 読書
L25という、フリーペーパーがある。
R25という、社会人男性向けのフリーペーパーの女性版である。
女性向けという事で、女性が必要とするであろう情報が載っているわけである。
ちなみに、R25は男性向けというより、社会人全般向けといった感じ。
国内外のニュースを分りやすく解説してくれている。

で、L25の中に『今までに出会ったサイテー!!なオトコたち』という記事がある。
毎回テーマ別でサイテーっぷりを紹介してるのだが、結構面白いwww
そんなオトコに出会ってしまった人達は災難だろうが、そんな信じられないことをするオトコがいたのか!!と毎回笑える。
サイテー男診断委員会というのもあり、隊長他2人がズバリなコメントを載せている。

笑って見ていられるが、「人の振り見て我が振り治せ」「反面教師」という言葉がある。
こうはなりたくないものだなぁと思うのであった。

で、ここでは女性から見た男性の話なのだが、男性から見て『サイテーなオンナ』というのも当然あるだろう。
ちょっと読んでみたいと思うのだが…「知らぬが仏」なんだろうか…(汗)

あっはっは・・・はぁ。。

2008-07-11 10:33:57 | 読書
この頃、読書をしているようなしていないような。。
本は毎日鞄に入れてます。
でも、通勤時間が短いせいか、全く進まない(爆)
学生時代は、1時間以上電車だったので、バンバン読んでたのになぁ。。
電車って、本を読みやすいですよね(笑)

で、本なんですが、溜まってきちゃいました。
一時期、かな~り読んだので、積ん読がほぼなくなったんですよ。
それで油断して買っていたら…また増えた(爆)
まあ、当たり前なんですが。

その本の中に、シリーズ物の4巻があるんです。
でも、3巻を読んでないんです!
というか、3巻が売っていないんです(泣)
もう少ししたら、本屋さんで仕入れてくれるかなぁ。
やっぱり途中抜けて読むのは味気ないんですよね~w

と、計画のない読書をしております。
ちなみに、ライトノベルばっかりよんでいたので、今はミステリ小説を読んでいます♪
高村薫さんの『マークスの山』って本です。
高村さんは、『李歐』しか読んでいませんが、なんだか好きです。
なので、今度はシリーズ物に挑戦しました♪♪
元々、『照柿』を読みたかったのですが、やっぱり第一弾から読むべきだろうと思ったのです。。

さて、読むぞ~☆彡

今週は…

2008-04-26 23:38:03 | 読書
歩きすぎました!!

今日もいつも以上に歩いてしまったので、足がほてってます( ̄ェ ̄;)

明日も歩く予定なんですが…
大丈夫かな~。。

でもまあ…
もうすぐ連休だし、少し無理してもたぶん大丈夫d(-_-*)デショ?


昨日まで、東野圭吾・著『容疑者Xの献身』という本を読んでました。

ミステリって普段あまり読まないんですが、これは昨年から話題になっていたので、図書館にあったために借りてきました♪♪

評判通り、面白かったデス☆彡
ミステリなんですが、愛する深さがたっぷりで、凄い迫力でした。

数学者や物理学者が出てきますが、頭がいい人って、こういう人達なんだなぁと思ってしまいました(笑)

読み終わったんですが。。

2008-04-22 10:43:20 | 読書
昨日、久しぶりにライトノベルを読みました。
あ…
久しぶりでもないかも(汗)

まあ、私の場合…
ライトだろうがハードだろうが差別はしませんwww
面白いものは面白いですから。。


で、昨日読み終わった本なんですが

『タザニア国物語 影の皇子』という本でした。
中古屋さんで100円だったんですが、イラストレーターのあづみ冬留さんが好きなので買ってしまったの物ですw
歴史ファンタジー物も好きなんですけどね♪

最近、読書スピードが落ちていたんですが、これは2日で読みました☆彡

ドキドキ・ワクワクといった感じで、とても楽しめました。
楽しめたんですが…

あとがきを読んで衝撃www
なんと続き物だったのです~(爆)

これういうのって、気になるんですよね~。。
続き、出てるのかな。。
探してこよ~っとwww

『犬はどこだ』

2008-04-03 08:49:07 | 読書
昨日読み終わりました♪
『犬はどこだ』米澤穂信・著

今、一番のオススメ作家さんです。

ミステリって、元々あまり読まなかったんですけど、知り合いから薦められて読んだら見事にはまっちゃいました(笑)

ミステリのイメージって、なんだかドロドロした殺人事件というイメージがあったんですが、この方の本は、ほとんど人が死にません(笑)
いわゆる、【日常の謎】という感じのミステリですね。

でも、この本は探偵物です。
失踪した女性を探すという物語です。

探偵物なのに、題名が「犬はどこだ」ww
これにも訳がありまして、主人公は始め、犬探しを専門とする職業を目指していたわけです。
それが、どこをどう回ったのか、人探しを依頼されてしまうのです。
途中、犬も出てきますけどww


この本を読んで、謎解きにはまったく関係ないのですが、【ネットの怖さ】というのをちょっと知れたように思います。
相手の見えないネット上での事件。
そういう事もありえるのかなと思わせるものでした。

本の続きを。。

2008-04-02 10:19:44 | 読書
作者の方が、ご病気を得て著作を断念されていたようです。
私はこの方の本を最初の方から読んでいましたが、しばらく離れておりました。
けれど、たまたまインターネットを徘徊していて、その著者のHPを見つけ、その事実を今更ながらに知りました。

著作があったことは知っていたのですが、最近見ないなぁと思っていたので、納得したといったらその通りなんですけどw

で、著作の続きをHP上で公開しているので、今読んでいます。
・・・仕事中なのはヒミツですwww

その中で、印象に残った言葉を記しておきます♪♪ 


 出会えただけで、奇跡なのだ。
 これ以上、いったいなにを欲することがあるだろう。


人と人の出会いは、奇跡です。
何かの条件が欠けても出会えなかったのです。
逆に言えば、その条件を満たしたから出会えたのです。

出会えたという以上のことを欲するのは、欲張りでしょうか。

再び『町長選挙』・『STAR EGG 星の玉子さま』

2008-01-22 10:14:27 | 読書
『町長選挙』 奥田英朗・著
前に書きましたが、今回は読み終わりました♪♪
図書館に返して、また行ったらあったので(笑)

離島の町長選挙について、とても露骨な選挙活動が描かれていました。
そこで、色々あるわけですが・・・
立場が違えど、自分達のいる【場】というのを真剣に考えている。
そのために出来る限りの事をする。
(まあ、他人に迷惑かけまくりですがww)
読んでいてどこか憎めない所があるのが魅力ですかね。
読み終わった後の清々しい気分が感じられました。


同じく図書館から借りた本ですが
『STAR EGG 星の玉子さま』 森博嗣・著
とても薄い本です。
絵本のような本です。
けれど、どこか考えさせられる・・・
ちょっぴりクイズらしいのもある・・・
そんな本でした。
イラストも著者が描いたらしく、とても可愛らしかったです。
『星の王子さま』を読みたくなりました♪♪