風はエーゲブルー・・・にしたい

愛車の307SWのことや、興味のある様々なことをダラダラと書いていきたいです。

今Windowsパソコンを買うのはどうなの?

2006年10月05日 | たわごと
 Windows Vistaへの秒読みが近づいてきた。ってこともあって、最近のノートパソコンに興味津々な俺。無線LANでリビングPCの野望です。まあ、そのためには無線LAN基地局も必要だし、パソコンを追加購入となれば、アンチウィルスソフトも買う必要がある。結局ノートパソコン+2万円弱っていうコストがかかるのは目に見えている。
 さて、そうなるとノートのスペックをどうするか?ってのがある。まず、Vistaを見据えていれば、1GBのメモリは必須だろう。少なくとも、512MBでスロットをひとつ空けておく必要がある(256MB×2では、メモリを買い替えになるのでダメ)。CPUについては、趣味の世界。モバイルのCeleronでもいいし、Core 2 Duoでも良い。HDDもお好きに。今現在の問題は、OSとグラフィックス。
 まずOSについてだが、当然のことながらVista待ちかどうか。Vista待ちなら、年末までお待ちください(多分無償アップグレードモデルが出るのではないかと)。じゃあXpでいいやってコースの場合はどうするか?問題なのが、マイクロソフトのXpへのサポート期限。みんな、Windows Xp Homeのサポートは、Vista販売から2年で終了だって知っているかい?今買っても、あと2年ちょいで終わりなんだぜ?詳しくは下記参照。

PC WATCH 三浦優子のIT業界通信
Windows 98/Meのサポート終了の理由 ~XP HomeもVista登場後2年で終了
XP Homeのサポート期限は認知されているか

 まあ、Windowsの各バージョンのサポートってのは、そりゃあグダグダに延ばされて来たのが実際だから、「今回もそうなるだろ」って読みが働くのもしょうがない(何より俺自身が『あと2年で終わり、は無理だろ』と思っている)。一般人はパソコンというOSもハードも一緒くたの商品を買っているという意識があるわけで、それを「あ、それのサポート終わるから。OS入れ替えるか、全部買い換えるかして」といっても、理解を求めるのは難しいだろう。結局普通の人にとって、OSがハードと分離しているという感覚はないわけで。じゃあ別々に売れば・・・ってなれば、それは商売上売りにくい。「売る」という点で、損はしても、誰も得になることはない。なので、結局サポート切れについても、(現在のところ)ユーザーがリスクを背負っている形になっている(本当に2年後にサポートが切れるのなら、ね)。Windos Xp Professionalというビジネス向け製品なら、+5年の延長サポートが用意される(らしい)。けれど、これが無償とは書いていないので、どうなるかは微妙(まあ、Windows NTのケースを見る限り、無償で行わざるを得ないんじゃないかと)。
 ところが、Windows Xp HomeとProfessionalの差額って8,000円くらい。これがまた微妙だ。8,000円の差額でサポートを買うのは微妙だ。だったら+αでVistaを新規購入って手もある。Media Center Edition 2005で+3,000円くらい(そういやMedia Center Edition 2005ってHomeと同じ扱いなのか?あ、2005ってあるくらいだから、+5年のサポートとして2010年までか?)。う~ん、2010年までやってくれるなら、こちらのほうが現実的か?なお、+5年っていう根拠は、マイクロソフトのサポートライフサイクルでメインストリームサポートフェイズを5年に設定していることに拠ります。
 ということで、『今パソコン買って、Vista乗り換えナシの場合は、Media Center Edition 2005のモデルがお買い得っぽい』という結論にしよう。うん。
 問題は、『やっぱりVistaが出たら、Vistaにしたいよね』って場合だな。メモリ1GB必須は良いとして、グラフィックスだ。Vistaのウリのひとつ(っていうか目玉)は、新しいインターフェイスデザインであるWindows Aeroが問題(@IT:このPCではWindows Vistaが動かない?)。とにかく3D性能が要求される。実質、PCI Express接続のビデオカードじゃないと不可ではないか?という説まである。
 興味深いことに、ついモデルチェンジしたばかりのHPのノートパソコンでのBTOオプションの変化がある。前のモデルであるHP Pavilion Notebook PC dv5200/CT(10月2日販売終了)と、新しいモデルのHP Pavilion Notebook PC dv6100/CTとの差は、見た目の割には大きくは無い。何より、チップセットがどちらもIntel945GM Expressで、デフォルトのグラフィックス機能がチップセット内蔵のIntel950と共通。つまり、マザーボードの基本は変わっていないということ。ところが、旧モデルはグラフィックス機能はチップセット内蔵固定だったのに対し、新モデルはCore 2 Duoモデルならば、NVIDIA GeForce Go 7400を選択可能になっている。こりゃ絶対VistaのAero対策だと思う。今更FFとかってわけでもなし。ただ、+15,000円は痛いなあ。スペック表からすると、256MBのメモリ付らしい。オンメモリを喰われるチップセット内蔵との差を考えれば、悪くない価格とも言える。
 というのも、メモリを512MB→1GBにアップグレードすると、記念モデルで+17,000円。」ぐはぁ、これは痛い。しかもメルコの互換品メモリを購入しても、定価で512MBが11,200円、1GBにいたっては23,000円。泣けてきますな。しかもSO-DIMMのDDR2 667(PC2-5300)なんて割と新しい規格なので、バルク品あるのか?1.5GBとか、2GBとかを実装することを考えれば、1GBにしてGeForceを選択というのも、実メモリ的には悪くない選択かもしれない(あくまで1GBで足りないというならば、ということだが)。
 お買い得という記念モデルにメモリ追加、GeForce追加、Webカメラ追加と、まあ色々つけると、15.4インチワイド液晶ノートでTVチューナーもないくせに15万円越えたぞ!マジですか!
 こうなると、Vista対応にするには、リッチマンなコースで行くしかない。もちろん、Windows Aeroを利用しないという選択肢もあるが、それだとサポート以外に、積極的にVistaを選択する理由がない。うわ~、完全二極化。開き直ってXpで行くか、対価を払ってVistaに行くか。ちなみに、メモリ価格はVista対策でメーカーが押さえにまわっているせいか上昇していたが、ようやく落ち着いてきた模様。とはいえ、横ばいになっただけで、また値上がりという線もあり得る。これはVista騒ぎが一段落するかしないと無理かもしれない。となると、やっぱり「待ち」って選択肢が一番現実的なのかもしれない。つまんねぇ!

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