まりりの日々

なにげない日々の中で、残しておきたい事・思う事
猫大好きまりりの『日々の日記』
少しでも情報発信できたらいいなぁ。

心のバランスが取れません(T_T)

2013年02月20日 | 仕事
どうしても自分だけで抱え込めないので書きます。
一人になって色々と考えると涙が出てきます。 耐えれません・・・。


『アニマルホーダー』 という言葉をご存じでしょうか?
私、恥ずかしながら先日初めて耳にした言葉です。
ご存じない方、ちょっと検索してみて下さい。
一言で言うと、
「たくさんの動物を、スペース的にも衛生的にも明らかに異常な状況で飼いながら
当の本人は自分のやっていることが問題行動であることを認識できない人間」 だそうです。
杉本彩さんも詳しく書かれています。→こちら☆

外国では研究も進められてて、アニマルホーダーの定義もされています。
● 多数の動物を飼育している(何頭かは一概には言えない)
● 最低限の栄養・衛生状態・医療を提供しない
● 動物や人間に問題が生じていることを認識できない
● 状態が悪化していくにもかかわらず、動物の飼養を続け、その数を増やすことに執着する

今まさに、私がいる現場がこれに当たるんです。

オーナーは、捨て猫を連れて来られると快く引き受けたり、自分でも保護したりして、
さすがにちょっと多過ぎるとは思ってたのですが、優しい人なんだな~と思っていました。
こういう病気があると知る前までは・・・。


ところが先日、里親募集中の猫の事でケンカになりました。
その際、私はあまりに多過ぎる店の猫を減らすべきでは? と提案しました。
とても私一人では面倒みきれないレベルの数だし、思い切って言いました。
それに対して、今まで見たことがないくらいにオーナーが激怒したんです! ビックリしました。

仲良くしてる動物保護ボランティアさんに相談したら、
「彼女は、自分では気づいてないけど 『アニマルホーダー』 だから周りが何言っても響かないよ」 と。
初めて聞いた単語だったもので、そこから私の「アニマルホーダー」についての勉強が始まりました。


私、今まで、自分でイヤになるほどオーナーに、
「水が空っぽでしたよ」 「フードがもう無いです」 「トイレの砂が全然無いです」 「〇〇ちゃんの具合が悪そうです」 などなど、
猫スタッフ達の様子と部屋の様子を逐一報告してたのですが、ほとんど耳を傾けてくれませんでした。
具合悪そうな子を病院に連れて行きたくても、私が飼い主じゃないから勝手に連れて行けない。
勝手にレジのお金を取って、フードや砂を買いに行くわけにもいかない。
私ができる事は、飼い主であるオーナーに報告するのみ。
なんでこんなに言っても改善してくれないんだろう? と不思議に思ってました。

・・・が、
「アニマルホーダー」 を調べていくうちに、すべてがつながりました。
まさにこれだ!! って。
上記の定義にピタリ当てはまります。

ボランティアさんに現状を報告し、
どうしたら猫たちが快適な環境で幸せに過ごせるようになるか? と相談しました。
今まで、何人ものホーダーに会ってきたボランティアさんは言いました。
「猫たちを本当に助けたいなら、その現場からアナタがいなくならなければならない」 って。
アニマルホーダーに周りが支援してはいけないのだそうです。
支援があると、「支援があるなら自分で世話しなくていいし、もっと猫を増やせるかも~」 と思ってしまうだけだって。
私が今まで、たびたび猫たちに持って行ってたフード類は、一切ストップするように言われました。
自分一人で飼育できるレベルではないという事を認識させないといけないから、
周りがあれこれあげたり、掃除なども手伝ってはいけないって。
私がしていた事は、さらに悪化させる原因になっていたのだと。


そこから、私の葛藤が始まりました。
私が世話を辞めると、じゃあ猫たちはどうなる?! もっと可哀想な事態になるやん?!
かといって、引き続き世話を続けると何も改善されないし、最終的には猫のためにもならない。
誰も物品を支援しないし、手伝いもしない状態にして、
「とても一人では飼育できる数ではない!」 と気づかせなければいけないのですが・・・
それも病気なので簡単には気付いてもらえなさそう;;
気付いたとしても、ホーダーが猫を手放す事が果たしてできるのか?!


でも、経験豊富なボランティアさんが 「手伝ってはダメ!」 と言うのであればそれが正解なのでしょう。
すごくツライし悲しいし、胸が痛くて張り裂けそうだけど、
猫たちの世話は今後せずに、知らん顔をしなければいけないのかな・・・ と思ってます。

そう心では決めたものの、
今までたくさん撮ってきた猫スタッフ達の写真を見ると、自然に涙があふれてきます・・・。
今まであんなに可愛がってた子達を、自ら見放すように持っていこうとしてる事。 もう会わないようにしようとしてる事。
本当はもっと一緒にいたいし世話もしたいのに、あの子達のためになるなら・・・ って、突き放そうとしてる事。
あの子達が大好きだからもっと世話してあげたいのに、それとは真逆の事をしなければならない状況に、
心のバランスが取れず、自分が崩れてしまいそうです・・・。

ツライです。 本当にツラ過ぎます。
あの子たち、私が離れる事で本当にいつかどこかで幸せになってくれるんだろうか・・・



先月末に、別件で相談に乗ってもらった霊感のあるお坊さんがその時言ってました。
私が、職場の多過ぎる猫たちの事が心配だから、そのためにはどうしたらよいか? と聞きました。
その答えが、
「その職場をすぐ辞めなさい。辞めたらそのうち崩壊します。崩壊したらボランティアさんが入って猫達を助けてくれます。
 そして、それぞれ里親さんに引き取られて幸せになります。」

今のこの事をすでに霊視されてたのか?! って背筋がゾ~ッとしました。
お坊さんのおっしゃった事が予言であれば、私が仕事と世話を辞めると、猫たちは将来的に幸せになってくれるって事よね?!



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